Leminoで「フェニックスバトル126」を見た感想文です。解説は長谷川穂積と亀海喜寛、実況はボクシングマニアの赤平大。リポーターはカンペ読みすぎの涼那さん。
ライト級6回戦
山本諒真 vs チェ・テワン
山本は世界チャンピオンを2人育てた石原雄太トレーナーと初タッグ。ジャブで距離をキープする意識を感じた。右ストレートも踏み込み鋭く威力十分。2Rでチェの左眼が腫れ上がりレフリーストップ。
フライ級8回戦
田中将吾 vs ナッツァポン・マノノム
左ボディー主体のコンビネーションでタイ人をフルボッコ。思い切りよくパンチ振り切りますね。2RTKO勝ち。
日本ユース・スーパーバンタム級王座決定戦
山﨑裕生 vs 武藤涼太
オーソドックス×サウスポー。2R武藤の右フックで山﨑はダウン寸前に。山﨑よく凌いだ。10-8でもいい。武藤は長短パンチ多彩。山﨑はボディーで反撃を試みるが武藤のコンパクトなパンチのリターンが当たりまくる。終始、武藤が優勢のまま判定へ。文句なしの3-0勝ち。武藤はノーマークだったが良いボクサーだ。名前覚えました。山﨑もKOされてもおかしくない試合を最後まで闘志が衰えなかったので再起が楽しみだ。
日本ウェルター級タイトルマッチ
セムジュ・デビッド vs 小畑武尊
オーソドックス×サウスポー。セムジュは右を大きく振って威嚇、小畑は左ショート。1Rは小畑。2Rセムジュがインファイトを仕掛ける。小畑パワーで押し返すが、セムジュはしつこく詰めてコンパクトなコンビネーションを上下に。的を絞らせない。3Rセムジュペースに。動きが柔らかい。4Rセムジュの技巧が攻守に冴え渡る。5R小畑ボディーで削られる。後半もペース変えられず。小畑が果敢に前に出るシーンあるもセムジュにいなされる。最終10Rほんの一瞬だけ「あわや」の場面あったようななかったような。判定へ。3-0セムジュが完勝。上手い強い。
OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチ
中嶋一輝 vs 辰吉寿以輝
辰吉のコスチュームが白ベースに水色ラインのもので否が応でも父・丈一郎を彷彿させる。当時の熱狂が心の中で駆け巡る。
サウスポー×オーソドックス。1Rは前の手を触り合う様子見。中嶋はリズミカル、辰吉はカウンター狙い。2R辰吉が前に出てきたところを中嶋が少し辰吉の内側にポジションを移動しながら左フックは外側から振り切った。パッキャオ×ハットンみたいな衝撃的の失神KO決着。辰吉は担架で運ばれてリングを降りたので無事を祈る。中嶋お見事でした。
さよならー
