Abema TVでボクシング生中継を見た感想文。
京井拓馬×富田勝太
デビュー戦同士の対決は開始から京井がアグレッシブに攻めて先手を取る。富田は上半身が棒立ち気味でパンチへの反応が悪かった。京井が左フック、右ストレートで2回ダウン奪って1R TKO勝ち。富田は緊張してるあいだに仕留められた感じ。
石井真紘×今田翔希
1戦している今田よりもデビュー戦の石井の方が落ち着いている。サウスポーからボディーストレートやフットワークで横にかわしてカウンターも鋭い。アマチュア経験あるのかな。次戦も注目したい。
芝力人×川畑嗣穂
ランカー芝が最初から余裕の感じ。2Rにダウン奪って実力差をしっかり見せたが、余裕出しすぎたような。単調だし、決めきれないところがタイトルに届かないとこなのかなと思いました。期待してるからの辛口ですよ。
テレビを消音にして八重樫東&清水聡&井上浩樹のYouTubeに音声をチェンジ。
浅海勝太×井上夕雅
最初から最後までリング中央で足を止めて打ち合う両者。ディフェンスは井上の方が良い。特にパーリング。それでも浅海は構わず手数を出したので結構パンチもらった。攻撃も井上の方が多彩でアッパーを拳を縦に出してた。浅海も最後まで手数衰えなかったけど判定2-0で井上が競り勝った。
メインイベント
矢吹正道×寺地拳四朗
解説が長谷川穂積という情報が流れてきたので、テレビの音声オン。1Rケーーンがジリ足でプレスかけていきなり右。2Rもケーーン。矢吹は想定内だろうけどパンチのもらい方の印象悪い。3さらにプレス強めたところから右ストレート一閃で矢吹ダウン。立ち上がったもののダメージ濃厚でレフリーストップ。最後の右は左ボディーのフェイントからコンパクトな一撃だった。ケーーンが圧巻のパフォーマンスで王座奪還。前回との体調を含めた仕上がり具合・戦略修正・復讐心などなど今日は完全に矢吹を上回った。かと言って前回はバッティングあったとかは関係なく、あの日は矢吹の日だったと思う。まー、でも敗北を知ったケーーンは前よりも強さを出せるスタイル。手に入れて戻ってきたね。もう防衛回数にこだわることもないから統一戦や階級アップで海外に行って欲しい。大晦日までライトフライ級だったら京口紘人との試合が見たい。矢吹もまだ真っ白な灰に燃え尽きてないはず。また試合を見たいので、ゆっくり休んでから復帰して欲しいな。
リプレイで1Rからフィニッシュまでフルで流してくれたのだが、長谷川穂積が細かい技術を分かりやすく解説してくれてて流石だなと思いました。Abemaはカメラワークが良くて選手がカッコよく見える演出で、やはりK-1とかで慣れてるなと。無料でこのクオリティのボクシング興行が見れたら新規ボクシングファン獲得に繋がると思った。今後も是非お願いしたい!
今回はバッティング騒動で矢吹選手が消極的な立ち回りだったことも拳四朗が前に出やすい理由かなと思いました。
以前の矢吹選手だったら追い詰められてもガードを固めながら強引に前に出たのに今回はカウンター主体で待ちの戦法で違和感があった。
やっぱり1戦挟んで一旦騒動が落ち着いてから本来の矢吹選手と拳四朗のリマッチが観たかった。
矢吹は先手を取られたまま終わってしまった印象です。思ってた以上に拳四朗の圧力に面食らったまま反撃できなかったような。今日の拳四朗は強かったですが、また数年後にラバーマッチが見たいと思いました。
前回はバッティングです。
今日の拳四朗の動きを見るとバッティングよりも新型コロナ罹患の影響だったと私は思いました。