アジア人初の“Undisputed Champion”(議論の余地のない王者)誕生から一夜明けた。4団体統一は史上9人目、4本のベルトをすべてKOで集めたのは史上初の大偉業。どこまで行くんだモンスター!興奮冷めやらないので、ビッグマッチ恒例の関係者コメントまとめ。抜粋しているので全文はリンクからどうぞー。
“Monster”
井上尚弥
リング上
https://www.daily.co.jp/ring/2022/12/13/0015888537.shtml
「4団体統一やりました!スーパーバンタム級への転向を考えています。(バンタム級で)思い残すことはありません」
記者会見
https://hochi.news/articles/20221213-OHT1T51231.html?page=1
「4本ベルト並んで、すごく今、気持ちがいいです」
一夜明け
https://the-ans.jp/news/291498/
「この4団体をどうするか、階級をどうするか、会長、父と相談したい。スーパーバンタム級に上げれば本当に気を抜けない戦いになる。全体的にスリリングな試合になると思います。すぐに挑戦できるならしたいですし、テストマッチは必要ないです。チャンスがあるならいきたい」
井上真吾 トレーナー
https://hochi.news/articles/20221213-OHT1T51203.html?page=1
「ナオ、おめでとう。目標を達成することができて良かったし、ホッとしている」「スーパーバンタム級はおろか、将来的にフェザー級でも戦えるの?とか聞かれることもあるけど、自分はイケる、と思います」
”フェニックス”大橋秀行 会長
https://www.daily.co.jp/ring/2022/12/14/0015889270.shtml
「ブラボーでした!」
ポール・バトラー
https://hochi.news/articles/20221213-OHT1T51226.html?page=1
「そもそもパンチ力が強いので、ディフェンスは後から来ているようなイメージがある。バンタム級の中ではそれで通用していたので、ディフェンスについては若干、無知である部分があるかと思う。彼はこれから、スーパーバンタムへ行く。そのあたりが厳しくなってくると思う。ディフェンスについては、一度考えた方がいいんじゃないかなと思う」
ジョー・ギャラガー トレーナー
「彼のスピードは信じられない、他の選手とは次元が違う。PFPで1位になるのも、当然だなという気がした」
浜田剛史
https://www.sponichi.co.jp/battle/news/2022/12/14/kiji/20221214s00021000028000c.html
「来年はスーパーバンタム級での戦いとなる。フルトン、アフマダリエフともに強い王者だが、階級を上げることで井上も減量に余裕ができ、より良い練習ができるはず。大切なことは“強い井上尚弥”が出せるウエートでやること。圧倒することは難しくても体力負けすることないだろう」
畑中清詞
https://www.chunichi.co.jp/article/600329?rct=battle
「すごい試合を見させてもらった。4団体の王者の全てをKOで沈めての統一。井上尚弥のすごさに私も興奮している。アジア初の快挙でもあり、今や井上は日本の宝だ」
川島郭志
https://www.nikkansports.com/battle/news/202212130001313.html
「間違いなくバトラーは勝つつもりでリングに上がり、もっとパンチを出すはずだったと思う。でも、出せなかった。圧倒的な強さで3団体の王座を統一した今の井上には、目に見えない『オーラ』がある。さらに実際に拳を交えると、パンチはガードの上からでも強烈で、しかも高速。リターン(引き)まで速い。何かアクションを起こすとカウンターが飛んでくるし、打ち終わりも狙われる。だから怖い。ガードだけで精いっぱいだったのだろう」
長谷川穂積
https://www.daily.co.jp/ring/2022/12/14/0015889276.shtml
