あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願い申し上げまする〜。すでにホロ酔いですが、ビッグマッチ恒例の関係者コメントを集めたので紹介しますよ。抜粋しているので全文はリンクからどうぞー。
井岡一翔
試合後
https://www.sponichi.co.jp/battle/news/2021/12/31/kiji/20211231s00021000529000c.html
「映像を見て、凄く気持ちも強いし、サウスポーで好戦的な選手という印象はあった。僕もしっかり準備していたので、やっていて特に驚く点というか、戸惑いとかはなかったですけど。気持ちがタフで、結構いいパンチが当たっても、崩れるかなと思ってもなかなか崩れてくれなかったので、その点は凄くやりづらかったです。やりながら、途中のラウンドからは次のことを考えていた。これもケガせずに終わることが一番だなって。あんまりリスクも背負って戦いたくなかったし、打ち合いもいきたくなかったし。もう一度交渉を進めてもらって、アンカハスと」
一夜明け
https://www.bbm-japan.com/article/detail/28298?page=1
「欲を言えば、KOで勝ちたい、もっといい勝ち方をしたいというのはありますが、一番は勝つことです。どんないい試合をしても、負けたら何もならないんですから」
「2022年は統一戦を実現して、統一チャンピオンとしての姿を見てもらいたいですね」
福永亮次
https://www.nikkansports.com/battle/news/202112310001078.html
世界を肌で感じた。パンチも、全部逃がされている感じがした。自分のボクシングをさせてもらえなかった。なんか、うまかったですね。思っていた通り、教科書通りの完璧な、隙のないボクサー。35歳で、これ以上はないという気もしますが1回考えます。ゆっくり1回休んで。
浜田剛史
https://www.sponichi.co.jp/battle/news/2021/12/31/kiji/20211231s00021000484000c.html
「統一戦がなくなったモチベーションや次を見据えてケガを避けたい考えも分かる。相手が頑張ったので倒せないのなら仕方ないが、下がりっぱなしだった11、12回は判定でいいという姿勢が見えた。ボクシングファン以外もテレビを見る大みそか、コロナ下でも試合を実現させた関係者のためにも、KOの期待に応えてほしかった」
畑中清詞
https://www.chunichi.co.jp/article/393698?rct=battle
「15勝14KOと高いKO率からリトルパッキャオと言われていた福永だったが、大人と子どものようで井岡を脅かすこともなかった。もっと豪快かつ大胆な攻撃で王者を苦しめる戦いを見せてほしかった。しかし井岡のディフェンスは以前にも増して良かった。本当は倒して格の違いを見せたかったのだろうが、それをしないのが井岡で、決して無理をせず危険を冒さない。余裕を残して終わるのも井岡スタイルだ」
大橋秀行
https://www.nikkansports.com/battle/news/202112310001010.html
「あえて課題を言うなら10~12回の戦い方だろう。仕留める好機もあったが、少し受け身だった。井岡は強引にKOを狙うタイプではないが、欲を言うならKOも欲しかったところだ。対する福永は1回に思い切った攻撃が欲しかった。1回は様子を見る井岡のスタイルを知っていただろうし、畳み掛ける強引な攻撃が欲しかった。ただタフさ、相打ち気味にボディーアッパーを打った技術は光っていた」
内山高志
https://hochi.news/articles/20211231-OHT1T51122.html
「井岡の技術の高さが際立った一戦だった。取られたラウンドも2つくらいでは。今回はガードの良さと、いかに大きく振らないで打つかというところだった。アンカハスとやる予定で、福永も同じサウスポーなので。練習してきたものが、その通りに出たのだと思う」
長谷川穂積
https://www.daily.co.jp/ring/2022/01/01/0014956706.shtml
「サウスポーを相手に右ガードを全く下げず常にあごを引くことを意識している姿はボクサーのお手本だった。しかし、左回りしかできずリズムがワンパターンになる福永選手は、癖を探しやすく、パターンが読めて怖さも少ない。それでも、前戦に続いて王者の全体的なコンディションがあまりいいように見えなかったのは、年齢なのかモチベーションなのか。アンカハスとの統一戦へ向けてよいコンディションをつくれるように期待したい」
五十嵐俊幸
https://www.tokyo-sports.co.jp/fight/boxing/3901409/
「正直、井岡が負ける相手ではないのかなとも思う。例えば(2020年12月の)田中恒成(畑中)戦でいえば、映像で客観的に見て『狙うならここだ』というところを、その通り打ち抜いてKOで勝つ。あれが井岡の強さ。一切、慌てる様子もなく冷静に淡々とやる。彼も10年以上のキャリアで、そんな境地にたどり着いたんじゃないかなと思う」
2022年もボクシングで盛り上がっていきましょー!!
https://oscar-delahoya.com/archives/9247
長谷川さんの解説が的確。
井岡は苦戦したと思う。
福永は井岡が止まった時に行ききれなかった。空振りでもなんでも、圧力かけまくって、かつてのコテコテコリアンファイターのようにバッティング肘打ち厭わないで前にで続けたら面白かったと思う。如何せん挑戦者が王者に敬意払いすぎで、クリーンすぎた。
井岡が「コイコイ」なんてやってる間に、かつての名王者、張正九なら頭ごと突進してパンチと同時に頭突きぶちかましたと思う。福永はイイ人過ぎた。井岡は確かに巧かったけど、昨日のコンディションならやりようはあったとは何となく思う。
たしかにリスペクトしながら戦ってる感じでしたね。何度かバッティングしながらの攻撃はありましたが、福永本人も言ってたように、もっと闘志を全面にチャレンジャーな戦いを出来たら戦況は変わったかも。それをさせなかった井岡が流石なのもありますが。