ボクシング日中平和友好4対4親善試合 U-NEXT視聴の感想文

朝からボクシング見て、昼寝して、夕方からまたボクシング。好きなんですねぇ。

保谷勇次 vs 蛯名創魅

キャリア1戦のオーソドックス×デビュー戦のオサウスポー。身長差と体格差で保谷が有利そう。どちらも4回戦とは思えない攻防を見せたがエキサイティングは足りなかった。保谷が2-0判定勝ち。静かなオープニングマッチとなった。

廣瀬祐也 vs 岡本恭佑

サウスポー×オーソドックス。2年ぶりの再戦（初戦は岡本勝利）。1R岡本は一度勝ってる余裕を感じる。サウスポーも全然苦にしてない感じで右をヒットさせた。2R廣瀬がボディー攻め。3R廣瀬の左ボディー、岡本の右ストレートがどちらも当たりだした。割れそうなラウンド。4R廣瀬がテンポアップするが岡本が簡単に対応した。5R廣瀬が攻めあぐねているように見える。6R岡本さらに余裕でてパンチのバリエーション増える。7R岡本が細かいパンチ出して誘って右ストレート突き刺す。そこから右アッパーでフィニッシュ！勝ったあとの興奮の仕方が”修羅の街”北九州の若者という感じでした。強い怖い。やりづらいサウスポーの廣瀬をキッチリ仕留めてランキングGETでしょう。

与那覇勇気 vs 辻永遠

1Rいきなり打撃戦。辻の左右アッパーがタイミング合ってる。与那覇がグイグイ前に出てくるから。2R与那覇のパンチは何発かはヒットするものの空振りが目立つ。打ち終わりに辻のパンチを貰ってる。3R与那覇はボディーにパワーパンチ、辻は細かく連打で削っていく。4R我慢比べ。5R…愛犬がオシッコを床にしてしまった処理をするハメに。。8R最後まで打ち合って判定は。三者77-75で辻の勝利。辻がランキングGETでしょう。与那覇はダメージの蓄積が心配になる試合ぶりだった。ゆっくり休んで欲しい。

日中対抗戦スタート。オープニングセレモニーあり。選手が着てるTシャツがラメラメでカッコいいですね。

木戸口謙信 vs チョウ・シンキョウ

1Rお互い積極的に手を出して終了間際、チョウがフィジカルでバランス崩して逆ワンツーをヒットさせ木戸口がダウン。ゴングに救われた。2R木戸口は押し込まれながらボディーに活路を求める。3Rアクシデンタルバッティングでチョウがカットしたが依然チョウペース。カタカナ多めラウンド。4Rチョウが多少の被弾もろともせず体ごとパンチ打ってくる。5R木戸口がジャブから建て直し。チョウは少し休んだか。6Rチョウの傷口が開いてドクターチェックでレフリーストップ、負傷判定に。3-0チョウの勝ち。中国1勝。

高優一郎 vs ダウス・リテ

身長・リーチともにリテが12cmリード。オーソドックス×サウスポー。1Rリテは好きなボクサー中谷潤人と言うだけあり低く構えて高に目線を合わす。高も一発目から右ストレートをアジャストしてて凄い。2Rリテは下がりながらでパンチの距離がイマイチ。高のプレスが効いてる。3R高の脚の運びがいい。4R高のボディー連打でリテがキツくなってきた。5R高は接近戦でもフィジカル強い。6R高が圧倒。仕留められたら尚良い。7R高はクリンチのときの体の預け方も上手い。8R一方的なまま判定へ。78-74、79-73×2の3-0で高の勝ち。日本1勝1敗。

伊藤千飛 vs ラン・コウコウ

ケーーンこと寺地拳四朗と8Rスパーリングこなし、キックボクシングなのにパンチで圧倒してたという武勇伝のある伊藤がプロ2戦目。

1R伊藤の左ジャブが超速。左ボディーも強烈で多彩。ディフェンスの反応も速くて最小限の動きでかわす。2R伊藤がスイッチしたり攻めさせたり。ポイントはランでしょう。3Rランが攻める。クリーンヒットは少ないけど伊藤は手数が少ない。4R長いラウンドを経験しようとしてるのかな。5Rそろそろフィニッシュして欲しい。6Rうーん。7Rうーむ。見てる集中力が切れた。8Rパンチまとめたところでレフリーストップ。ちょっと唐突に感じた。日本2勝1敗。

堀池空希 vs ワン・ラクセン

1Rオーソドックス×サウスポー。向き合ったときにラクセンも「こいつ、やるな」の空気を漂わせる。堀池は2連続KOだけあって当て感の良さアリ。2.3.4R互角。前足のポジション争い。5R堀池の手数が少ない。ジャブだけ。ワンはストレート打ってるだけ印象がいい。6R足を踏んだ？状態で堀池の右がヒットしてバランス崩したワンがダウンを宣告された。スローで見たら踏んだんじゃなく引っかかってた。どちらにせよラッキーなダウン。7Rワンがポイント奪い返しに圧を強める。堀池は手が出ない。8R堀池のボディーにポイント振れないこともない。判定微妙かなと思ったら、割と大差で堀池が3-0勝ち。前半ほとんど堀池だったか。

日中対抗戦は日本の3勝1敗。中国選手は最後まで諦めない良い選手が多いですね。経験値アップになるマッチメイクだ。興行全体の感想はちょっとアグレッシブが足りなかったかな。