2022 世界ボクシングパーフェクトガイドを読み終えた感想文

2022 世界ボクシング

パーフェクトガイド

 

1日遅れで届いた。Amazonは予約した商品は発売日に届けて欲しい…。けど、それやったらますます本屋さんの優位性が無くなるから我慢するか。

 

話を戻す。2022年の表紙は”Canelo“アルバレス、”Bud”クロフォード、そして日本ボクシング史上最高傑作”Monster”井上尚弥

一番最初の記事であるボクシングマガジン編集部&ライター16人で選んだPFP(パウンド・フォー・パウンド)ランキングの上位3人だ。16人が各々選出したランキングを、1位に10点、2位に9点……9位に2点、10位に1点で集計した合計点のランキングだ。

 

ネタバレになってしまうが、、どうしても書きたいので書く。

(まだ読んでない人は戻ってください)

 

 

 

なんとパーフェクトガイドが選んだPFPキングは、クロフォードなのだ!!2位がカネロで、点差は僅か2点。リングマガジン誌ほか各サイトでもPFPキングのカネロが何故2位なのか……。それは1人の審査員がカネロの「ドーピング」を理由にランキングから除外したからですー。たしかに長いことボクシング見てきて麻痺していた部分があるなと考えさせられる問題提起でした。

 

17階級+1(ブリッジャー級)オールガイドは知らない選手が出てきたときに見返すので飛ばして、特集記事を読む。

 

杉浦大介さん「インタビュー キーショーン・デービス」東京オリンピックのライト級際メダリスト、受け応えの内容から頭の良さを感じる。間違いなくスーパースター候補だ。

宮田有理子さんは「USAトライアルの光と影」と題して東京オリンピックのアメリカ代表予選をレポート。新型コロナの影響と階級区分の改訂で翻弄された選手たちのプロボクシングでの近況を知れた。ここに出てきた選手は今後チェックしていく。

再び杉浦大介さん「トップランクの世界戦略」90歳の総帥ボブ・アラムが去ったとしても安心だと感じる首脳陣の層の厚さ(特にマッチメーカー)、高確率でトップまで導く育成プログラム、なぜスター選手が離脱するかに迫っていて読み応え充分でした。

増田茂さん「世界ヘビー級サウスポー王者7人の実像を検証する」これも後で…。しかし、最新のオレクサンドル・ウシクを含めて7人しか居ないんだね。

杉浦さん、宮田さん、信藤大輔さんによる「トレーナーに聞く」シャクール・スティーブンソンの祖父でありトレーナーのウィリー・モーゼス。オスカル・バルデス&ジェシー・マグダレノ&アンディ・ルイスのトレーナー マニー・ロブレス。今週末にルイス・ネリと対戦するカルロス・カストロのトレーナーでもある。最後はファン・フランシスコ・エストラーダのトレーナー アルフレド・カバジェロ(顔がマルコ・アントニオ・バレラに似てる)。3人とも研究熱心で情熱と信念を感じた。一番年上であろうモーゼスさんが断トツで一番派手なのも印象に残った。

加茂佳子さん「WOWOWエキサイトマッチ進行役 増田美香さんインタビュー」いま最も好きなボクサーがタイソン・フューリーで理由も納得。ボクシング歴4年とは思えない成長スピードは史上最速3階級制覇のロマチェンコ&田中恒成ばりです。

宮崎正博さん「さらば、パックマン。」2ページ超駆け足でマニー・パッキャオの足跡を辿る。取り上げられた試合がハイライトで頭の中で再生された。2010年のアントニオ・マルガリート戦がピークというのも納得だった。どこまで階級上げていくのかと毎試合、興奮したもんですなー。

増田茂さん「2021年のベストパンチをふり返る」トップ10に挙げられたパンチを解説を読みながらYouTubeで見返そうと思いました。

 

最後のページに”永遠のチャンプ”大場政夫さんが働いていた「二木の菓子」の宣伝で最後までボクシングに浸れた。

 

 

オススメです!

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さよならー

 

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