12.30FUJIBOXING関係者コメントまとめ

まとめと言いつつ短くまとめられてない…。敬称略・順不同です。順番もまとめられてない…。どうぞ…

 

 

浜田剛史

相手のチュプラコフが突っ込み、伊藤が避けようとしても、しつこくぶつかり、もみ合い、3回まではボクシングというより、むしろ相撲の様相を呈した。ともにまぶたをカットする激闘。リズムのボクシングを身上とする伊藤にとっては、それもままならずにまったくやりにくい戦いとなった。突っ込んでくる相手を押し返していた滑り出しの展開を見ていて、伊藤はその苦境にどう対応するだろうかと興味深かった。

凱旋防衛戦とあってファンも注目したと思う。そんな中で伊藤は4回、相手の突っ込みを右に左にさばき始めた。闘牛士が突っ込んでくる猛牛をかわす形だ。これで距離が取れるようになり、相手も攻めあぐみ、伊藤の持ち前のリズムが復活した。いやな展開を切り替えるということは難しいことだが、それをやってのけたことは、やはり米国で王座を獲得したことによる自信だろうし、また力もつけたということだろう。今回の勝利は大きい。

 

川島郭志

井上兄弟はしっかりと練習をしているから、スタミナが最後まで切れないのも武器。心技体が高いレベルにあるから、悪い局面になっても立て直せる。兄の尚弥と比較される立場だが、強引にパワーで倒しにいく必要はない。今日のようなタイミングを生かした戦いでも、十分にKOできると思う。左ジャブを使ったり、急に右構えに変えた相手との戦い方など、今後は対応力も身につけながら、防衛を重ねていって欲しい。

伊藤は米国での勝利の自信が戦い方から伝わってきた。パンチもシャープで連打でも乱れないし、上下の打ち分けもうまい。選手層の厚い階級だが、被弾の少ない選手だし、長期政権も期待できる。

 

大橋秀行 会長

(拓真が冷静さを失い)「俺が余計なことを言っちゃったね。これが世界戦。バッティングしたら普通はズルズルいくけど、拓真は普通の選手じゃないね。守りがすごくいい。足さばきは尚弥よりいい。世界戦でこの試合ができたのはすごい収穫」

 

 

長谷川穂積

井上尚弥選手の弟として注目された拓真選手は勝つことが第一条件だったので、まず合格だと言える。

一方で、倒しきれなくても、もっと強いダメージを与えることはできただろう。今回の相手はロープにつめると一瞬待つ癖があったので、救われた部分があった。例えば(元WBCバンタム級王者)ウィラポンのように手を出してくる相手ならどう反応したかなど、課題も残った。

ただ、彼には大きな伸びしろがあるので心配はしていない。彼自身のオリジナルなボクシングをつくってほしい。パンチ力より手数とタイミングで倒すボクシングを目指してほしい。

WBCバンタム級は辰吉丈一郎さんや僕、山中慎介君が継承してきた大切なベルト。それだけに、拓真選手にはすばらしい王者になってほしいと願っている。まず暫定から正規王者になり、正真正銘の王者だと証明してほしい。

伊藤選手、拳四朗選手、拓真選手とこの日勝利した3人は今後のボクシング界を背負って立つ人材だ。そして、これからの王者は海外進出やWBSS、統一戦と活躍の場が広がっていく。僕たちの時代とは違う、ボクシングの新時代が到来している。

 

山中慎介

兄の尚弥との違いは一発の決定力だが、今後の拓真の課題は得意のパンチを磨くこと。強打があれば、相手も簡単に近づけなくなるし、戦い方の幅も広がるはず。まだまだ伸びしろはある。

伊藤は米国での王座奪取と初防衛戦で、ボクサーとして様変わりした。東洋太平洋王者時代はカウンター主体のスマートな選手だったが、攻撃的な印象を受けた。序盤、距離を潰してきたチュプラコフにショートパンチで応戦し、4回以降は相手との距離を遠くして自在にパンチを当てていた。パンチの切れ味も格段に増していた。

スーパーフェザー級は海外でも有力選手が多い。国内外問わず、勝負していってほしい。

 

 

【井上尚弥手記】これからは王者として拓真の色と道を作っていけ

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181231-00000024-sph-fight

お兄ちゃーん😭昨日、兄貴と呑んでたから余計に染みた。これからも兄弟で切磋琢磨、井上拓真!

 

モンスターからハンサム

「ものすごい初防衛のプレッシャーがかかる一戦だったと思うが、攻めどきを見逃さず、素晴らしいラッシュだった」「相手のダメージを見極めていた」

 

 

本田会長

「(チュプラコフは)やりにくいけど、最後よく決めた」「今度は米国でやる予定です」「(開催地は)まだ決まってない」「(同じ階級には)たくさん強敵がいる。本人は(団体)統一戦をやりたがったいるが、次という訳にはいかないと思う」

 

 

井上拓真

「最高です。応援で最後まで踏ん張ることができた」「まだまだ暫定。正規の王者じゃない」「1回でインパクトのある試合を見せたい気持ちが前面に出てしまった。こんな内容では尚弥に並んだとは言えない」

 

 

父・井上真吾トレーナー

「まだ暫定王座。バンザイで喜べない。正規王者になって喜びたい」「今夜は家でチビチビ飲みます」

 

 

伊藤雅雪

「KOで締めたかった。結果は納得。KOは求めていたし、求められていた」「来年、もっともっと大きな試合、強い相手。誰とでも戦っていく。井上尚弥君のようなスペシャルな選手にはなれないけどハートがあるんで。僕にしかなれないチャンピオンになりたい」

 

 

チュプラコフ

「内容自体はよくなかった。コーチからいろいろ指示があったが、実行できず満足していない。接近戦に持っていきたかったが、試合が進むにつれて距離をとられてうまくいかなかった」

 

 

拳四朗

「勝てたのはうれしいが、反省点が何個もできた。改善していきたい」「防衛回数は狙います。13、14は意識している」「素直に喜べないけど、来年につないだかな」

 

寺地永会長

「まだ予定はないが、(来年)春までにできれば」

 

 

 

日本選手三連勝!!!マカオも三連勝期待!!!

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