ひさびさに大田区総合体育館いってきましたー。有明アリーナ、コロシアム、横浜BUNTAIと長旅も慣れてきたから苦手を克服してると思いましたが、、蒲田から会場まで灼熱の中を徒歩はやはりきつかった。途中でコンビニ寄ってビール飲みながら歩きましたよ。
現地観戦の感想文です。
ライト級4回戦
山口聖矢 vs 木内凌祐
前に出る木内、山口はカウンター型。3ラウンドに山口がダウン奪って3-0判定勝ち。
フェザー級8回戦
大橋蓮 vs ラン・コウコウ
サウスポー×オーソドックス。大橋が2回り大きい。大橋は右で測定して左のショートアッパーがいい。コウコウは足使ってたまに強打を振るが逃げ回る。5ラウンド、連打をまとめたところでレフリーストップ。
76.2kg契約8回戦
森脇唯人 vs べク・ハソ
デカくて速い。森脇は初回からフルスイング。思いっきり打つとき、思いっきりガード低い。ジャブは上下に散らす。かなり低い。ハソも韓国王者だけあり落ち着きあり。3R森脇が左フックでダウン奪った。優勢のまま判定まで。文句なしの3-0勝ち。思ってよりはスケール感なかった。次戦に期待。
IBF世界ライトフライ級王座決定戦
クリスチャン・アラネタ vs タノンサック・シムシー
サウスポー×オーソドックス。1Rジャブつきあって、2Rからストレートを伸ばしていく。ラウンド終わったときアラネタが赤コーナーじゃなくニュートラルコーナーに歩いていった。効いてる?ぜんぜん効いてないで逆に3Rにカウンターの左フックでタノンサックからダウンを奪う。その前のアッパーも有効だった。その後もアラネタはタノンサックを呼び込んでおいて左カウンターを何度かヒットさせ、タノンサックはガードの上からでもコンビネーションを打ちつけ一進一退。判定は僅差でアラネタかなと思ったが逆だった。タノンサックが新チャンピオンに。
日本フェザー級王座決定戦
大久祐哉 vs 阿部麗也
オーソドックス×サウスポー。大久が積極的に仕掛けコーナーに詰めるが世界を知ってるアベさんは余裕でいなしてカウンターを狙う。ステップとフェイントがキレキレ。大久はボディーストレートでアベさんの足を止めたい途中採点は3-0アベさんリード。後半、てきた大久が猛チャージ、アベさん余裕なくなる。判定へ。3-0でアベさんがふたたび日本のベルトを巻いたが、直ぐに「また世界へ」というパフォーマンスではなかった。
「レイヤ」と「ユウヤ」コールが重なったとき「リューヤ」に聞こえました。
セミファイナル
OPBF東洋ウェルター級王座決定戦
田中空 vs 小畑武尊
オーソドックス×サウスポー。ハマのタイソン田中は本家と同じく階級の中では小柄、しかも左フッカー。小畑は連打で押し込まれながらもボディーにカウンターを打って時折タイソンを止める。1Rからバチバチ。2Rはさらに小畑のクリーンヒット増える。ポイントは田中の一発の強さに流れそう。3Rタイソンがフックとアッパーで突進。足が揃うのもお構いなしで強打を叩き込む。4Rロープ際の打ち合いでエキサイティングが降りてきたが、ダメージの差があった。連打をモロに何発かもらったところでレフリーストップ。田中が4戦目でベルト奪取。
メインイベント
WBO世界ウェルター級タイトルマッチ12R
ブライアン・ノーマン Jr. vs佐々木 尽
佐々木は入場前にポエムを披露。観客の気持ちを掴んだところで爆音で入場。ノーマンの入場曲も似合っていた。
1R佐々木は思ったよりも行かない、行けない。速いジャブで止められる。たまらず出した右に左フックでを合わされ1分でダウン奪われた。そのあともう一度左フックめ2度目のダウン。なんとか凌ぐ。2R 佐々木ボディージャブから顔面ストレートで前に。しかし右カウンター合わされグラつく。それでも佐々木必死の反撃をするが、ノーマンのディフェンスが堅い。びくともしない。3Rノーマンが佐々木をフルボッコ。絶望感ただよう。佐々木は挑発してノーマンに隙を作らせようと試みるが、完全に読み切られてダメージを重ねるのみ。ノーマンのアッパーが炸裂した時、佐々木の歯?汗が飛んだ。4R佐々木のボディージャブをノーマンはカウンター打ち下ろす。間に合わない時はバックステップ。下から顔面も見切られた。世界ウェルター級の壁はこんなにも分厚いのか…。5R衝撃の左フック、、佐々木は頭から落ちる。レフリー、カウント数える必要ないだろ!場内は静まり返る。佐々木は担架で運ばれていった。ナイスファイトだった。ゆっくり休んでください。
ノーマン、めちゃくちゃ強かった。まだ24歳、歴史に残る名選手になるかも。生で見れてよかった。
余韻に浸りながら、つくばに帰ります。さよならー