昨夜の興奮からの脱力感と、キツめの二日酔いで書く気力がなかなか起きなかったですが、忘れないうちに書きます。
まず一昨日の夜は、九州から前乗りしていたボクシングファン「タイソンしんご」とカネロvsムンギアを見ながら昼呑みスタートから飲みっぱなして深酒。めっちゃ二日酔いでコンディション作りに失敗しました。。
昨日10時すぎにつくばを出発。電車が混んでおり座れず…。始発駅なのに座れないのは珍しい。向かった先は新橋「ニューともちん」大行列で1時間ぐらい並んで食べた。立ち食いスタイルなのでこの時点で3時間ぐらい立ちっぱなしでした。
13時、水道橋に到着。シラフの状態で「東京ドーム」をちゃんと見ておこうと向かう。記念撮影する人、グッズ売り場にならば人人人。入場するゲート位置も確認して駅の方は戻っている時に事件が!
ネリが後楽園ホール前を練り歩いてた pic.twitter.com/tcKqZ95fcl
— オスカーデラホーヤ(魚) (@oscar_delahoya) May 6, 2024
「ネリが後楽園ホール前を練り歩いてた」
ヒゲがめっちゃ目立って一発でネリだと分かりました。上のフレーズ…というかダジャレが咄嗟に思い浮かんだ自分を褒めてあげたい。笑
ジャイアンリサイタルの会場として候補になっていた3店舗を回るが、どこも満席でしかも客層のガラが悪かったです〜。なんとか入れた餃子居酒屋へ。
14時ぐらいにジャイアンこと水道橋にあった伝説のボクシングバー『GLOVE』の元マスターが入場してきてリサイタルがスタート。今回も絶好調、入場までの2時間半ぐらい疾走感のあるトークでした。
【セットリスト】
- 大谷翔平
- LAいきたい
- 俺がムラタでもやる
- 石川遼くん
- 三角関係
- らっきょう
- メガハイLOVE
- 蒲田
- 王将
- クォーティー(featuring Go↑Kun)
- 新年会
- 俺はジャイアンじゃない
ほとんどボクシングの話しませんでしたよ。笑
ハイライトは新曲「クォーティー」だろう。マスターが現役時代にあの”バズーカ”アイク・クォーティーにジャブの差し合いで勝ったもののパンチも貰って、それが原因で早期引退を余儀なくされたというスケールの大きい曲でした。ボクシングビートでコラムを連載しているGo↑Kunのライアン・ガルシア話も最高に面白かったです。ハイペースで飲んでいよいよ会場へ。
17時、着席。久しぶりの東京ドームの感想は意外とリングが見やすい。試合はモニターで見たけど。
後楽園ホールでレモンサワーを片手に写真撮るのが習慣なんですが、いつもと雰囲気が違いましたわ〜。客入りも世界戦1試合目から良かったと思う。
WBA世界フライ級タイトルマッチ
ユーリ阿久井政悟 vs 桑原拓
王者ユーリがロシア民族音楽みたいな曲で入場してきてユーリ感あった。試合はパワーアップもした桑原をユーリが上をいく成長と自信を見せたか。パンチの圧の差がありましたね。私の予想では桑原がもう少し前半仕掛けられるかと思ったが、ユーリは桑原のスピードに対応できるディフェンスの良さもあった。フルラウンド戦い抜いてユーリが初防衛成功。
WBA世界バンタム級タイトルマッチ
井上拓真 vs 石田匠
プリンス石田はスター性ある入場だ。リングアナウンサーは”日本のマイケル・バッファー”冨樫さん。井上拓真のコールは「いのうええーーー、たっっくまーーー」。
1Rにプリンス石田がジャブでダウン奪ったのは驚いた。が、2R以降は拓真ペース。修正能力がすごい。下半身がドッシリで安定。倒せなかったけど強いボクシングだなと思った。
WBO世界バンタム級タイトルマッチ
ジェイソン・モロニー vs 武居由樹
トイレ待ちが長蛇の列で通路で両選手の入場を見ることに。これに懲りてメイン終了まで酒を買うのをやめました。マロニーはサウスポー苦手そうで手が出ない。武居は攻めてるけどクリーンヒットない。武居のローブローで減点1、後半のスタミナ切れ、最終ラウンドの大ピンチの印象が悪かったので、試合終わったときにマロニーの防衛かと思ったが、武居が王座奪取で驚いた。途中寝落ちしたところがあったので見直そうっと。これで世界バンタム級はWBA井上拓真、WBC中谷潤人、IBF西田凌佑、WBO武居由樹と4団体すべて日本人ボクサーに!すごい時代だ!!
