興奮を冷ますためにビールをがぶ飲みしたのでほろ酔いで書きます。WOWOWエキサイトマッチで生中継されたWBC世界ヘビー級タイトルマッチ タイソン・フューリー×デオンテイ・ワイルダーは凄い試合だった!
予想してたとおり開始からワイルダーが仕掛ける。積極的にボディージャブを打っていて良い立ち上がり。フューリーは対応力がありペースを握るのが上手い。先にダウンを奪ったのはフューリーでロープ際で右ストレートをテンプルに打ち込み左のアッパーもヒット。一気に決まると思いきやワイルダーのド根性爆発。4Rに右ストレート連発で2度のダウンを奪い返す。勝敗を分けたのは「回復力」だったと思う。ワイルダーは前半から飛ばして短期決戦を狙ったのもあってダウン後から試合終了まで脚がグラグラだったのに対し、フューリーは暫くするとダウンしたのが嘘のような動きをしてた。後半戦に入ってワイルダーは一発に賭ける感じでパンチを打つがスピードもパワーも明らか、フューリーは憎たらしいほどコンパクトにジャブ、コンビネーション。10Rフューリーの右がヒットして2度目のダウンを奪う。ワイルダーはよく立った。ここら辺からは「がんばれワイルダー!!」と思って試合を見てた。そして11Rフューリーの右が炸裂して倒れたと同時にレフリーが試合終了を告げた。記者会見から舌戦、入場パフォーマンス、試合もエキサイティング!さすがヘビー級という圧倒的な迫力でした!!年間最高試合候補でしょう。2人ともありがとう。
1戦目はワイルダーが2度ダウンを奪うもフューリーの分のいいドロー。2戦目はフューリーが2度ダウンを奪い7RTKO勝ち。しかしワイルダーは入場コスチュームのハンデがあった(ということにしよう)。そして、3戦目はワイルダーが2度、フューリーは3度のダウンを奪って11RTKO勝ち。完全に勝負あったと思う。
勝ったフューリーは3団体王者オレクサンドル・ウシクとビッグマッチか?!でもフレームの差がありすぎてウシクの勝つ姿が全然想像できない…。同じ相手に連敗を喫したワイルダーもフューリーに勝つのは……。どうするのかな。
レフリーであるラッセル・モーラ氏の厳格なレフェリングも好試合になった要因の一つだと思う。ブレイクなのか続行なのか両者の身体をバチンと強めに叩いてコールして明確だったし、フューリーがネックロックを仕掛けたら、ちゃんと自分を見て話を聞くまで試合再開しないで注意していた。ルールが守られてこそのスポーツですからね。
モーラ氏の奇跡の一枚
フューリーの胸をタッチ!笑
勝ったフューリーは31勝22KO1分無敗。感動するほど頑張りを見せたワイルダーは42勝41KO2敗1分。今後もヘビー級から目が離せませんねー。飲み直します。さよならー
4Rが後10秒あったらどうだっただろうか?とは思う。
厳格なレフェリングなら、3Rのクリンチ際のフューリーの打撃はOKなのだろうか?
色々エクスキューズ付くような試合ではある。
4R、惜しすぎた。3Rのダメージさえ無ければなあ。
フューリー意外にアッサリとウシクにやられるかも?ジョシュア戦前も勝負にならないと思ってたけど結局翻弄されたから。
ウシクはTフューリーに勝てるか?。
勝ってほしいが・・・。
私は厳しいと思います…。ウシクはAJ前も無理って言われてて勝ちましたが、流石にフューリーはAJみたいな脆さがないので。ただ、やってみないとわからないのがボクシングでもあるので、統一戦は実現して欲しいですね!
ワイルダーのラビットパンチが気になった。
気付かなかったです…。見直す時に注意して見て てみます。