我が国唯一のボクシング専門誌「ボクシングビート」。最新号では那須川天心を表紙に大抜擢した。試合後の今となっては天心より果敢に攻めて倒しにいってたかもですね。ナイスガッツ!発売から10日経ってほぼほぼ完読した中で、笑ってしまった写真とシビれたコメントを見つけたので紹介します。
まずは写真。89ページ「内外ボクサー便り」
8/5 堀川謙一との再起戦でアゴを骨折しながらも判定勝ちした元WBO世界ミニマム級王者 “Matador” 谷口将隆の置き手紙だ。試合後に病院直行でメディア対応できなかった谷口が手書きの感想を残していったという。利き手の左拳を骨折して右手で書いたのかなと思うような文字…。矢吹丈だったらウルフ金串のサインをdisったときみたいな言葉を吐いちゃうでしょうね。
年々、ウルフこと好きになってる自分がいる。ジョーは完全にケンカをふっかけにいってるやつで、こんなやつ身近に居たら超ややこしいっすわー。笑
「5R目にあごが折れて全てが狂いました(笑)」
手書きで文章を書く時に(笑)を使ったことないので斬新だなと思いました。病院直行の場合、ノーコメントが当たり前なのに書く手が震えるほどの痛みに耐えながら置き手紙するのは律儀ですね。
マタドール谷口は10/7「3150FIGHT」の解説をするようなので顎の回復は順調なのでしょう。
https://abema.tv/channels/boxing/slots/CKooWy7j4ThbNw
分かりやすい解説だと好評なので楽しみにしております。
続いてはシビれたコメントだ。
9ページ「Opening Round▶︎Overcome」
Opening Round▶︎Overcome#矢吹正道 @Yabukimasamichi
試練をバネに変え、再びハイジャンプしてみせるーー。豪快かつ繊細、観察眼が冴えわたる男は、日々さまざまから刺激を受けて、とうにスイッチを切り替えている。好評発売中のビート最新号でチェック→https://t.co/qp5G75luAi pic.twitter.com/C7gpVMv8bI
— ボクシングビート (@beat_macc) September 20, 2023
元WBC世界ライトフライ級王者 矢吹正道の近況とインタビューを交えた記事。世界王座獲得から寺地拳四朗にリベンジを許し、再起して世界ランカーとの2連戦を連続KO勝ちして、3戦目で世界前哨戦直前として元世界王者エステバン・ベルムデスと対戦が決まっていたが、左足アキレス腱断裂で遠回りを余儀なくされた。しかし、超ハードな再起ロードを歩む理由を聞かれた矢吹のコメントが奮っていたのだ…
「自分が勝つのわかってる選手と試合して勝ったって、嬉しいことなんか何一つないじゃないですか。それで喜んでる選手の気がしれないですよ」
(白木葉子風に)矢吹くん…カッコよすぎです❤︎戦績を見ても噛ませとの対戦ないもんね。再起戦で噛ませタイ人を倒して「不安もありました…」とか言ってるボクサーは見習って欲しいものですな。
矢吹くんは来年1月の復帰を目指している。相手はベルムデスが濃厚らしく、ケガからの復帰戦としてはハードすぎる…。しかし、やってくれるはずだ!全力応援します!!
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https://oscar-delahoya.com/archives/12543
また面白い記事を見つけたら書きます。
さよならー