6/5(土)に後楽園ホールで開催されたダイナミックグローブが日テレジータスで放送されたのを、クラフトビール飲み比べで5杯飲んでホロ酔い状態で観戦した感想文を書きます。後半3試合は結果知ってるので、前半の4試合の方が楽しみです。
熊谷祐哉x山本勇貴
バンタム級4回戦。1戦1敗同士の対決。どっちもリングインするとき、リングコール受けるときの表情がガチガチだった。小刻みなステップの山本に対して熊谷はムエタイ戦士のような落ち着きからリターンを返す。2R山本の打ち下ろしの右ストレートで熊谷がダウン。3Rは相打ちのタイミングで熊谷の右ストレートがヒットして、今度は山本がダウン。少しだけ井上尚弥×モロニー戦のシーンと似ていた。立ち上がってがダメージ深刻でパンチまとめられレフリーストップ。熊谷が見事な逆転でプロ初勝利。おめでとうございます。
坂下広併x芦沢広樹
ウェルター級4回戦。18歳×35歳の対決。身長差を活かして芦沢が前進しながらコンビネーションで削る。アッパーも有効。坂下はボディ打ちで応戦。ほぼ互角の打ち合いだったが、芦沢が有効打で上回ったように感じた。38-38、39-37×2で芦沢が6年ぶりの勝利。新人王戦で再戦の可能性があるんだってさ!
田中利樹x横田大樹
62kg契約4回戦。一度引退したもの同士の試合。とはいえ田中は復帰4戦目、横田は15年7ヶ月ぶりの復帰戦。久々のリングで反応が鈍かった横田が田中のパンチをモロにもらって倒れたところでレフリーがノーカウントでストップ。身体はバキバキに仕上がっていたのだが…。田中はプロで初めてのKO勝ちで嬉しそうだった。
渡邊海x服部壮志
東日本新人王予選フェザー級4回戦。空手経験あるデビュー戦の服部が軽やかなフットワークを披露するが、ボクシングU-15で4回の優勝実績ある18歳 渡邊が冷静にロープに追い詰め右2発で豪快に服部をマットに沈めた。倒れた瞬間ストップだと分かるやつ。渡邊の次の試合も注目しようと思う。
利川聖隆x斉藤正樹
ライト級8回戦。頑丈な両者がゴリゴリの接近戦で最初から最後まで打ち合い。少し単調に感じたが大熱戦の8Rだった。利川は画面越しだとバランスはいいけど決め手に欠けるが、戦う相手からするとメチャクチャ厄介なタイプなんだと思う。王者 吉野修一郎との試合が決まるといいですね〜。王者には三代大訓と先にやって欲しいけど。
大内淳雅x岩田翔吉
日本ライトフライ級ランカー対決8回戦。ランキング上位同士のハイレベルな攻防だったが、SHORKYが文句なしの3-0判定勝ち。パンチあるし多彩、フットワーク軽やかでディフェンスも上手い。次は日本タイトル挑戦か?!アナウンサーが「リングサイドには日本チャンピオンの矢吹正道が…」って言ってたけど別人です。笑
これ何回見ても笑うpic.twitter.com/lQGktu950B
— Avila (@avila_mma1119) October 8, 2020
フジテレビのメイウェザー間違えたのよりはマシでしたがw
赤穂亮x杉田ダイスケ
56kg契約10回戦。赤穂の毛皮みたいな赤黒いガウンは似合っていた。ポリスボクサー杉田の方が人相悪め。杉田が赤穂の嫌がることをやって苦しめたが赤鬼が一枚も二枚も上手だった。やはりフィニッシュの暴力的ラッシュは魅力ありますね。次の相手はWBOアジアパシフィック王者 ジュンリエル・ラモナルか、世界戦でKO負けしたプンルアンへのリベンジを希望している。プンルアンは最近負けが込んでいるので、和氣慎吾、久我勇作を連続撃破中のラモナルの方が面白いかな。
それでは、おやすみなさい〜