これから紹介する記事を読む前までジェイソン・マロニーのことを”Monster”井上尚弥のラスベガスデビューで戦うそこそこ強い対戦相手としか思っていなかった。センセーショナルなKOをしてPFPキングになる記念的な相手みたいに。しかし、マロニーのことも応援したくなるエピソードを見つけてしまった。それはニックネームにも由来する物語だ。

 

 

 

まずマロニーのことを知るに杉浦大介さんのロングインタビューを読んでください↓

ボクシングマガジン最新号に掲載されているジェイソン・マロニーのインタビュー、完全版がウェブサイトにアップされました。雑誌ではスペースの関係でかなりカットされたのですが、ここに全文載せて頂いてます。 https://t.co/e4g8xzAUUJ

— Daisuke Sugiura 杉浦大介 (@daisukesugiura) October 21, 2020

ボクシング・マガジンでも4ページを使って特集されていたが、ノーカットだと更にマロニーがインテリジェンスでナイスガイだというのが分かる。イノウエの強さは重々わかった上で勝つためにしっかり仕上げてくるであろう最高のチャレンジャーだ。

 

 

 

しかし、杉浦さんの記事では異名については書かれていない。異名について書かれているのは、皆んな終わったと思っているWBSSのホームページですよ。おまけでバキバキのテカテカに仕上がっているマロニーの写真も！

World Boxing Super Series

https://worldboxingsuperseries.com/moloney-vows-to-cause-mayhem-in-clash-with-monster/

最新Newsでマロニーが取り上げられているのだ。英文なのでGoogle翻訳して読みました。

 

 

マロニー（翻訳するとモロニーになるw）は、もともと「スムースワン」と呼ばれていた。ごめん、それすら知らなかったわ。それが今は「メイヘム」と呼ぶ人もいると。「Mayhem」を調べると「大荒れ、大混乱、大騒ぎ」といった意味だ。マロニーは異名にこだわりは無く、どっちでもいいと思っていた。杉浦さんのインタビューでも触れられているが、マロニーには婚約者との間に娘がいる。ある日家に帰ると、家が少し散らかっていたそうで、婚約者に娘のイスラは1日何してたの？と聞いたところ、彼女が「イスラはメイヘムに行っていた」と言った。幼い娘が楽しく遊んで部屋を散らかしたのですね。それは面白いと娘のことを「メイヘム・マロニー」と呼ぶようになり、何度も呼んでるうちに気に入ってきたと。マネージャーにその話をしたところラスベガスでモンスターを大混乱させるのにも良いニックネームなのでは！となり、「メイヘム」に定着したんだって。翻訳をテキトー意訳してるので話半分で聞いてくださいw

 

 

 

そんなわけで、これからはマロニーもニックネーム付きで表記するようにします！

10.31🇺🇸MGM Grand Las Vegas

IBF & WBA Bantamweight World Titles Championship

 

“Monster”

Naoya Inoue🇯🇵

（19-0,  16KO）

🆚

“Mayhem”

Jason Moloney🇦🇺

（21-1,  18KO）

 

 

しっくりきますね〜。やはりボクサーは異名ある方がいいと思う。マロニーのことも知れて試合の楽しみが増したが、もちろんモンスター応援だし、優位だと思うのは揺るがないけど、ひとつだけマロニーが有利なのは6月に同じ会場で特異な環境（バブル）の試合を経験していることかな。日本でもバブル経済を知っている年齢層と知らない層では感覚違うからねw

 

 

 

とにかくどっちもベストコンディションでリングに上がってエキサイティングな試合を見せて欲しいですねー！期待してます！！サヨナラー