WOWOWオンデマンドでボクシングを見た感想文です。二日酔いだがギリギリ起きれた。アンダーカードの時間にシャワーを浴びてサッパリ視聴だ。

IBF世界フェザー級タイトルマッチ

ルイス・アルベルト・ロペス vs 阿部麗也

ニックネームで書いていきます。浴衣みたいなガウンでアベさんが先に入場。少し表情が硬いが適度な緊張感ということに。ロペスはリラックスした表情。自信満々といった感じ。

オーソドックスvsサウスポー。1R予想どおり王者ベナドがプレスかけてくる。アベさんはフットワークで躱そうとするもベナドのパンチが伸びるし追いながら5連打ぐらい打ってくるのは面食らったかも。いきなり右アッパーもヒットさせた。2Rベナドの変則ワンツーも有効。パンチの出どころが見づらそうな強打をブンブン振り回してくる。パンチかバッティングでアベさんは右眼の腫れがひどく早くもドクターチェック。3Rアベさんの様子見パンチではロペスは止まらない。タイミングを測るには有効だが、早めに勝負をかけたいところ。インターバル中のKG大和陣営の通訳とレフリー&ドクターとのコミュニケーションが不安を感じる。3人のうち1人が通訳に追われてアベさんが「水ください」というまで供給できないセコンドワークの乱れも。4R余裕でてきたベナドが休みながらも攻める時は迫力ある連打。フックとアッパー引っ掛けてから追撃が効果的ですねぇ。5Rアベさんが左ストレートで先制するが最後にベナドの攻めでポイント取られる。6Rアベさんの左にパワーがあった。タイミングも合ってる。初めてアベさんにポイント振れるラウンドだった。7Rアベさんがロープに詰められる時間が続く、ベナドのパンチは空いてるところに、態勢や打ち方関係なく当ててくる。8R会場から「ベナド！ベナド！」のコールが起こる、それに手を上げてファンに応えてから、一気に仕掛けて連打連打でレフリーストップを呼び込んだ王者ベナドのTKO勝ち！完全なるフィジカルパワー差でねじ伏せられた。右眼周辺の腫れもスロービデオで見たら完全にパンチで、残念ながら完敗でしたね。アベさん、ひとまずゆっくり休んでください。ベナドの意味は「鹿」ですが、ロペスは「野性の鹿」ですね。超強かった。

WBA世界フェザー級王座決定戦

オルベク・ホルマトフ vs レイモンド・フォード

サウスポー同士。1Rホルマトフの左ストレートが伸びる。フォードはシャクール・スティーブンソンみたいなスタイルで様子見。2Rリング中央で攻防。ハイレベル&ハイスピード。ポイントはフォードのバランスを崩させたホルマトフ。3Rホルマトフが左フックを叩きつけて効かせたか。4R解説の西岡利晃&村田諒太はフォードに付けていたが、私はホルマトフのボディにポイントを振る。5Rフォードが近距離でホルマトフの強打を躱しながら前に出る。6Rフォードのペース。7R接近戦はフォードの方がテクニックで上回る。8Rジャブでバランス崩させたフォードのポイント。9Rホルマトフの手数が減らない。10R最後の右フック1発でフォードに振る。11Rホルマトフかな。12Rポイント厳しいフォードが残り30秒ぐらいで右アッパーを効かせて追い回しホルマトフがロープで背を向けるシーンがあったところでレフリーストップ！残り7秒、大逆転TKO勝ちだ！ポイントはホルマトフが2-1で優勢だった。新王者フォードは階級アップを示唆。

さよならー