ひかりTVのライブ配信でフェニックスバトル97を見た感想文です。dTVとABEMAプレミアムは解約したので。解説は細川バレンタイン。
武久尚矢×タジュイ・タム
デビュー戦の武久と1戦1敗のタム。手数多いタムの攻撃を武久がガードでブロックしてボディーを返す。2Rタム腹効いたが3Rタム返す。反則技の鉄槌は当たらないでよかったね。私はタムの初勝利への執念が手数に表れたと思ったので2ポイント差で勝ちと思ったが、39-37タム、38-38×2でドロー。
阿部一力×名和祐輔
18歳高校3年生×32歳研修医。お互いプロデビュー戦。だがしかしボクシング競技歴は10年アマチュアエリートの阿部、名和は9ヶ月の叩き上げ。キャリア差がファイトスタイルにそのまま出てた。阿部がフルボッコして1RTKO勝ち。実力差ありすぎて阿部のポテンシャルがイマイチ分からなかったので次戦に期待。
内田勇心×橋場大樹
1Rの様子見から一転、2R先にダウン奪ったのは橋場の左フック、内田も奪い返す。3.4Rどっちが倒れてもおかしくない打ち合い。ノーガードで見てて怖い。4Rど突き合いに競り勝ったのは内田!橋場コーナーからタオルが投入された。宮田会長ナイス判断でしたね。
山川健太×春島一雅
エビス瓶ビール&銀杏。薄皮ごと食べるスタイルです。ボクシング見てるからってワイフが殻を割ってくれてる。余は満足じゃ。 pic.twitter.com/DXVN7TFn9c
— オスカーデラホーヤ(魚) (@oscar_delahoya) February 16, 2023
晩酌タイムに突入して集中途切れました。。山川が削って削ってフィニッシュ。
日野僚×池側純
サウスポー同士。ジャブの差し合いは日野で前に出てたのも日野だが、池側は相手の打ち終わりにコンビネーションで返して有効打の多さを印象付けた。特にアッパーが効果的だったね。ランカー同士のハイレベルな攻防は6R偶然のバッティングで日野が負傷してドクターストップ。負傷判定は58-57、59-56、60-55で池側の3-0判定勝ち。
高田勇仁×石澤開
により急遽実現したリトルパックマン×マイクロタイソンによる2分2Rスパーリング。試合に向けて仕上げてきてたリトルパックマンの動きが良かった。
井上浩樹×パコーン・アイエムヨッド
渡嘉敷勝男さんがゲスト解説に加わる。YouTubeの「ぶっちゃけチャンネル」と「前向き教室」はあまり相性良くないと感じているので解説はどうなのか不安よぎる。思ったとおりバチバチで面白かったです笑。体格差とスピード差あり、ブランク明けでも井上はジャブ鋭い、左ストレートも伸びる。1R終了間際、パコーンがパコーンと倒れた。2Rすぐに再びパコーンと倒してTKO勝利で再起成功!動き良かったね〜。「おかえりなさい」。
中嶋一輝×ケニー・デメシーリョ
デメシーリョがサウスポーの中嶋に対してセオリーと逆の内側内側に回る奇襲に出た。デメシーリョの右をスイングと中嶋の左ストレート対決は中嶋に軍配。5.6Rにデメシーリョが猛攻仕掛けたが、自分の距離をキープできていた中嶋は余裕あった。8RにGOサイン出た中嶋が猛ラッシュでフィニッシュ。ビニー・マーチンにしては止めるの遅くてデメシーリョ陣営が棄権を申し出た。中嶋がWBOアジアパシフィック・スーパーバンタム級王者になって世界ランキング入りでしょう。この階級は井上尚弥が君臨しちゃうかもだから、次は世界ランカーと対戦し、ランキングを上げて突然訪れるかもしれないチャンスに備えて欲しいですね。
アーカイブで見るべし!
https://www.phoenixbattle.jp/#watch
さよならー