第81回フェニックスバトル dTVチャンネル観戦の感想文

“フェニックス”大橋秀行 会長率いる大橋ジム主催の「フェニックスバトル」を見た感想文を書きます。

 

まず体重超過した佐々木尽は当日計量を68.1kgでパスした。リミットの8%(68.4kg)までOKとJBCのルールで決まっているから仕方ないとはいえ、前日計量でリミット63.5kgを1.8kgオーバーして試合当日68.1kgで試合成立ってなんだかなぁ。事故が起きる前にルール改正が必要だと思う!アンディがケガをしないのを祈るのみ。

 

 

第1試合は会社のPC観戦。第2試合は帰りの車でスマホ観戦(停車した時だけです)。第3試合から家のテレビで見れました。

 

 

 

谷原凌×西口享佑

デビュー戦の谷原は落ち着いていた。ジャブがいいし、かわして打つ。2R西口のカウンターがヒットするも、構わず前に出る谷原。3R押し合い打ち合い、谷原のボディが有効。ラスト4Rも同じ。判定は3-0谷原の勝ち。いじめられっ子だったという西口は強面相手に前に前に出て勇気があるファイトだった。

 

 

豊嶋海優× 堀井翔平

豊嶋速い、パンチ伸びて突き刺す感じ。ただデビュー戦で倒して勝つと力みがあった。単発気味。そう見えたのも堀井がプロキャリアの意地を見せたからだと思う。試合終了間際に堀井がラッシュを仕掛けたが豊嶋が全てかわしてカウンター合わせてたところに素質を感じた。豊嶋がほぼフルマークで3-0判定勝ち。次も期待。

 

 

遠藤勝則×高畑里望

ディナータイムになってしまい殆んど見れず。リボー選手TKO勝ちおめでとう!42歳、素晴らしい。あとで見直します。

 

セミファイナル

OPBF東洋太平洋バンタム級タイトルマッチ

中嶋一輝×栗原慶太

1Rヒリヒリする立ち上がり。どっちもパンチの炸裂音がエグい。先に当てた方の勝ちという緊張感が漂っていた。2R先にスラッガーの左フックがクリーンヒット。中嶋も返す。3Rロープに追い込んでスラッガーの狙い澄ました右フックが炸裂で中嶋ダウン。立ったもののダメージ濃厚。すぐさま同じパンチで薙ぎ倒してレフリーが即ストップ!スロー動画が流れたが、しっかりとナックルが返ってて効きそう、痛そうーって思いました。パンチ力があるって魅力だなぁ。ヒーローインタビューも初敗北を味わった中嶋選手に自分の経験も交えたエールを送っていて王者に相応しい人格だった。ナイスラッガー!

 

 

メインイベント

日本&WBOアジアパシフィック・スーパーライト級王座決定戦

平岡アンディ×佐々木尽

 

佐々木がいつも通りロングガウン着用でオラオラ入場。ちょっとだけヌルヌル秋山成勲みたいに土下座してから入場するかと思ったが、、すごく前向きに捉えたら、完全に振り切れていた。アンディも殺気ありのいい表情。試合が始まってからは、1発もアンディに当たって欲しくないと全力応援してた。戦前の予想どおり実力差はあり、見てるこっちがヒヤヒヤしてる場面でもアンディは余裕だったと思う。佐々木はYouTubeで自分でも言ってたとおり、リングに上がったらイッちゃうタイプだ。キャラが立ってるし、魅力的なパンチ力だ。ペナルティを受けて、その間に減量方法も学び直してリングに戻ってきて欲しい。さすがに3度目の減量失敗はプロボクサーとして許されないと肝に銘じて欲しい。そして、、アンディに話を戻そう。ヒーローインタビューでも「佐々木のことをあまり責めないで」と、渋かったわー。惚れました。名チャンピオン誕生。体重超過した佐々木にしっかりと勝ったことで、佐々木を救ったヒーローでもある。もしもオーバーした佐々木が勝っていたら、もっと非難されていただろうから。でもこれって結果オーライってだけだからね、こんな体重差で試合は行われるべきじゃないと思いました。

 

 

ホロ酔い感想文おわりー。さよなら!

第81回フェニックスバトル dTVチャンネル観戦の感想文” への3件のフィードバック

  1. 佐々木、ウェルターで禊して欲しい。
    小原とバチバチに打ち合えばいい。アッサリやられるだろうけど、正規ウェイトならファンは満足しそう。小原サイドも興行的にメリットはありそう。そこまでやらないと禊にならない気はする
    それで、小原が平岡とやればいい!ビール必携で!

    1. ウェルター級ではパンチ力が活きなそうですね。耐久力もキツそうです。減量方法を一から見直してスーパーライト級で戦うのがいいと思いますが2回目ですから、どうなりますかね。
      ただ小原佳太×佐々木尽、小原佳太×平岡アンディが実現したらビールがぶ飲み観戦決定の面白さですね!

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