鈴木悠介の現役引退で風雲急を告げる日本バンタム級戦線

日本バンタム級チャンピオン 鈴木悠介が現役引退を発表した。

https://boxingnews.jp/news/81057/

網膜剥離が原因とのこと。2019年7月に激闘の末にタイトルを獲得したものの防衛戦をすることなく引退となった。キャリア後半はケガに悩まされた印象ですね。鈴木選手とはマカオで一度会ったことがあるんです。ドネア×ベチェカのセミで試合したニコラス・ウォータース(vsビック・ダルチニャン)の調整相手をしたと言っていた。感想を聞いたら「まあ、意外と余裕で相手できましたね」みたいな強気発言で、上り坂のボクサーらしくて良いなと思った覚えがある。戦績は14戦11勝(7KO)3敗。現役生活お疲れ様でした。

引退したから思う存分太っていいですよ。

 

 

 

新しい王者を決める戦いが始まる。最新の日本ランキングをチェックした。

 

日本1位 澤田京介(JBスポーツ)

 

 

日本2位 定常育郎(T&T)

 

日本3位 大嶋剣心(帝拳)

チャンピオンカーニバルで挑戦権を獲得した1位の澤田が優先権がある。デビュー戦で鈴木悠介に、2戦目で勅使河原弘晶に連敗したあとの3戦目から6年間無敗(引き分け1あり)で悲願のタイトルですね。その相手となるのは2位の定常になるのかな。3位の大嶋は定常と2019年1月に直接対決して僅差の3-0判定(77-76、77-75×2)で勝っている。ドレッドヘアー(定常)×金髪(大嶋)の対決で見た目も試合内容もド派手な打ち合いだった記憶あり。4位がDANGANゴッドレフトトーナメントを制した中嶋一輝(大橋)、5位 澤田と挑戦権を争った田中一樹(グリーンツダ)、6位 赤鬼がチャンピオンの実力あると認めている千葉開(横浜光)、7位 ”土浦ドラゴン”高橋竜也(ヤマグチ土浦)、8位 藤本直人(新日本木村)、9位”ボクシングあるある”南出仁(セレス)、10位”  ヒガゴンと引き分けた男”堤聖也(角海老宝石)、11位 井上尚弥のスパーリングパートナー石井渡士也(REBOOT.IBA) 12位 WBOアジパシタイトルマッチ経験あり村地翼(駿河男児)。

 

 

 

新王者に次から次へと強いチャレンジャーが挑んでいく激動の階級になった。国内サバイバルマッチを勝ち抜いたら、ようやく一段上にいる国内バンタム級四天王に挑戦できます。細川バレンタインが「四天王」って言葉ダサいよなって言ってたけど気にしないw

ろくでなしブルースひさびさに読み返したいな。前田憲作が主演の映画も見たい。あとスーパーファミコンのゲームもやりたい。笑

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めっちゃ脱線した…。

それでは日本バンタム級四天王を紹介します!

 

日本バンタム級デランキング スーパー&フランチャイズ&ダイヤモンド&名誉チャンピオン

“モンスター”井上尚弥

 

 

元WBC世界バンタム級暫定王者 & OPBF新王者

“オールラウンダー”井上拓真

 

 

元WBC世界フライ級王者 & 現WBOアジアパシフィック・バンタム級王者

“ヒガゴン”比嘉大吾

 

 

元OPBF王者 15勝のうち13KOのハードパンチャー

“スラッガー”栗原慶太

 

 

モンスターは世界4団体を目指してもらうので別格として、拓真とヒガゴンにも日本人ボクサーの挑戦は難しそうだ。それならば直接対決だ!井岡一翔が田中恒成との試合に向け、ヒガゴンとスパーリングして際に引き出しの多さに驚いたという野木丈司トレーナーの証言をボクシングビートで読んだ。拓真も栗原戦でオールラウンダーぶりに磨きがかかっていたので、実現したら世界ランカー同士のハイレベルな技術戦になりそう。新日本王者が最初に四天王とやるチャンスがあるとしたらスラッガーが相手かな。拓真には負けたものの一発の迫力はトップクラスだからね。復帰戦もしくは叩き2戦目で日本王者との対戦はスラッガーは再び世界に向かう切符代わりに、対する日本王者は世界ランキングGET(IBFランクは少し下がるだろうけど残るはず)で熱い試合になりそう。

 

 

ちなみにBoxRecの日本人バンタム級トップテン

モンスターだけポイントが一桁違う…異常値ですやん。それと”Prince”石田匠がバンタム級でやるなら見直しが必要だな。さらに9位のストロング小林佑樹も引退したから、11位を繰り上げると定常育郎がトップテン入りだ。しばらく国内バンタム級から目が離せませんねー。

 

さよならー

 

 

 

 

 

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