Leminoでボクシング見た感想文です。
54.5kg契約4回戦
冨木隆寛 vs 村上由樹
村上は亀ガードで前進。冨木面食らって押され気味だったが、ジャブで距離ができるとカウンター。アッパーもいい。村上はボディー食らっても構わず3分間ノンストップ。
39-37冨木、38-38×2
2回目の対戦もドロー。納得です。
ミニマム級6回戦
荒竹一真 vs 坂田一颯
サウスポー同士。荒竹がハイテンポで仕掛ける。坂田は中央でどっしり。荒竹はモンスター井上尚弥に見た目もスタイルも似てる。出入りが速い。坂田もガード硬いしバックステップの距離測定もいい。スイングするタイミングも。いやーハイレベルだ!3R 荒竹のハイパーラッシュに坂田が右フックのタイミングを測ってて、その右フックがカウンターで炸裂して荒竹ダウン!ダメージありありで薙ぎ倒されで2度目、最後は右フックで3度倒されて坂田が番狂わせの勝利。荒竹は担架で運ばれていった…。最後のダウンは頭を打ちつけられたからね。無事を祈る。ちょっと荒竹は行き過ぎましたかねー。。坂田いっさ、名前インプット!
WBOアジアパシフィック・ミニマム級王座決定戦
北野武郎 vs ジョセフ・スマボン
サウスポー同士。北野はアゴをしっかり引いて慎重に距離とって遠目からジャブ。キレがある。いいボクシングしてるなと思ったが、ラウンド終了間際に接近した際にスマボンのカウンターの左フックで北野ダウン!ゴングに救われた。
2R スマボンが仕留めにきて北野も接近戦で応戦。両者ボディー打ち。ただスマボンの方がフックのタイミング合ってる。北野は頭の位置が動かないから打ち終わり怖い。
3Rも接近戦。パワーに勝る北野がロープに押し付けるが、スマボンは細かくパンチ当てていく。解説の長谷川穂積が言ってたようにもう少し距離離れた方がいいと思った。
4R 北野のボディー強振は迫力あるが、スマボンは上体柔らかくて、的確なリターンでポイント取る。ジャブもしっかり出してる。
5R スマボンが出入りして中間距離でボクシング。コツコツ当てながら左フックもしっかり当ててポイント取る。北野のパンチは空振り目立つ。
6R このラウンドは北野のパワープレイに振ろう。スマボンのフックをギリギリでかわしてたし。
7R スマボンはクランチしながら休む。北野攻めあぐむ。
8R スマボンがボディーちょこちょこ打って上にフルスイングでポイント取る。北野は
9R ちょっと北野のボティブローが効いたかも。スマボン消耗。
10R スマボン体預けて休みながら距離できたらコツコツ当てて逃げ切り図る。
北野はタフで回復力もあったが、負けたでしょう。判定は、、
96-93×2、97-92
スマボンが新王者に。大橋ジムのミニマム級ホープが2連敗…。ガチンコですなー。
日本ミニマム級王座決定戦
小林豪己 vs 森且貴
1R 小林の距離。スピードもある。ボディーも突き刺す。
2R 小林の右は森しっかりブロック。対策してきたか。森は少し手数増やす。入ってきたところ小林はアッパーのタイミング測る。
3R パンチングパワーは小林だ。左がフックとアッパー当たりそう。森も致命打は貰わない。
4R どっちもディフェンス堅い。どっちが先にペース握って、もう半歩踏み込むか。
5R 森のクリーンヒットが多かった。ハイテンポ。明確に取った。
6R このラウンドも森。小林ちょっと置いていかれる。
7R 森ペースかな。
8R 小林が前に出てきたところに森がショートを合わせる。
9R 森。ちょっと夕飯食べながらで集中力かけてきた。
10R 小林は猛チャージ仕掛けるが空転させられてるように見えた。
森が10Rずっとペース落ちずに動いて動いて勝ち切ったでしょう。判定は、、
98-92×3 森
4度目のチャレンジもあるし、大橋ジム3連敗を防ぐということで気合い乗り充分でしたな。おめでとう!
日本フェザー級タイトルマッチ
阿部麗也 vs 殿本恭平
煽り動画で全日本新人王以来の再戦ということを知った。11年ぶり。
サウスポー×オーソドックス。1R 殿本が積極的。アベさんは様子見。動きイマイチ良くない?
2R 終了間際にアベさんが左ストレートを合わせて殿本ダウン。タイミング完璧でコンパクトなパンチ。ダメージはない。
3R 殿本の身体ぶつけてくるボクシングにアベさん嫌がってるように見えた。
4R アベさんが的確に当てる。ボディーストレート。
5R アベさんやりづらそうなものの余裕あり。
6R 殿本が強引に仕掛けて印象的なシーン作りポイント取る。アベさんは寸前でよけてるけど。
7R アベさんは右目上をカットして、バランス崩すシーン目立ち印象悪い。苦戦してるように見えちゃう。
8R 殿本がスイッチしながら前進。アベさん軽くいなしているが見た目はあまり良くない。ポイントは取ってるが。
9R ちょっと同じ展開が続いて見飽きた。
10R 殿本が果敢にアタックするが凌がれた。
ポイントは、、
97-92×3アベさん
うーむ、、今日のアベさんの出来だと世界は遠いと思わざるを得ない。しっかり勝ち切ったのは流石だが、期待してたのと違った。
OPBF東洋太平洋ウェルター級タイトルマッチ
田中空 vs 坂井祥紀
坂井が細かくジャブから右アッパー。リターンは堅いブロック。田中はパンチの回転力で隙を探る。どちらも上下打ち分ける。
2R 近距離での攻防。田中のボディーか、坂井の打ち下ろしか。田中!
3R 際どいけど田中。
4R 右の相打ちで坂井が左目上をカット。
5R 傷口がひどくなりドクターチェック入る。すでに22時過ぎ。時間的にも止められやすいかも。2度目のチェック入って終わったと思ったら続行。坂井の攻撃が粗くなったところで田中の強烈な左ボディー。
6R いつ止められてもおかしくない坂井の攻撃を田中は冷静に防御してから左フックのトリプルなど返す。3度目のドクターチェックでストップ。TKO勝ちで田中が王座防衛。
坂井の堅いガードを突き破ったハマのタイソンお見事。前戦で危ないシーンあったディフェンス面の強化も素晴らしかった。
締めの一言としては「長い!」。。
と、思ったら佐々木尽がリングインして「待ってろ、佐々木空!」とぶち上げた。来年やるみたいっすよー!!これは現地観戦したいぞ。
さよならー
『ボクシング・マガジン編集2025秋号』 10月14日発売

NAOYA INOUE -NO LIMITS- 井上尚弥vsムロジョン・アフマダリエフ
