日本人絡みのIBF指令が2つ。いつもチェックしているアメリカのボクシング情報サイト「Boxing Scene」で報道された内容を、日本のサンスポが記事にしていたので紹介する。種類が違うインパクトがありますよ。
①激安ファイトマネー……
【ボクシング】矢吹正道VSアルバラードの興行権はアルバラードと契約するMPプロモーションズが約442万円で落札
IBF世界フライ級タイトルマッチ 矢吹正道 vs フェリックス・アルバラードの興行権入札が行われたのだが、驚きポイントが3つあった。
- 入札したのがマニー・パッキャオのMPプロモーションのみ
- 落札額が3万ドル(約442万円)
- 矢吹の取り分は65%の1万9500ドル(約287万円)
矢吹がアンヘル・アヤラを倒して2階級制覇を達成したのは3150xLUSHBOMU興行だったが、手を切ったのでしたね。それはそうとして、緑ジムが入札に参加しなかったのはなぜだ?Zoomの接続ミスったのかな。
MPプロモーションが落札した権利を他のプロモーションに転売するってありでしたっけ?もし可能なら帝拳(アマプラ興行)、大橋(Lemino興行)に組み込んでもらえば良いかと。世界チャンピオンがこんな安いファイトマネーで試合するとか萎えるので。
15日以内に契約書をIBFに提出する必要と書いてあるので今後の動向も注目だ。
②おもしろいマッチアップ
【ボクシング】IBF、西田凌佑とアンカハスにIBF世界Sバンタム級挑戦者決定戦指令と米専門メディア報道 勝者は井上尚弥への挑戦権獲得
IBF世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦 ジェルウィン・アンカハス vs 西田凌佑を命じた。勝った方が4団体統一王者 井上尚弥への挑戦権を得る。ま、早くても挑戦できるのは1年後になりそうですけども。
なぜ5位のアンカハスと8位の西田なのか。1と2位は空位だから、3位マーロン・タパレスは同じMPプロモーションだからアンカハスに譲ってはありそう。4位シャバズ・マスーは昨年11月から試合していないので負傷とかかな。6位が下町俊貴、9/14名古屋・IGアリーナに参戦するからタイミング合わなかったのかしら。下町は9月の次の試合でタパレスとランカー対決ありそう。
アンカハスvs西田に話を戻す。アンカハスはバンタム級とスーパーバンタム級で4勝1敗だが内容はイマイチなので、減量苦から解放された西田が有利だと思う。
交渉期限は9月23日、合意しない場合は入札となる。こちらも注目しておこう。
さよならー
NAOYA INOUE -NO LIMITS- 井上尚弥vsムロジョン・アフマダリエフ
