”マイクロ・タイソン”石澤開が体重超過。。谷口将隆チャンプのメンタル心配……

あしたの「PXBフェニックスバトル87」の公式計量で波乱があった…。メインのWBO世界ミニマム級タイトルマッチ、王者の谷口将隆はリミットの47.6kgで合格したものの、挑戦者の石澤開が50.1kgでなんと2.5kgオーバー。。YouTubeの生配信で見てましたが、ガッカリでした。結局、2時間の猶予時間でも落とせず、最終的に49.9kgの2.3kgオーバーで計量失格に。。

計量でリミットの3％（ミニマム級の場合1.4kg）以上の体重だとその時点で試合が中止になると思っていたのだが、日本ボクシングコミッション（JBC）のルールでは、世界タイトルマッチには適用されないんだってさ。英国のサウナといい知らないルールって多いですね。

両陣営が協議して、あす試合当日17時30分に再計量をしてリミット＋3kg（50.6kg）以内なら試合は行われることに。王者は勝利すれば王座防衛だけど、負ければベルトを失う。WBO以外の3団体は王者が計量合格して、挑戦者が計量失格になった時点でチャンピオンの王座防衛だが、WBOだけはチャンピオンが負けると王座は空位となる。これは亀田大毅の時にインプットしましたよ。

協議中のやり取りが記事になっていて、谷口チャンプのメンタルが心配になった。

https://www.daily.co.jp/ring/2022/04/21/0015238022.shtml

谷口の説得には時間がかかったという。谷口は再計量までに石沢が最低１キロ落とすことを求めたが、落ちたのは２００グラム。この日の検診で両者とも体調に問題はないと診断されており、同ジムの深町信治マネジャーによると谷口は「もうちょっと頑張って欲しい」と話していたという。また、谷口は石沢の当日計量がゴングの約３時間前に設定されたことによる体重の増加も危惧し、深町マネジャーと口論になったという。だが、最終的には、谷口の出身地である神戸市から多くのファンが駆けつけ、母校龍谷大と父の出身地である鹿児島県でパブリックビューイングが行われるなど、試合を楽しみにしている人々が多いこともあって、試合を行うことを受け入れた。

https://www.sponichi.co.jp/battle/news/2022/04/21/kiji/20220421s00021000455000c.html

両陣営が試合開催へ協議を続ける中、電話で深町信治マネジャーに「やりたくない」と申し出たという。深町マネジャーによると、ジム内も「9割が反対だった」そうだが、興行自体や応援してくれる関係者へ迷惑がかかると判断。条件面の納得を含め、約1時間かけて谷口を「説得した」（渡辺会長）という。

https://the-ans.jp/news/236473/

石澤陣営の高城正宏会長は当日計量をリミットの＋4キロで打診したが、ワタナベジムの渡辺均会長は「谷口も試合をやりたい気持ちがあるが、当日計量で4キロオーバーは嫌だと言っていた」と王者の主張を理解し、＋3キロで落ち着いたという。

深町信治マネージャーは1時間にわたって谷口を説得した。谷口も強い口調だったとのことだが、「世界戦で協賛もいるし、チケットを勝ってくれた人もいる。後援者もいる」

「ボクシング面（公平性と安全性）のことだけをみると、やるべきではない。ただ、悔しい部分もあるけど、場を用意してもらっているので」と複雑な胸の内を説明。「もし負けてタイトルを失った場合、会長が必ず再挑戦のチャンスをつくると約束した。最終的には本人（谷口）も納得してくれた」と明かした。