「普通は王者は挑戦者と戦うものなのに、彼は王者として王者と3度戦った。しかも一気に複数本のベルトを獲ったわけではなく1本ずつKOで獲っている。そんなボクサーはいない。漫画でも描けないストーリーを、彼はリアルで描いている」
山中慎介
https://hochi.news/articles/20221214-OHT1T51006.html
「何と表現すればいいのだろう。ひと言で言えば「お見事」。それに尽きる。並のチャンピオンならば、あの展開では判定までいっていたはず」「モンスター井上には、無限の可能性を感じる」
IBF世界フライ級王者 サニー・エドワーズ
https://the-ans.jp/news/291119/
「バトラーのこの試合でのボディランゲージには気分が悪くなる。勝ちたかったわけではなく、ただ生き延びた。4団体統一のチャンスを逃し、相手の後ろで拍手を送る。写真のためにすぐ笑顔になるなんて」
相変わらずの辛口ですね→https://oscar-delahoya.com/archives/8607
特別にInstagramから
内山高志
https://www.instagram.com/p/CmG7j6DvdUG/?utm_source=ig_web_copy_link
「尚弥、強すぎ👊あんだけガード固めて逃げ回る相手、よく倒せんな(笑) 日本人初、4団体統一おめでとう㊗️」
最後はパンチを予見する世界一のボクシングカメラマン 福田直樹さんのフォトギャラリーで余韻マシマシに。
PHOTO GALLERY: NAOYA INOUE VS. PAUL BUTLER Photos by Naoki Fukuda
https://www.ringtv.com/647636-photo-gallery-naoya-inoue-vs-paul-butler/
本当に生きてる間に日本人ボクサーでこんな凄い選手が現れるなんて…。スーパーバンタム級でもヒリヒリさせて欲しい。おめでとう!さよならー
本当に同感ですね。夢をみているようです。
10年程前、大橋会長が契約会見で(怪物です)と紹介した時、また大橋さんの大風呂敷(現役の頃から割とあった)が始まったと苦笑していました。あどけない少年の面影を残す小さな若者…
デビュー戦。まずその異様なパンチの炸裂音に驚愕。キレ、スピード、テクニック…おったまげました。(身体を貫通したんじゃないかという最後のボディ。オヤマオは死んだんじゃないかと心配した^_^)ヤバいやっぱりが現れた。そう思いました。そしてナルバエス。ナルバエスが日本に来る?観光で?いきなり2つ上げてナルバエスは…大丈夫かな?…杞憂。ナルバエスも殺されそうになる。(最後のボディ。ナルバエスは死んだんじゃないかと心配した^_^)私も、この若者は怪物だと確信した瞬間だった。惜しむらくは故障。拳を壊すクセがあり、度に休養が必要だった。スーパーフライで長くやり過ぎた感もあり、今の立場になるまで(ほぼ社会現象と言っていい)予想より時間がかかった。
黄金のバンタムを統一。そして更なる高みへと旅立つ井上尚弥…。これから更に遠くに行ってしまうんですね。とても嬉しく少し寂しい
同じ時代にいて彼を目撃できて良かったと思います。
追伸。ニック永末さんて本当に凄いんですね。バンテージでこんなに変わるもんなんですね。あとWARテープに秘密があるんですかね?全く心配なく、全弾フルパワーで心配なく打っていますね。餅屋は餅屋^_^
飲み過ぎに気をつけてくださいね。
バンテージの不安なく思いっきり打てるのは大きな要素ですよね!プロフェッショナルの仕事だと思います。
大橋会長は褒め上手ですよね。笑
バトラーのコメントあながち間違いでもないかな。
手札の少なさ、追い足の不安をさらけ出したとも言えそう。
バトラーのスペックだからモンスターの隙をつけなかっただけで、よりフィジカル、攻撃力あるSバンタム、フェザー勢と対峙すると接戦になる可能性は感じる。フルトンならバトラー戦を参考に射程外し、出入りを細かくしてポイントゲームしてきそう。ナバレッテなら被弾覚悟で徹頭徹尾フィジカルスマッシュしてきそう。
減量苦から解放されて、追い足が鋭くなって完全無欠になる可能性もあるとは思うが。
井上からするとフルトン、ナバレッテの方が攻めてきてくれる分、倒しやすいので戦いやすいかもですね。バトラーより効かされるリスクはありますけども。これまでにないスリリングな試合が見れそうですね!