”浪速の闘拳”亀田興毅が記者会見を開いた。肩書は会長やプロモーターではなく「ファウンダー」で、「創業者」や「設立者」を意味するらしい。どんなもんじゃーい!皇治xヒロキングの件でまたJBCと揉めているので、その説明かと思いきや全然違う話だった。
ボクシング界にとって良い話、主催興行「3150FIGHT」でのファイトマネー制度の改善案だ。出場全選手に、、
①従来の相場の倍額
②キャッシュで支払う
というもの。
4回戦 6→12万円
6回戦 12→24万円
8回戦 16→32万円
日本ランカー13位以下 20→40万円
2位~12位 30→60万円
日本1位(指名挑戦者) 50→100万円
日本/アジア王者 100→200万円
と、表を見せながら分かりやすく具体的に金額を提示した。
具体的な例として、9/17にメルパルクホール大阪で行われる日本スーパーフェザー級タイトルマッチのファイトマネーも発表。
王者 坂晃典(仲里) 450万円
×
同級6位 奈良井翼(RK蒲田) 100万円
記者会見に出席していた奈良井は破格の待遇に満足そうだった。王者の坂は100→200→いろんな事情が絡んで→450万円に。いろんな事情って何かも詳らかにして欲しかったですー。すんごい気になる。亀田ファウンダーが言うには日本チャンピオンなら年間3試合したらファイトマネーで1,000万円超えてボクシング一本で食べていけるようにしたいとのこと。確かにこれならプロボクサーだ!
チケット払いか現金払い、どちらかを選手が選べるようにすれば更に良いのかなと。なぜなら4回戦でも100枚以上チケット捌ける人も居るし、スーパーホープだといきなりマネージャーが付いてて直接売買でも選手は練習に集中しつつも数が捌けて現金一括払いより身入りが良いからだ。
チケット捌くことで営業力が身に付いて引退後に役に立った的なこと言う元選手もいるけど、本当はプロモーターがチケット捌いてスポンサーも集めて、選手は試合のパフォーマンスだけに集中してくれるのが良いですよね。選手本人からチケット買って身近に感じるのもファンとしては嬉しいんだけども。
直接売買も現在は便利になっていて、ボクシングチケットドットコムを使えば最小限のコストと手間で、ファンとコミニケーション取りつつ、現金一括よりファイトマネーを得られる。
チケット捌ける選手は違うプロモーターの興行に出れば良いし、現金が必要なら3150興行に出ればよい。選択肢が広がるし、旧態依然としている日本ボクシング界に刺激を与えられてナイスだと思う。
冒頭の皇治×ヒロキングのJBCによる物言いは、亀田側がお伺い立てたときに是非を示しておけやと思う。発表してから難癖つけるのはいかがなものかと。また裁判沙汰になっても負けそうだし。
急激に酔いが回ってきたのでさよならー
“亀田興毅ファウンダーのファイトマネー倍増計画” への1件のフィードバック