世界スーパーフライ級2団体王座統一戦 WBA王者 井岡一 vs IBF王者 フェルナンド・マルティネスの試合が終わった。昨日は上京して両国駅のひとつ隣の浅草橋まで行ったものの、昼飲みして飲みすぎ、チケット代を使い果たしてしまい、両国国技館にたどり着けずでした…。帰りの電車の中でABEMA視聴しましたよ。
PUMAマルティネス、速いし上手いし強いし頑丈だしスタミナあるしで完勝でしたね。井岡もパンチ貰いながらも熱い打ち合いしてくれていい試合だった。ひとまずゆっくり休んでください。
ビッグマッチあと恒例のボクシング関係者コメントをまとめた。テキトーに抜粋しているので全文はリンクからどうぞ。
フェルナンド・マルティネス
リング上https://the-ans.jp/news/434718/
「今夜の勝利は本当に嬉しくてたまらない。父、母、娘、家族、兄弟全ての人に感謝する。日本の人にも感謝するし、再び日本に戻って試合をしたい」
試合後https://the-ans.jp/news/434724/
「この試合の後は新しいタイトルを探したい。ジェシー・ロドリゲス、タナカ(WBO王者・田中恒成)も可能性ある。条件は支払い(報酬)だ」「もちろんイオカがリベンジを求めるなら俺は考える。全ては支払いの条件だ」
井岡一翔
https://www.sponichi.co.jp/battle/news/2024/07/07/kiji/20240707s00021000382000c.html
「全身全霊で戦ったので、判定まで考えてなかった。倒すつもりで戦っていた。勝ったか負けたか分からなかった」「そりゃ泣きますよ。悔しいですもん。涙もあふれるし期待に応えたかった。こういう経験ができて人生の挑戦は終わらないし、今日だって結果を出したかった。応援してくれた方々の期待に応えたかった」
浜田剛史
https://www.sponichi.co.jp/battle/news/2024/07/08/kiji/20240708s00021000085000c.html
「打ち勝つしか手がなかった井岡と比べ、マルティネスの方がボクシングの幅が広く、試合巧者だった」
大橋秀行
https://www.nikkansports.com/battle/news/202407070001881.html
「結果論になるが、初回の井岡の左ボディーブローは決まるのが早すぎたのかもしれない。打ち気満々だったマルティネスは動きが止まり、明らかに効いていた。その後、ボディーをがっちりガードして、井岡の打ち終わりにアッパーを狙う作戦に切り替えた。それが効果的だった。もし井岡のあのボディーブローが中盤や終盤に当たっていたら、また違う結果になっていたかもしれない」
セレス小林
https://hochi.news/articles/20240707-OHT1T51310.html?page=1
「マルティネスは前に出てパンチをコンパクトに強振するタイプ。粗っぽいと思われがちだが、私には試合巧者に映った。前に出るマルティネスを体の踏ん張りで止めきれないシーンも目についた。全盛期の姿を見ているだけに、井岡自身の馬力の衰えも否めない」
竹原慎二
https://www.sanspo.com/article/20240708-OVJDTJ7MBVA4DMI6TUVLEL5D5A/?outputType=theme_fight
「よく頑張った。井岡くんもたぶん完敗とわかってる。引退するんだろうな。みんなに今までの感謝を伝えてるような感じがする」
畑山隆則
https://www.sanspo.com/article/20240708-2T55PGYKCRGLHNWTLOKQOPJUGE/?outputType=theme_fight
「自分のボクシングができなかった。長期政権を築いた王者が負けるときというのは寂しい。ショックというか」
内藤大助
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/308603
「(相手が)想像以上に強かった。これだけ打たれた井岡選手を見たのは初めて。ここまで差が出るとは思わなかった」
内山高志
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/308603
「(マルティネスは)パワーと突進力、手数がすごかった。力の差というより、勢いの差を感じた」
田口良一
https://www.sanspo.com/article/20240708-XUQWGU6ITNPN5KXPACRDWLAE4M/
「マルティネスが全てで上回った。こんなに強かったのかと正直、驚きを隠せない。スタミナやパンチ力といったフィジカルが基礎にあり、勢いやうまさもあった。井岡は何もできなかった」
福原辰弥
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/308654
「要所要所で(井岡が打った)ボディーが効いていたので、後半は井岡選手のペースで進むかと思ったけど、マルティネス選手が思ったより落ちなかった。井岡選手のパンチをもらってもすぐに返すのが多かった」
以上
PUMAマルティネスの次戦はWBO王者 田中恒成とやってもらい、そこでコーセーが勝利。リング上から「井岡さん、俺と試合しましょう」で3団体のベルトを賭けてリベンジマッチ成立。しかし井岡が返り討ちにして、WBC王者 BAM!ロドリゲスと4団体統一戦という復活ストーリーを少しだけ期待したい。
さよならー
7/20は両国までたどり着くぞ!
デラホーヤさんの採点は120-108がつくほどでしたか?もっと点差は少ないような?
田中選手がマルティネスに勝つ可能性は大いにあると思う。井岡選手はマルティネスと同じテンポで打ち合ってしまったけど、田中選手は機動力あり、ギアを上げてマルティネスを崩せると思います。
井岡選手相手に巧妙に見えても、田中選手はアップテンポの波状攻撃出きるはずなので、防御に気を配れば主導権取れそう。PUMA を刈って再戦すればトンでもなく盛り上がると思います。
田中陣営は即交渉してほしい!
私の採点は117-111ぐらいかなと思いました。手数とパンチの効果に差を感じましたので。
田中恒成なら井岡よりも相性良さそうですよね。ハイスピードの攻防になりそうです。
すごく単純な見方だけど、
同じテンポで打ち合ってたら、手数多い方にポイントが流れるのは当たり前。
愚直なくらい打ち合いに殉じているように見えて、無策なのか?
はたまたそれしか出来ないくらいコンディションが悪かったか(戦前ラストになるを匂わせていた)?
117-111なら4つひっくり返せば良い。
115-113にできるような微妙なR4つはあったはず。
そして、通常ならそれを確実にスチールできるはず。
でも今回は嫌らしさも感じなかった?
ジョーじゃないけど
「真っ白に燃え尽きたかった」
のだろうか?
試合前から「相手の土俵(インファイト)で打ち合う」と言ってて、生き様を見せるのに気負いすぎた感は多少ありますよね。
普通の挑戦者相手であればねじ伏せられたかもですが、PUMAマルティネスは本物のタフガイで弾き返された。
打ち終わりのディフェンスの反応が遅れててことごとくパンチ貰うなと思いながら見てました。
調子が悪かったならば、ゆっくり休んでから再起もあり得ますね!