昼の12時から6時間ぶっ通しでボクシング見てました。家でボクシング見るときに酒飲まないでなんてことはないので、かなり酔いが回りました。
12時ごろ WOWOWオンデマンドでメキシカン対決のセミファイナルにセットされていた、ガブリエル・フローレス×ジェイソン・ベレスがスタート。世界挑戦経験あるベレスを新鋭のフローレスがジャブで圧倒した。ゲスト解説の内山高志も言っていたが、積極性が少し足りないので判定決着かなと思ったら、左フックがテンプルをかすめてベレスがダウン。フローレスの6RTKO勝ち。早くに亡くしたお母さんのTシャツ着てインタビュー受けてて笑顔も幼い感じだった。まだ20歳、もう少しじっくり育ててから世界戦でしょう。
メインのWBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ。ミゲール・ベルチェルト×オスカル・バルデス、入場から両者とも世界王者のオーラが出まくっていた。体格はベルチェルトが2回りぐらい大きく感じたので、戦前の予想どおり中盤から終盤にかけてパワーで圧倒だなと思ったのですが、、バルデスのスピードが速いのなんの。リーチ差14cmの不利を軽く上回る踏み込みからジャブ、ジャブ、ジャブ!フットワークも軽やかでベルチェルトがぜんぜん付いていけない。4R途中バルデスの左フックがジャストミートでベルチェルトの脚がガクガクに。倒れなかったがロープからロープへ追われたところでスタンディングダウン。次のラウンドで終わるんじゃないかと思ったが、5.6.7Rは王者の意地でベルチェルトが驚異の巻き返しを見せる。あれはサソリエキス飲んでますな。ただバルデスはロープに詰まっても直ぐにスイッチしたり、クリンチしたり、左右フックで引っ掛けながら身体を入れ替え巧みだった。解説の亀海喜寛さんが分かりやすく説明してくれていた。ラウンド最後にバルデスのパンチが効果的に当たりポイント取るまでには至らず。そして10R、、映像で見た方が早い、、
https://twitter.com/trboxing/status/1363354731146436609?s=21
ダメージ溜まってるところにバルデスの左フックが痛烈にヒット!即レフリーストップでバルデスが2階級制覇達成。まさかベルチェルトがあんな負け方をするとは…。エディ・レイノソ トレーナーの勢い止まらず。一方的な内容だったから、激闘のメキシカン対決ではなかったが、ビッグマッチならではの緊張感を味わえた。
バルデスのヒーローインタビューを聴き終えたら丁度14時だった。日テレジータスに替えて全日本新人王決定戦を。メキシカン対決から東西対決、ラスベガスから後楽園ホールへ。同じ無観客試合なんですけどスケールダウン感があり、身が入りませんでしたのでボクシングビートのツイートを貼っておきます↓
「佐々木栄治会長からは『とりあえずおめでとうやけど、ここからが本番じゃけん頑張れ』と言われました。嬉しそうでした」(ミニマム級新人王に輝いた #小島蓮。岡山・津山の江見ジム@EMI_boxing_club悲願の全日本新人王に) pic.twitter.com/pX58OuAZX0
— ボクシングビート (@beat_macc) February 21, 2021
「判定は考えていませんでした。手応えのあるパンチ入れても打ち返されてリズムを作れず。偉そうに通過点と言ってましたが、まだまだです」(木村彪吾とノンストップの打ち合いを判定で制した #狩俣綾汰)#あららがま魂 pic.twitter.com/mgudmd68zb
— ボクシングビート (@beat_macc) February 21, 2021
「(最初引き分けとコールされ)ドローでも仕方ないかなと思いました。でもとても大きな経験値を得た試合です。昔の自分なら心折れて、やられてました」「ホウシュヤマを覚えて下さい。ホウジュヤマではなく」(ダウン挽回の判定勝ちでフライ級全日本新人王となった #宝珠山晃) pic.twitter.com/KEO212na4E
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「まずはしっかり勝ててよかったです。自分が攻めることを意識して戦いました。まずは1つでもランキング上げて日本タイトル、その他のタイトルを狙っていけるよう頑張りたいです」(バンタム級新人王に輝いた #冨田風弥。伊豆ジム初)
