福永亮次
が保持していたWBOアジアパシフィックと日本スーパーフライ級の王座を返上した。12/31大晦日に井岡一翔の持つWBO世界王座に挑戦するために退路を断つと。この意気込みは買いですな!福永は超強運の持ち主でもあると思う。世界スーパーフライ級王者はWBAスーパー & WBCフランチャイズがエストラーダ、IBFはアンカハス、WBOが井岡。世界ランカーもロマゴン、シーサケット、クアドラス、ニエテスなどなど大渋滞しているので、挑戦のチャンスはそうそう訪れないはずだったのが舞い降りたんだから。それでも井岡が有利だと思うけどね。
アジアのスーパーフライ級に話を戻す。
アジア3冠王者だった福永は11月にOPBF東洋太平洋を返上、今回のこり2つも返上でアジアのスーパーフライ級王座はバラバラになる。各ランキングをチェックして決定戦の組み合わせを予想する。
【OPBF東洋太平洋】
http://www.opbf.info/data/ratings/2021/10.pdf
こちらは決まっているので1番最初に。来年2/28 後楽園ホールで王座決定戦、同級2位 橋詰将義(角海老宝石)vs同級3位 古谷昭男(六島)で争われる。橋詰は18勝(11KO)2分で無敗、古谷は9勝(3KO)4敗で世界ランカー。どちらも関西が主戦場だったから、あまり知らないです。。
【日本】
https://www.jbc.or.jp/ranking/rank/2021/j/202111j.pdf
1位 久高寛之(仲里)と2位 川浦龍生(川島)は12/5に挑戦者決定戦で戦って、ベテラン久高が勝ったので優先権獲得。王座決定戦の相手は3位 中川健太(三迫)で決まるでしょう。ともに1985年生まれの36歳で元日本王者あり。渋い試合になりそう。本来であれば来年1/15に福永とタイトルマッチをやるはずだった9位 中村祐斗(市野)になるべく早くチャンスが訪れると良いですね。
【WBOアジアパシフィック】
https://www.wboboxing.com/rankings
1位は中国のラップ・チョンチョン…弱そうな名前だが9戦全勝4KO。相手の質はイマイチだけど。2位 橋詰将義はOPBF優先で。3位は田中恒成(畑中)、今更アジアやる必要なしでパス。4位 川浦龍生…負けたばかりでも直ぐチャンスが回ってくるのはスターの証でもある。5位 今川未徠(木更津グリーンベイ)4連勝中で勢いに乗る26歳、ありえる!6位はフィリピン人。7位 古谷はOPBF優先。8位 井上夕雅はフライ級の選手かと(11月に日本ユース・フライ級の王座獲得)。9位もフィリピン人。ダークホースは10位の梶颯(帝拳)、福永をあと一歩のところまで追い詰めたからね。
WBOアジアパシフィック王座は日本第二ベルトと言っても過言じゃない。ミニマム級〜ミドル級の13階級のうち、12階級の王者が日本人(福永を含めてある)、唯一違うのはスーパーフェザー級のジョー・ノイナイ(フィリピン)だけ。ということで、1位の中国人チョンチョンは無いだろう。順当ならば4位 川浦vs5位 今川なんだけど、、10位の梶が政治力の違いで一気にランクアップして、川浦・今川のどちらかとってのもありえる。すごいある気がしてきた。帝拳パワー!
モンスター井上尚弥の言葉を借りると…
ボクシングって、、こういうことよくありますやん。
誰と誰で決定戦やるのか今後も注目していきます。さよならー
“福永亮次の王座返上で風雲急を告げる国内スーパーフライ級” への2件のフィードバック