やっと3150FIGHTをABEMAで見たので感想文を書きます。試合を見た順番に。
宮崎亮xアサエル・ビリャル
リーチ差あり。アサエルはスピードは感じなかったが柔らかい動き。自分の届く距離から鋭いパンチを突き刺す。本気のパナマ人でしたね。宮崎はフライ級では体格的に不利だし今後どうかなと思うパフォーマンスだった。
大沢宏晋×ジョー・サンティシマ
1R ジャブの差し合いは大沢。ジョーはパンチ力を感じる立ち上がり。2Rジョーは左フックをボディーから顔面へ。ロープに追い詰めてラッシュするシーンあり。3Rジョーの右ボディー→左ボディー→左フックのコンビネーションで大沢がダウン!立ち上がった大沢はジャブから立て直す。4R大沢のコツコツジャブよりもジョーの鋭い強振数発の方が見栄えがよい。5R大沢のジャブへ左フックの強烈なカウンター炸裂でダウンと同時にレフリーストップ。ジョーは本気のフィリピン人でしたね。また世界挑戦の機会がありそう。敗れた大沢は引退を表明、お疲れ様でした。
力石政法×トムジュン・マングバッド
OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級タイトルマッチ。1Rサウスポー×オーソドックス。どちらも長身からシャープなリードジャブ。打ち合い互角。2Rトムジュンがプレス強めてきたが力石はディフェンス良い。距離でかわす。3R力石の左アッパーから左ストレート!スピードあるね。4Rトムジュンが圧を強めてきたのをフットワークで自分の距離キープしたところ左アッパー!ノーカウントでレフリーが止めて初防衛成功。力石のアッパーは「あしたのジョー」好きにはたまらんぞー!!勝った力石は次は世界ランカーかな。
ヒロキング×皇治
エキシビションスペシャル3Rマッチ。1R皇治の方がボクサーっぽい動き。ヒロキングはダサいパフォーマンスでゲンナリ。2R皇治の方がコンビネーションでヒロキングは大振りで当たらなくてイラついてヘッドバッドやるし、、ボクサーの恥ですな。3Rもヒロキングは手数少なく試合終了。勝敗なしだけど判定あったら普通に皇治の勝ちかと。ヒロキングはマジで何がやりたかったの?気持ち悪くてとてもマイクパフォーマンスまで見れなかったっす。。あとレフリーはビビり気味で距離取りすぎだしクリンチ際のブレイク甘いし注意も弱い。どこから連れてきたの?JBCの管轄って必要なのだなと少し思った。ヒロキングのノリ苦手っすわ。。
但馬ブランドンミツロ×イ・ソンミン
2人とも身体ダルダル…。日本ヘビー級王座決定戦だけでなく韓国ヘビー級タイトルも掛かっていたのね。最後のコンビネーションのハンドスピードは速かったものの普段、世界ヘビー級の超獣を見ているのと比較するととても解説陣の煽りに乗り切れません。。規格外かぁ?とりあえず次はオーストラリアもしくはニュージーランドの選手とOPBF東洋太平洋タイトルマッチもしくはランカーと対戦でお願いしたい。
サトシ・イシイ×高山秀峰
石井慧は、あっ、、サトシはサウスポーでボクシングでは変則的な構えでプレス、ボクサー高山のがスピードを活かしてアウトボクシング。3Rぐらいから明らかなフィジカルパワーの差を活かしてロープに詰めてラッシュでポイント取って判定勝ち。日本人で但馬ブランドンミツロとやるならサトシだな。
福永宇宙×山下賢哉
1Rどっちもスピードあるな。両者ブロックでディフェンスするからパンチ数のカウンターがこれまでの試合より多め。ポイントは福永。2Rもジャブの差し合い。山下の方が威力はあって、福永の方が見栄えはいい。ダメージ与えてる山下にポイント。3R山下が強烈なコンビネーションでダウン奪取!その後も攻め立てKO寸前だが福永よく持ち堪えた。4R山下がスタートから仕留めにきてラッシュ、福永はガード固めて被弾を最小限にしてボディーとショートのアッパーを突き上げて凌ぐ。山下が打ち疲れたところに福永が形成逆転の右のトリプルで山下を下がらせる!すげぇ!!福永ポイント。5R一進一退の打ち合いだが少しだけ福永のヒットが上回ったと思う。福永ポイント。これで互角。6Rまたジャブ差し合いで建て直し。途中まで山下かなと思ったがパンチのもらい方の差で福永ポイント。7R激しい打ち合い!鳥肌が立った!!どっちも根性すげぇよ。ポイントは山下だ。ラストラウンド勝負。8R最後もノンストップの打ち合い。ポイントは福永でしょう。両者ナイスファイト!これは日本版アルツロ・ガッティ×ミッキー・ウォードでしょう!!世界戦以外の年間最高試合にノミネートされるかもですね。ちょっと褒めすぎかな。判定は3-0福永。試合後に挨拶に行った福永をガン無視した山下コーナーの山田武士トレーナーはなかなかのクソですね。判定に不服でも両者の激闘を労えよ。頑張った自分の選手にもマイナスだし好勝負に水刺す行為だよね。
プラスマイナスあったけど、なかなか楽しめました。かなりの長丁場な興行っぽいから現地観戦はカンベンだけど。
さよならー