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「獲るのは最低限、負けたら終わると思ってるんで。ジムの人には怒られると思います」(全日本ライト級新人王となった #浦川大将。帝拳ジム30人目)
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「今年は獲れてめちゃくちゃ嬉しいです。これから相手どんどん強くなっていきますけど、日々練習、研究していきます。ッシャア❗️」(新人王戦は昨年に続く挑戦。初回TKOで念願かなえた #奈良井翼)
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「去年は負けてしまいました。本当はお客さんの前でやりたかったけど、TVの前の方にいい試合を見ていただけたらと思って頑張りました」(ウェルター級新人王となった #能嶋宏弥。涙に咽び)
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「地元や四国の人が自分のことのように応援してくれた。それに応えられてよかった。これがスタートライン。地方やからと舐められないよう、もっと頑張っていきます」(全日本Sバンタム級新人王に輝いた #福永宇宙。黒潮ジム初、四国初)
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「サポートしてくれたジムのトレーナー、会長に感謝しています。皆と一緒にここに来れて、ここで戦えて光栄です」(新人王ミドル級を制した #中田勝浩。井岡弘樹ジム初)
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「技能賞になるとは…。まだまだなので、本当、世界狙えると思っているので頑張ります」(全日本新人王戦でも三賞に選ばれたSフライ級 #久保春平)
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18時ぐらいになったときにワイフから「もういいんじゃない…」と言われチャンネルの権利を失いました。。MVPは奈良井翼 選手が獲得、たしかに印象に残る強さだった。奇しくもスーパーフェザー級だ。今後も注目しようっと。
ボクシング三昧のとても良い休日でした。
バルデスが勝ってくれて良かった。
3年前のクイグ戦相手の確信犯over、しかも当日ウェルターウェイトにまで肥大したクイグに勝ちきったことで「マッチョ」を証明した。
同じメキシカンでもネリとはえらい違い。
メキシカンの良心です。
正直者がバカを見なくて良かった。
そのバルデス相手に善戦したセルバニアは、とんでもない強豪なんでしょうね。
モンスターのスパーリングパートナーですからね。
クイッグ戦はアゴを骨折までして勝利をもぎとり精神力の強さを感じました。そのバルデスからセルバニアはダウンも奪った覚えが…OPBFと日本ランキングにも入っていますが、誰も戦いたくないでしょうね。。
ベルチェルト戦ではオリンピック2度出場の技巧をまざまざと見せつけられました!次はシャクール・スティーブンソン戦が見たいですね!!
まさかベルチェルトが…。ボンバーレフトを完封するなど、安定した勝ち方で防衛を続けていたので、このクラスNo.1と思っていたのですが、あれほど前のめりに攻めてカウンターを貰うとは、以外でした。
私ごとですが、最もショッキングだった試合は、約40年前、クエバスがハーンズにKOされた試合です。数年後にビデオで観ると、あのクエバスが何も出来ずに倒されていた。※確かセミで上原ヤスツネがセラノをKO。
同じくベルチェルトがスーパーフェザー最強だと思ってました。スピード差があったのと、ロープにつまらない戦略を徹底していたのが勝因ですかね。
クエバスを倒したバーンズのように、これからのバルデスには期待してしまいますね。
この試合はかつてのチャベスseniorのように、メキシコの闘牛場、アレナメヒコ、フォーラムでコロナビールをがぶ飲みしながら見たいくらいの珠玉の決闘。
同胞の応援あればメキシカンの戦力は掛け算になる。バスケスマルケス然り。バブルでは勿体ない。声援あればユカタンの毒蠍は息を吹き返して大激闘になった可能性も。
再戦するなら是非コロナ終息後のカリフォルニアかメキシコで
コロナは、ビールだけでいいって!!
おぉ!たしかに声援があったらメキシカンのファイトは一層熱を帯びますね!!コロナ終息後にベルチェルトに復活してもらって、またバルデスまで辿り着いて欲しいです。そのときに大観衆の前でリベンジ!コロナビールがぶ飲みしながら見たいです。