佐川遼x松本圭佑 白熱の日本フェザー級王座決定戦をFODプレミアムで見た感想文

好カード揃いで1試合目から客入りがいい。

 

 

池﨑創哉×内藤大起

サンシャイン池崎じゃなくてサウスポー池﨑に対し、デビュー戦の内藤がフックを振り回し攻め立てるが、池﨑がボディーのカウンターで止めて、ストレートで消耗させ最終4Rにパンチをまとめて TKO勝ち。2戦全勝2KO。

 

 

川口高良×小西佑亮

日本ライト級17位の川口に長身のノーランカー小西がアタック。色白×褐色、短髪×セミロングでキャラ対比あり。一進一退の攻防でドローかなと思ったら、58-56川口、58-56小西、57-57でズバリだった。

 

 

磯谷大心×伊藤大賀

B級初戦の磯谷と、この試合勝てばA級昇格の伊藤。1R立ち上がり硬い磯谷を伊藤が適打で。2Rも鋭い踏み込みの右ストレートでポイントGET。その後は夕飯食べながら視聴でしたが、観るたびに伊藤の右ストレートがヒットしてたので印象に残った。その印象どおり伊藤の判定勝利。

 

 

パンヤ・ウトック×鈴木雅弘

パンヤことプンルアンは約200gオーバーウェイトだが、元々はバンタム級世なので鈴木とは体格差がありすぎた。立ち上がり鈴木の動きが良い。特に左フックがいつもながら惚れ惚れするね。カウンターのタイミングも。一番の武器であろう左ボディー打ちはメキシカンみたいな力強さだ。その左ボディーで2Rに元世界王者を悶絶させた。そろそろタイトルマッチ見たいね。

 

 

宝珠山晃×青山功

日本フライ級9位×日本スーパーフライ級8位の変則ランカー対決は1Rからバチバチ。中間距離ではサウスポー宝珠山の左ストレートと青山の右ストレート打ち合い。互角。近距離では宝珠山の方が器用でポジションをずらしながら多彩なパンチ、青山は引かないでパワープレイ仕掛ける。その後はラスト8Rまで打ち合い打ち合い。しっかりディフェンスしてクリーンヒットを多く当てた宝珠山が明確に競り勝った。ヒーローインタビューで本人は謙遜してたけど、今日の試合が一番成長&可能性を感じました。

 

 

保坂剛×石井龍誠

続いても日本スーパーフェザー級6位×日本フェザー級12位の変則ランカー対決。サウスポー同士。お互い右ジャブがシャープ。左ストレートがよりキレていたのは石井で1Rいきなり被せ気味に合わせてダウンを奪う。2R保坂の左もヒットしてたが、またもや石井の一発の方がダメージ与えた。3R上半身を柔らかく動かして、そこから右の使い方が多彩な石井のポイント。アッパーが有効だ。4R打ち合いの中でこれまで当たっていた石井の右アッパー&左ストレートがビシバシでダウンを奪う。立ち上がったけど、ダメージ濃厚でここで止めても良かったと思うが再開してパンチまとめられたところでレフリーストップ!石井は金子ジムに移籍して3連続KO勝ち。めっちゃいいパターンですね。

 

 

佐川遼×松本圭佑

日本フェザー級王座決定戦。選手コールのときの両者はどっちも引き締まった顔だった。1R緊迫感ある立ち上がり。松本のラウンド。2Rスピード加速で松本が先手、終盤に佐川も盛り返すがポイントは松本に。3Rも松本。自分の距離に入らせさせず佐川のパンチは空振り目立つ。4Rポイントは松本だが、佐川の距離詰めてボディが当たってきた。5R佐川のボディーにポイント振る。アッパーで散らしてボディーがいぶし銀。6R佐川の気迫ボディーで松本を下がらせた。7R松本がスピード鈍りながらもポイント取ったと思いきや最後にボディー効いちゃった素ぶり見せたので佐川ポイント。8Rも佐川のボディー。残り2つ勝負だ。9R松本がアウトボクシングでポイント取る。ここにきてこのフットワークは底力を感じた。10Rも同じ。佐川も気迫の表情で詰め寄るも捕まえきれず。自己採点は2ポイント差でミライ⭐︎モンスター松本の勝利。ジャッジは98-92、99-91×2で思ったより開いたね。いやー、エキサイティングでした!佐川の気迫も凄まじく、そこを上回ったことで松本は更に強くなるでしょう。これで世界ランキング入りも確実で、着々と父が成し得なかった世界ベルトに近づいたね。今後も要注目だ。

 

見逃した方はFODプレミアムのアーカイブもしくは2日後のド深夜ディレイ放送で絶対に見るべし!

 

 

FODプレミアムhttps://fod.fujitv.co.jp/title/8235/

フジテレビ→https://www.fujitv.co.jp/sports/fuji_boxing/index.html

 

 

少し長かったけど好試合が多く満足です。飲み直そうっと。さよならー

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