中野幹士 vs 英洸貴、ローレンス vs 飯村樹輝弥、藤田健児 vs マイケル・カサマ 現地観戦の感想文

2025年、ボクシング現地観戦スタート。後楽園ホールは客入りなかなか上々で雰囲気よく、レモンサワーも安定の美味しさでした。

一夜明けてしまいましたがメモってた試合レポートをアップします。並んで観戦していた辛口評論家ミッチー(元GLOVEマスター)のコメントも合わせて書き加えますね。

 

 

 

軍司佳祐 vs アヌジュ・サティヤ

兄弟船で入場し、京口紘人&宇津木秀がセコンドに付く軍司は32歳でデビュー戦。大声援で相当チケット売ったのでしょう。

筋肉バキバキのアヌジュは1R中盤からスタミナきつそうだったが、最後までしっかり打ち合いド根性ファイト。アヌジュのパワーパンチよりも軍司が手数で上回った印象で判定は軍司かなと。公式も2-0軍司。熱い打ち合いでオープニングマッチの役割を果たした。

ミッチーコメント「眼鏡かけて見るまでもない」と、試合そっちのけで近くにいた知人とマシンガントークしてました。笑

 

 

伊藤千飛 vs アルビン・カミケ

アルビンの踏み込み鋭く、かつパンチフルスイングでコイツはやるなというスリリングな立ち上がり。伊藤はアッパーのカウンターで迎撃。タイミングいい。ジャブがシャープだから、もっと出してもいいなと思った。判定は二者がフルマークを付ける3-0勝利だったが、最短ほどは離れていないと思った。

ミッチーコメント「3戦目でやる相手にしては強いやつを選んだな」

 

 

WBOアジアパシフィック・フェザー級タイトルマッチ

藤田健児 vs マイケル・カサマ

藤田は和製ロマチェンコの動きを少し封印してドッシリ構えて強打を繰り出すスタイルを試してたような。実力差は明らかで、ずっとコントロールしてた。だがパンチ力とエキサイティングが足りない。時折コンビネーションまとめるものの効きがイマイチ。9R終了でカサマがギブアップしたが、もっと早く仕留めて欲しかった。

ミッチーコメント「もっと相手に脅威を与えるパンチを打って欲しいんだよね」

 

 

OPBF東洋太平洋フライ級王座決定戦

ローレンス・ドゥマムAG vs 飯村樹輝弥

序盤はローレンスの外を回って左パンチを流れさせたところをボディーて削って飯村ペース。中盤はローレンスが圧強めて前に出てきた。上手くないが一発当てたら一気にくるタイプ。相打ち覚悟で多少の被弾はものともせず、しっかりとパンチ振っていた。飯村も的確にパンチ当てていたのでポイントは互角。終盤も激しい撃ち合いを最後まで。3-0飯村勝利。文句なし。いいタイトルマッチだった。飯村は12Rフルでフットワーク駆使しつつ、カウンター狙いながらポイントしっかり取る手数を出して、世界ランカーのローレンスに勝ち切ったのは良い経験になりましたね。

ミッチーコメント「……。」タバコ吸いに行ってました笑

 

 

OPBF東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ

中野幹士 vs 英洸貴

1Rミキティは様子見。英は挑戦者らしく仕掛けるが中野はブロック堅くて動じない。フィジカルも強い。2Rミキティの左ストレートがヒットし始める。コンパクトで力みないパンチだが、英の顔は跳ね上がり、鉄の拳の炸裂音が緊張感で静まってる会場に響いた。3Rワンツーのツーをアッパーに切り替えジャストミートすると英がひっくり返るダウン。英よく立ち上がった、しかも気持ちの強さ見せて猛ラッシュ仕掛け逆転を狙いにいく。しかしミキティは冷静に捌いて、ストレートから右フックで2度目のダウンを奪う。またまた根性で立ち上がったがテンカウント。勇敢なチャレンジャーを圧倒的な力差を見せつけた。アジア卒業、世界へGO!と思いました。

ミッチーコメント「ミキトは粟生(隆寛トレーナー)と一緒で相手に合わせて自分の実力を出すタイプ。強い奴とやった方が持ってる能力を出すよ。潜在能力はまだまだこんなもんじゃないでしょ」

 

 

 

このあと「ジャイアンリサイタル2025 新年会」が開催されました。6人を相手に喋り倒したm.c.M.T(本名は各自調べてください)は満足そうでした。笑

 

 

 

いいボクシング現地観戦スタートで、とても嬉しかった。おしまい

中野幹士 vs 英洸貴、ローレンス vs 飯村樹輝弥、藤田健児 vs マイケル・カサマ 現地観戦の感想文” への2件のフィードバック

    1. ジャイアン降臨
      確かに!最近はビッグリサイタル続きですが、毎回仕上がってますね。笑笑

コメントを残す