2025年ボクシングの大トリ、大田区総合体育館で開催された試合をLeminoで見た感想文です。
スーパーライト級6回戦
菊池音央 vs 倉持廉太
菊池は志成ジムに移籍して初戦。リングインするときに木村吉光に気合い入れで背中をバーンて叩いてもらったんだが、コール終わってTシャツ脱いだら背中に真っ赤な手形が。木村ハードパンチャー。
1Rに左フック相打ちで菊池ダウン寸前、よく耐えた。バッティングで倉持が大量の鼻血で流血戦に。菊池は返り血を浴びたが赤髪・赤グローブ・赤トランクスで目立たない。菊池は左ボディー良いが、パンチ打つたび貰うたびに髪をかき上げるのは良くない。6R菊池がラッシュかけて左フックがクリーンヒットしたところでレフリーが止めた。最終ラウンドまでスピードと手数が出たのは素晴らしかった。
お風呂に入ってるあいだに1試合終わってた。
58.0kg契約8回戦
嶋田淳也 vs 篠田将人
帝拳→志成ジム移籍の嶋田。オーソドックス×サウスポー。嶋田は正統派ストレート系、篠田はフックぶんぶん系か。2Rに篠田が見せ場を作るが、3Rに右ストレートから右アッパーを5連打してレフリーストップでTKO勝ち。少し早い気がしたが、ロープに詰まって同じパンチを5発くらったら止められても仕方ないですな。
WBA世界ライトフライ級挑戦者決定戦
吉良大弥 vs イバン・ガルシア・バルデラス
前日計量でバキバキの身体を披露した吉良は試合でも動きよく圧力も強い。早い段階で打ち終わりに左右のパンチを合わせてタイミング抜群。2R吉良がジャブに右クロスカウンターを合わせてバルデラスが沈んでテンカウント。スローで見たら右クロス合わせる前のジャブとバックステップでアジャストしてましたね。素晴らしい勝ち方。ライバルの高見亨介に勝ったWBA & WBO統一王者レネ・サンティアゴと試合が組めるか注目ですな。
休憩、約1時間…。。
WBA世界バンタム級挑戦者決定戦
井岡一翔 vs マイケル・オルドスゴイティ

リヤド・シーズンのときのモンスター井上尚弥と同じピンク色気分の井岡。体格互角。
1R 慎重にジャブで距離を測る井岡。様子見。
2R マイケルが右ストレートとアッパーを振ってきたが井岡はブロッキング。左フックから左ボディーのダブルでマイケルからダウンを奪う。立ってきたあとは左をジャブ・アッパーでも。
3R マイケル猛攻。井岡はロープ背負ってディフェンスからボディー。呼び込んでたかも。ボディージャブ、右ストレートから左フック、綺麗なフォームですなぁ。
4R 距離き合ったパンチを打ち分ける井岡。最後は右ボディーから左ボディーをジャストミートさせてマイケルにテンカウントを聞かせた。マイケル陣営がカウント途中でリングインして棄権アピールしてたがレフリーは10数えた。ちょっとレベルの差がありましたね。
リングサイドにはWBA王者・堤聖也、WBC王者・井上拓真が視察に来てたので、ヒーローインタビューで面白い展開を期待したが、「来年5月、東京ドーム、井上尚弥×中谷潤人のアンダーで拓真とやって盛り上げたい」とアピール。
今回ABEMAからLeminoに配信が変わってるし実現性高そう!!堤は休養王者アントニオ・バルガスと戦わなきゃいけないだろうからね。今後の展開に注目だ。
今年もお世話になりました。来年も宜しくお願いいたします。よいお年を〜。
【12/16発売】 ボクシングマガジン2025冬
https://amzn.to/48EYvQc
11月24日 17:00 『PRIME VIDEO BOXING 14』
https://amzn.to/4i9G6zs

