A-SIGN.BOXINGのYouTubeチャンネルでライブ配信されたライオンズジム初興行

『LIONS GATE』

を見た感想文です。実況・解説あり、カメラも2.3台駆使して、対戦表やラウンド、残り時間の表記もありのしっかりした配信だった。

 

 

吉成亮人 vs 目黒聖也

オーソドックスvs長身サウスポー。開始から目黒の長い左ストレートが距離抜群。ブランクを感じない。吉成は距離を積めたいが、目黒の前の手フェイントが効いてて入りづらそう。目黒は時折りフリッカージャブもあるし、踏み込みも鋭い。3R吉成が強引に前に出てボディー連打連打。アッパーを織り交ぜてたのと、クリンチさせないでスタミナ使わせたのも有効だ。目黒は少し口が開いてきた。5R目黒のパンチが鈍ってきた打ち終わりを吉成が狙っていくが少し打ち疲れたか。6Rはも吉成が目黒をコーナーに押し付けて連打したところでレフリーストップ。残り1分だから、まだ出来るかなとも思ったが、納得できる範疇でしょう。両者ナイスファイトだった。

 

 

女子ボクシング中はウィスキーの水割りの準備をしてました。これまでストレートで飲んでたんですが、アルコール度数高いウィスキーをストレートで飲むのは食道に悪いと知って、なるべくハイボールか水割りで飲むようにしてるのです。ストレートの方が美味いんだけどなぁ。長く酒を楽しむために仕方あるまい。

 

 

日本ユース・スーパーフェザー級タイトルマッチ

渡邊海 vs 大畑俊平

渡邊の前髪だけ金髪が昭和生まれのボクシングファンとはなんか懐かしくていい。日本のマイケル・バッファー 冨樫リングアナの長いコールと拳突き上げるタイミング合わず。

1R 前の手で牽制し合ってから大畑の右が印象に残った。どっちも反応いい。2Rテンポが小刻みで3分あっという間。ポイントはボディージャブの分だけ大畑かな。3R渡邊の終了間際の左フック1発でポイントあげる。4R前に出て右を1発当てた渡邊のポイントだ。5R打ち合いだけど、どっちもディフェンス技術も高くて当たらない。渡邊かなぁ。6R大畑の右ストレートも良かったが、渡邊の右アッパーの方が唸った。7Rほぼ互角。難しいラウンドだ。前に出てる分、接近戦のときに少しだけ打ち勝ってるように見えた渡邊かなぁ。8R最後は打ち合いに応じた大畑のポテンシャルの高さを感じて判定へ。私は2ポイント渡邊だが、

77-75×2、76-76

2-0で渡邊が王座防衛。まだ21歳、伸びしろだらけ。大畑は惜しかったが、厳しいことを言うならベルトを獲りにいくならば、自分から攻めるシーンをもっともっと増やさないと。口で言うのは簡単なんですけども。笑

 

 

日本ミニマム級タイトルマッチ

高田勇仁 vs 伊佐春輔

最初から仕掛ける高田。自信がみなぎっている。伊佐はフットワーク駆使して時折打ち合いに応じるが高田の方が上回る。伊佐は後半勝負の作戦なのかな。たまに解説の佐々木尽も言ってたがパンチングパワーの差は明らか。6R交錯するシーンで高田の右が当たって？ダウン。伊佐の方もタイミング良いパンチ打ってたので勿体ない。スリップかもなので後で確認しよう。7Rはポイント劣勢で前に出てきた伊佐の攻撃が上回った。8Rも伊佐。高田は下がるシーンと疲れが目立つ。パンチのもらい方が危うい。9R高田は脚を使ってアウトボクシングでポイントGET。このペースチェンジは先に繋がるかと思ったが、最終ラウンド終了間際にカウンターを貰いダウン！立ち上がったところで試合終了。ポイントは問題なく王者で3-0判定勝ち。後半の失速と最後のダウンはジムの初興行のメインイベンターの重圧ということにしておこう。良い経験。ヒーローインタビューで重岡兄弟との対戦を希望したようだが、WBOアジアパシフィック王者 小林豪己との統一戦、世界ランカー対決を挟んだ方が良いでしょう。

 

 

さよならー