DRAMA IN SAITAMA2 井上尚弥×ドネア、現地観戦の感想文じゃー!!

タイトルから分かるように興奮してます。すんごいものを見た。日本に井上尚弥がいる時代にボクシングファンで居られる幸運。このモンスターは何処まで行くんだろうか。

 

今日は久しぶりに1人でボクシング観戦した。会場入り前の飲みも。寂しさを紛らすためにメモ取りながら観戦してたので感想文を読んでください。

 

石井渡士也×福永輝

モンスターのスパーリングパートナーでもある石井が一枚上だった。福永の強打に全然臆さずカウンターでボディーブローを返したり、自分から攻めてもパンチが多彩。ディフェンスでもスリッピングアウェイを駆使する余裕も。毎ラウンド削っていって6Rにダメージ蓄積してるところに右ストレートをモロにもらったところでレフリーが割って入った。完勝。

 

井上拓真×古橋岳也

身体はナチュラルなスーパーバンタム級の古橋がひと回り大きい。しかし総合力に差があった。特にスピード。最初から左フックのタイミング合ってた。アッパーの3連打も見事。古橋は構わずプレスかけてロープに押し込むものの拓真はディフェンス技術の高さも魅せた。基本フットワークで外して詰められたらボディーワークとショルダーブロック。ほとんど被弾なしで完封。私の採点ではフルマークでした。兄が階級上げたらバンタム級で再チャレンジでしょうかね〜。

 

平岡アンディ×赤岩俊

実力差がありすぎた。完全ミスマッチ。アンディが手を抜いてるように見えて、赤岩が一生懸命やってるのに失礼に思えたほど。けどボクシングってこういう残酷なところもあるんですよねぇ。。それでも見るに見かねて佐山聡ばりに「アンディ、もうちょっと本気で打ってみ」と念じたら、次のラウンドしっかりフィニッシュしました。最後の詰めの的確さはさすが世界ランカー。ただスーパーライト級で世界トップを狙うならばもっと圧倒的な完成度を見たかったような…、でもモチベーション高まる相手じゃなかったから仕方ないか。もうアジアは卒業してトップランカーと次期挑戦者決定戦とか見たい。がんばれアンディ!

 

30分ぐらい時間が空いて予備カード。トイレや喫煙タイムとはいえ1万人以上は見てる中でやるメインイベント前の試合は緊張するだろうね。終わったあとにサプライズが2つ。まずはリングアナウンサーがジミー・レノンJr.にチェンジ。”日本のマイケル・バッファー”冨樫光明で全世界配信はちとキツいと思ってました…。そして、二つ目は井上の入場曲を布袋寅泰が生演奏するというスーパーサプライズ♪私は兄がボウイ世代なのでリアルタイムで活躍を見ていたので感動しました。リングでギターをかき鳴らす布袋のギターは圧巻で会場のボルテージが一気に上がったのを感じた。正真正銘のロックスターですね。

 

井上尚弥×ノニト・ドネア

もはや多くの説明を必要としない…。とにかくエキサイティングで、モンスターのポテンシャルが想像の遥か上にあることを再認識させられた試合。本当に議論の余地ないPFPキングになれる完成された正統派ボクサーだと思う。もう全てのパラメーターがMAXマグマのやつ。ドネアもダウン奪われたあとも最後まで逆転狙って一発を狙う気迫があって、リアルサムライでした。うん、やはり好きです。ひとまずゆっくり休んで欲しい。感動をありがとう。で、リチャード・シェファーとポール・バトラーに釘を刺しておきたいんだけど、今日の井上のパフォーマンス見たからって、バンタム級4団体王座統一のロマンを忘れないでね。試合前の漢気を忘れないでください!

 

いやー、、本当に生で観て良かったです。ボクシング最高!!!!!

DRAMA IN SAITAMA2 井上尚弥×ドネア、現地観戦の感想文じゃー!!” への3件のフィードバック

  1. ドネアが、初回終了間際の右をもらったことがショックだった。月日の流れの残酷さを感じた。止まった相手に躊躇なく打てる井上も凄いけどね。
    とにもかくにもモンスターおめでとう!
    そして、ドネアよ!夢見させてくれてありがとう!
    あなたは素晴らしい人間性をまとった、ボクサーには稀ともいえる人格者でした!

    1. おっしゃる通りでウバーリやガバリョたモンスター井上尚弥の居るステージが全然違ったということですよね。ドネアも本当に最後まで勇敢で、負けたあとも紳士的でファンで良かったと思いました。ボクシング最高です!!

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