昨日一昨日と外せない用事があったので、日曜日のビッグマッチを生で見れませんでした。情報遮断して2日遅れで見たので感想文を書きます。
まず73,000人の大観衆は圧巻でした。ほとんどマスクしてないし、コロナ禍前にタイムスリップした錯覚に襲われましたわ。
エルウィン・ソト×高山勝成
高山がソトの周りをサークリングしながら軽快にパンチを繰り出すスタート。しかし、ソトは打ち終わりを狙っており、被せ気味の右は初回からヒットしていた。高山のパンチはライトフライ級では軽すぎた印象で、5Rはダンスパフォーマンスのあとに少しボディーを効かせたかなとも思ったが、そのあとのラウンドを見るとそうでもなかったか。ソトは高山のパンチの威力を見切ってからはガード固めて打たせてから、自分のパンチを強振して何度もヒットさせていた。最後のストップは、それまでに何度もパンチもらったあとのリアクションがガクンとしているように見えたので止められても仕方ないかなと思った。反撃はしてたけど、逆転の可能性は感じなかったな。
TAKAYAMA IS STILL RARING TO GO pic.twitter.com/CGVEYhefkN
— DAZN Boxing (@DAZNBoxing) May 9, 2021
現役続行するってさ。高山の執念は相手にしたら嫌なタイプだね。今回のパフォーマンスでまたチャンス貰えそうなので、しっかりダメージ抜いてから頑張ってください。
勝ったソトは京口紘人との統一戦でしょう!ファイトスタイルかみ合いそうなので、決まって欲しいねー。
サウル”カネロ”アルバレス×ビリー・ジョー・サンダース
あまり2人の体格差は感じなかった。交渉して希望どおりのリングの大きさを勝ち取ったサンダースが、脚を使いながらジャブで距離を取りたいが、カネロが全然苦にしないで中に入れていた。ディフェンスしながら前に出てロープに詰めたら強烈な右のボディー!さらにダブル!!最初のラウンドでカネロの勝ちを確信してしまいました…。サンダースも無敗の対抗王者なだけあって、カネロの前戦の相手ユルドゥルムとは格が違い、数回ジャブとストレートをヒットさせていたが、カネロとは役者が違いすぎましたね。フィニッシュの右アッパーはサンダースがしゃがんだところにカウンターのように当たって威力倍増だったのでしょう。サンダース眼窩底と頬を3箇所骨折したようです。。スーパーミドルに上げてからのカネロのパワーえぐいですな。良質なメキシコ牛を食べてるのかな…。
フィニッシュシーンのスローモーション動画
The Canelo uppercut that sealed it, in . #CaneloSaunders pic.twitter.com/12CMu1xKOG
— DAZN Boxing (@DAZNBoxing) May 10, 2021
リングサイド動画
The ringside view of these Canelo punches #CaneloSaunders pic.twitter.com/VXIju9IsLu
— DAZN Boxing (@DAZNBoxing) May 10, 2021
これで残すはIBF王者 カレブ・プラントのみとなったが難なく勝ちそうな気がする。しばらくはカネロがボクシング界の主役で、PFPキングに君臨しそうだ。
さよならー