ABEMAで無料ライブ配信された「ファイティング・スピリット・シリーズ44」を見た感想文です。
前半戦は出かけていたので、後半戦の第七試合から視聴。
中島海ニ×大橋侑太
デビュー戦同士。長身の長島が開始10秒で右ストレートをヒットさせて30秒後ぐらいに連打の中でもう一度右で豪快に倒した。即ストップで1R47秒TKO勝ち。大橋が自分で歩いて退場できたのを見て安心した。
齋藤哲平×和田大社
4勝(2KO)3敗×デビュー戦。和田が最初から仕掛ける。キレのあるパンチだがアゴが上がるのが怖いと思った。2Rガラ空きになったアゴに齋藤が左フックと右ストレートをヒットさせダメージを与えた。3R手数は和田が多いけど打ち終わりバランス崩して、齋藤の方が的確に当ててる印象になった。4Rも同じ。判定は齋藤の勝ちかなと思ったが、1-0のドローだった。和田はスタミナ切れた状態から最後まで頑張ったね。ちなみに2Rの右ストレートで和田が崩れ落ちたのはスリップじゃなくてダウンだと思うけどねー。福地レフリー。。
伊佐春輔×高田勇仁
直接対決 1勝1敗で迎えたラバーマッチは戦慄のプリティーボーイ伊佐が、高田の左フック一発で戦慄の倒され方して1Rでスピード決着。高田はWBOアジパシのランキングをGET。
谷口彪賀×福田星河
日本ユース・スーパーフェザー級王座決定戦。1Rサウスポー谷口が左2発で2度のダウンを奪う。福田は打ち合いの乱戦に持ち込もうとしたが、谷口が距離キープして慎重にポジション取りして捌いた。後半は同じさような展開が続いて眠気に襲われた。。フルマークに近い3-0判定で谷口がベルト獲得。昨年、同じ八王子で大逆転負けした試合から成長を感じさせる試合ぶりだった。
佐々木尽×関根幸太朗
両者パンチがキレッキレ!パンチの質は違い、佐々木はパワー、関根はコンパクト。1R 関根がガードの上から叩いて、佐々木は全然効いてないと煽る。関根が手数でポイント取るかなと思った残り10秒で佐々木の左フックが顎先に当たりダウン奪う。佐々木尽の”尽”は理不尽の”尽”とは上手いこと言いますね。関根ゴングに救われた。2Rダメージ抜けてない関根は脚使って凌ぐ。3R 頭を付けて殴り合い。4R 関根のジャブとボディーとアッパーが有効に。5R終了間近、今度は関根が左フックでダウン奪い返したー。佐々木もゴングに救われる。エキサイティング!ラストラウンドもバッチバチに打ち合い。少しだけボクシングした関根がポイント取ったかなと。私の採点は前半3R佐々木、後半3Rは関根。お互い左フックでダウン1回ずつ、ゴングに救われたのも1回ずつ。ドローと予想しました。判定は佐々木57-55が1人、56-56が2人でドロー。再戦があるなら10R以上のタイトルマッチでお願いしたい!熱い試合でしたわー。私がスケールを感じたのは佐々木の方でした。破格のパンチ、ガードの硬さ、タフネス、、途中で余裕を出しすぎるサービス精神さえ矯正できれば期待できる逸材です!まだ若いから今のままでボクシングファンを楽しませてくれるのもアリだけどね。
Abemaはエンタメ度が高い演出で、誰と誰が戦ってるかも一目瞭然だし、もちろん残り時間表示まされている。無料でこのクオリティはファンとしてありがたい。また宜しくお願いします〜。さよならー