メインイベント
スーパーバンタム級4団体タイトルマッチ
井上尚弥 vs ルイス・ネリ
ネリにブーイング浴びせてる人も居ましたが、私は思ってた以上にフラットでした。ネリ歩きを見たからかな。井上の入場曲は「バトル・オブ・モンスター」。2階スタンドからでも背が大きい布袋寅泰は目視できました。嘘です。生ギター迫力あり。
1R入場→試合直前フェイスオフで気合い入りすぎモンスター井上が、いきなりオーバーハンドの右を。調子良さそう。ネリはゆったりしてるけど変則っぽいリズムで向き合ったらやりづらいタイプか。ダウンシーン時の東京ドームのどよめき、これぞ会場の生の雰囲気…。カウンターのタイミングで倒れ方も派手だったのでヤバいと思いました。すぐに立ち上がらない冷静さは感じたもののダメージあったろうし、残り1分ぐらいネリが猛烈にくるだろうから。ロープをつたいながらも致命傷になるパンチは貰わないモンスターのディフェンス技術さすが。
2Rジャブとワンツーが最初のラウンドより少しだけ距離遠目から打って、ネリのパンチを貰わないようになる。出てきたところに左フックを合わせてダウン奪い返す。
井上がネリの距離、パンチの軌道を把握して余裕が出てくる。余裕ありすぎて煽ったり。1Rに倒されたのが相当ムカついたんだろうなー。
5Rボディーストレート、左ボディーも効かせ、左フックのダブルでネリが2度目のダウン!1発目よりも2発目の方がコンパクト。ダメージ濃厚だがネリは闘志おとらえず。
6R最後の右アッパー→右ストレートでネリの身体がグニャとなった時は「モンスター、怖っ」が最初にきてから「すげーー」と。終わってみればモンスター井上の完勝でしたが、ネリもビッグマネーGETして、ダウンを奪ったという大勲章を手にした。パンチもらいながらも倒しにきてたし、倒れても立ち上がってきた強い挑戦者だったね。
井上は次戦、9月ごろにサム・グッドマンとみたいだが、正直ファイトマネーと開催地しか興味湧かないです。
ヒーローインタビューでダウンしたときのことを2回聞かれたときに「だから、覚えてないですよ。勘弁してくださいよ」のときは座間のヤンキーになってましたね。試合中も楽しそうに戦ってて、アドレナリン出まくってハイテンション状態になったのでしょう。
東京ドームをあとにして、山中慎介vsネリ2のときに行った居酒屋へ。観戦後のファンが次々と入ってきて満席に。高い席を買った人は首からパスをぶら下げたまま店に入ってきがち。笑
2件目では、初防衛に成功したユーリ阿久井政悟チャンプと師匠のドクター山田さんに遭遇。
「まだまだ飲みましょう」というタイソンしんごをホテルに送り届け、自分もカプセルホテルにたどり着いて長い1日が終わりました。
東京ドームでボクシング、堪能しましたわー!!また開催できるでしょ!!とりあえず記念にポチっておきました。
さよならー
“井上尚弥 vs ルイス・ネリ 5.6東京ドーム現地観戦の感想文” への1件のフィードバック