午後有休を取ってLeminoでボクシング見た感想文です。上司は会場に行くと思い込んでましたが、自宅でテレビ観戦ですよ。笑

 

 

15:30スタート。この時点では会場の有明アリーナはガラガラです。平日ですからね。解説は”アンタッチャブル”川島郭志、”日本のエース”長谷川穂積、”鉄のハート”亀海喜寛、めずらしい組み合わせな気がした。

 

 

日本スーパーバンタム級タイトルマッチ

下町俊貴 vs 津川龍也

サウスポー×オーソドックス。1R 長身下町のジャブが長い。圧をかけて前進。津川はスピードある。ボディージャブがいい。ポイントは右ストレートを当てた津川に。2Rお互いストレートのタイミングが合ってきた。3R津川がスピードで仕掛けるが下町はアッパー合わせる。4R津川がペースアップするが下町の間合いを縮めることができない。5R下町の左右ボディーが強烈、顔面への返しも入りやすくなってきた。6Rポイントリードされてる津川が強振するも打ち終わりに隙が出来たところを下町は見逃さないでリターン。7Rフェイント掛け合いは見てて楽しかった。下町の方がディフェンスの反応いい。8R完全に下町ペースになったと思ったところで津川が右カウンターをヒットさせ下町ダウン！ダメージあるが凌いだ。9R津川が肉を切らせて骨を断つタイミングで右を狙う。下町は回復を計る。10R津川が猛追するが下町なんとか逃げ切り判定へ。

96-93×2、97-92

3-0で王座防衛。津川、惜しかった。気迫を感じるファイトで好選手だった。まだ24歳、近いうちにまたタイトルに絡んでくるでしょう。下町はヒーローインタビューで笑顔なかったが、距離感抜群、上体が柔らかい、パンチに力みないけど硬そう。崩すの難しい強いチャンピオンだ。

 

 

OPBF東洋太平洋 & WBOアジアパシフィック・ウェルター級タイトルマッチ

佐々木尽 vs カミル・バラ

佐々木はいつも通りド派手なコスチュームで入場。1R佐々木スピード乗ってる。圧かけたところから左ボディーで効かせバラ後退。スイッチしてお腹が痛いの隠すが効いてるのバレバレだ。2Rバッティングでバラは左目上をカット。腹は効いてるが根性あるバラ。3R バラの右フック打ち終わりに佐々木が左フックを返してダウン。気持ち折れないバラはパンチ返してサバイブ。4Rバラが逆襲で手数出すが佐々木はガードしてる。目が良くてパンチ貰ってるけど逃がしてる。5Rバラがスイッチ繰り返しながらジャブ、さらにアッパーが有効。佐々木は倒してやろうと前のめりで被弾多い。ダメージはないかもだが。6R佐々木の右ボディーアッパーでバラの巨体が浮いてコーナーに後退、そのあとも左ボディー連打も耐え凌いだバラ。根性あるやんけー！7R開始から佐々木が仕留めにいって、フライング左フックでしっかり倒し切った。大味な…いやさ豪快な佐々木尽のボクシングを堪能しました。世界前哨戦で世界ランカーとやったら負けそうな気がするので、どうせならいきなり世界挑戦した方がいいかも。若さの勢いでチャンスは充分にある。IBF王者のジャロン・エニス以外なら。

 

 

 

 

WBA世界スーパーライト級挑戦者決定戦

イスマエル・バロッソ vs 平岡アンディ

サウスポー同士。1R平岡がスタンス広くジリジリ詰めて鋭いジャブ、バロッソはジャブの打ち終わり肩越しに左カウンターのタイミング計る。2R緊張感ある攻防。平岡がバロッソの強打を紙一重でかわすだけでなく右フックも合わせた。3Rバロッソ前に出てきた。平岡は冷静。スリリング。4Rバロッソの前進を平岡がジャブで機先を制する。5R平岡のジャブ冴え渡る。6Rバロッソが入ってきたところに右フックを引っかけてダウンGET。ノーダメージだけどラッキーなダウン。その後の右オーバーハンドの方がダメージ与えた。7R終了間際に右のダブルフック、右スマッシュでバロッソはコーナーに戻るとき口から血を吐いてた。8Rバロッソがジャブをダブルで出したりボディーも打ってきて左ストレートのタイミングを合わせてきた。9R平岡ギアアップ。左ストレートで後退させて右アッパーで2度目のダウン奪う。立ち上がってきたところ、もう一度左で倒してバロッソ立ち上がるもレフリーストップ？バロッソ陣営が棄権？でTKO勝ち！平岡は暫定王者を完封して、WBA世界スーパーライト級王者 ホセ・バレンズエラへの挑戦権を獲得。今日のボクシングを見る限り、世界のベルト獲る可能性かなり高いかと。ヒーローインタビューで英語でバレンズエラに「待ってろよ！」とアピールしてパーフェクトな試合を締め括った。

 

 

ダブル世界戦に続く…