
中川麦茶がXにポストしたスパーリング動画が物議を醸している。出稽古に行った先で、相手選手のトレーナーである長濱陸が反則行為を指示している音声がハッキリと映し出されている。麦茶側が編集した切り取り動画だから、どんなもんかなと思って見たが、一発アウトのパワーワードに衝撃を受けた。事件現場は寝屋川石田ジム、スパーリング相手は長岡嶺。
問題のスパーリング動画
この前の試合の9日前のスパーリング。時々お世話になってる出稽古先のジムで良いジムなのであげるか迷いましたが、この翌日このセコンドに『あれはおかしいだろ』と言った所セコンドからも選手からも一切の謝罪もなかったのでもうあげます。YouTubeではもう少し詳しく話しますね。 pic.twitter.com/9FIbTRBRJM
— 中川麦茶 (@yooooooda123) April 11, 2025
①「容赦すんな」
事件の引き金となったパンチは故意じゃないかも。揉み合いの中だし、麦茶が後ろ向いてるから勢いで止まらないときもありそう。で、長濱の「容赦すんな」は、格上の麦茶に対して「思いっきりいけ」と長岡に発破をかけたと超好意的に取ってみる。
②「後頭部殴れ、後頭部」
これは完全アウトでしょう
。。後頭部への打撃「ラビットパンチ」は悪質な反則ですから。ジェラルド・マクラレンの悲劇を思い出してしまった。スパーリングで打つの肯定するような指示したら試合でも打つでしょうよ。スパーリングにはレフリー居ないんだから、リング外で一番近くで見てるトレーナーがその場で厳重注意する役割もあるんじゃないだろうか。本当に危ない行為で、この指示は弁解の余地なしでしょう。
③「レスリングしてもいいんだよ」
これは体ごとパンチぶつけていけとか、押し負けるな的なことかなと。前後の流れからすると悪意あるようにしか取れないですけども。
④「首絞めろ、首絞めろ、ヘッドロックしろ」
はい、アウト。ニック・ボールをヘッドロックして蹴られたTJドヘニーを見ていないのかな。おそらく首を締め上げろ的な意味合いで言ってそう。ブレイクを指示しないと。ラビットパンチのとき同様、安全管理もトレーナー任務のうち。
これで減点1は絶対おかしい。。
長濱の謝罪
不快な思いをさせてしまい、また、それについての謝罪がなかったことは大変申し訳ありませんでした。
— 長濱 陸 (@nagahamaboxer) April 11, 2025
麦茶が翌日、長濱に直接抗議したときの様子も暴露
俺が抗議した時も笑ってたよな?
今更謝ってもなんのお笑いって話しだわ https://t.co/2I6IDfv7M4— 中川麦茶 (@yooooooda123) April 11, 2025
YouTubeで詳細を説明
【麦茶の言い分】
- 長岡とは顔見知り
- スパー中に後頭部打っちゃうことは自分もある
- でも指示どおり打つのはおかしい
- 次の日も長岡とスパーがあったから反則行為してきたらやり返すと忠告
- 長濱にも「あんな指示ねえぞ」と言ったら「はいはい」とヘラヘラしてた
- 不快とか通り越してんだわ(嫁)
- 長濱とは角海老宝石ジムで同門だった
- 客が言うのとトレーナーが言うのでは全然違う(嫁)
- 注意喚起のために動画を出した
- 石田順裕 会長からは謝罪あった
出稽古にきた相手に舐められないよう選手が全力で行くのは分かる。格上の選手とやる場合はなおさら。だからこそトレーナーが熱くなってる選手に冷静に指示して戦わせるのが大事だろう。
こんな大騒動になるとは考えてなかったかもだが、スパー翌日に直接話したとき謝罪してれば済んだ話だったろうに。
今後の動向にも注目していきます。さよならー
