日本ボクシングコミッション(JBC)が減量失敗による試合キャンセルを厳罰化

ここのところ何かとお騒がせの日本ボクシングコミッション、通称JBCが「オーバーウェイト(体重超過)に関する規定の改定」を告示した。

【改定理由】

これまでの規定では、公式計量における体重超過が契約体重の3%以上もしくは未満により、それぞれペナルティー及び処分を規程していたが、近時、公式計量をせず(計量器に乗らず)直前での試合キャンセルが急増していることから、公式計量の実効性を担保する意味において、体重調整の失敗による試合キャンセル全般を、体重超過と同様のペナルティー及び処分とする。

https://www.jbc.or.jp/web/kokuji/k20210526-1.pdf

 

要約すると、

1.試合出場の可否

【体重超過が契約体重の3%以上の場合】

2時間の猶予なしで計量失格→試合中止

 

【体重超過が契約体重の3%未満の場合】

2時間の猶予が与えられ再計量→

それでもオーバーの場合は

①計量失格→試合中止

②試合当日に再計量→契約体重の8%以上オーバーの場合は試合出場不可→試合中止

 

2.  ペナルティー及び処分

【試合中止になった場合】

①ファイトマネー相当額をJBC、もしくは対戦相手・プロモーター(事前に個別契約が必要)に制裁金として払う

②選手は1年間のライセンス停止処分→復帰後は1階級以上の転向を義務付ける

③マネージャーは戒告処分

 

【試合中止にならなかった場合】

①ファイトマネー相当額の20%をJBC、もしくは対戦相手・プロモーター(事前に個別契約が必要)に制裁金として払う

②6ヶ月のライセンス停止処分

③マネージャーは厳重処分

 

3.新ルール

公式計量を行わず(計量会場に現れない場合を含む)、試合3日前以降に体重超過が明らかな理由(減量失敗による体調不良を含む)により試合が中止になった場合。

①ファイトマネー相当額をJBC、もしくは対戦相手・プロモーター(事前に個別契約が必要)に制裁金として払う

②選手は1年間のライセンス停止処分→復帰後は1階級以上の転向を義務付ける

③マネージャーは戒告処分

 

 

これまで秤に乗ってオーバーの場合は厳罰で、計量前日・当日に救急搬送されて計量にも辿り着けなかった場合は処分なしでしたからね。私はケガは仕方ないとしても、調整ミスで体重計に乗ることも出来ずに試合流した時点でプロボクサー失格なんだから同じ処分、もしくはもっと厳罰でもいいと思ってました。ペナルティー期間を過ぎたら挽回のチャンスも与えられるべきとも。ただ2回までかなぁ。。

 

 

プロモーターは試合契約するときに試合キャンセルになった場合のペナルティーを契約書に盛り込んでおく必要がありますね。制裁金をJBCに渡したら何に使われるか分かりませんし…。そもそもマッチメイクの契約書ってあるんだっけ?それとマネージャーの戒告処分と厳重処分の違いってなんだろうね。

 

 

書いたら整理できて理解が深まった。この改正で少しでも抑止力が働いて、無理な減量や計量失格による試合中止が減るといいな。久々にJBCのグッジョブでした。大晦日の試合の大失態の挽回には足しになりませんけども。内部改革も頼みますわ。さよならー

 

 

 

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