アフマダリエフ×タパレス、ロドリゲス×クリゴン DAZNディレイ視聴の感想文

先週末はハードなボクシングスケジュールで息切れした…。

日曜日のDAZN、情報遮断に成功して試合を見た感想文です。

ムロジョン・アフマダリエフ×マーロン・タパレス

WBAスーパー & IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ。タパレスは気合いの角刈り、MJムロジョンはマイケル・ジャクソン「BAD」で入場。

サウスポー同士。1Rは探り合いで10-10かなと思ったが最後の左フックでタパレスにポイントあげる。ジャブはタパレスの方がシャープか。2Rタパレスのアッパーが数回ヒット。ボディージャブもいいね。3Rジャブの差し合い。タパレス。割れそう。4Rムロジョンのエンジンかかってきて手数が増えた。クリーンヒットの数も。5Rムロジョンのコンビネーションにポイントを振ろうと思ったがタパレスのリターンの方が印象に残った。割れそう。6R前半タパレスの左ストレートでムロジョンがほんの少しグラッときた。後半ムロジョンの右フックから左ストレートは迫力あった。その後も攻めるがクリーンヒット少ない。タパレスの1発を取る。7Rムロジョンが仕掛ける。左フックがヒット。タパレスの左ストレート右フックも強烈だったがムロジョンに振る。8R手数と押し込んでた分ムロジョンだな。9Rパワーショット合戦！ムロジョンの方が多く当てた。体ごとパンチ振ってくるね。10Rもムロジョン。11Rムロジョンは空振り多い。タパレスのジャブにポイント振る。12R明確にムロジョン。私の採点は114-114でドローだったが、採点は115×113×2タパレス、118-110ムロジョン、、タパレスか2-1判定で新チャンピオンに！大接戦を制しましたねー。ジャブが意外とポイントになったみたい。MJは久しぶりの試合で防御感が少し鈍ってたか、ジャブを序盤に貰いすぎたかも。超結果論ですが。インターバル中に流れる音楽がマイケル・ジャクソンの曲多めで応援してくれてたんだけどねぇ。

7.25 WBC & WBO同級タイトルマッチスティーブン・フルトン×井上尚弥の勝者との4団体王座統一戦もありえるが、どっちが勝つにしてもMJよりはタパレスの方が攻略しやすそうだなと思いました。リングサイドには亀田興毅、画面には映らなかったがWBAの挑戦権を持つ亀田和毅も居たようだ。

テキサスで行われたアフマダリエフvsタパレスは戦前の予想を覆すタパレスの勝利に終わる。タパレスとは旧知の仲。右の方はタパレスのエージェントであるギボンズ氏。亀田和毅vsタパレスを3150FIGHTのリングで実現出来たらおもろいやろな。 pic.twitter.com/KONVuYrNUt

— 亀田興毅 (@koki_kameda1117) April 9, 2023

亀田興毅は4.16の重岡優大の相手としてウィルフレド・メンデスを連れて一緒に帰国。WBC世界ミニマム級暫定王座決定戦を成立させたばかり。マーロン・タパレス×亀田和毅もあり得ますな！ショーン・ギボンズと亀田の組み合わせは「混ぜるな危険」な匂いがしないでもない…。今後も注目していこう。

ジェシー・ロドリゲス×クリスチャン・ゴンサレス

バムがスーパースターのオーラをまとって入場。さすが2022年のシンデレラボーイ。試合直前のレフリーによるルール説明のあとのグローブタッチの時、クリゴン（クリスチャン・ゴンサレスの略）がロベルト・ガルシアトレーナーにもタッチを求めた。その時のガルシアのパンチスピードがさすが元世界王者だった。これね↓笑

1Rサウスポー×オーソドックス。バムが上下左右に体を動かしながらプレスかける。膝の動きが柔らかくて惚れ惚れしますねぇ。クリゴンもスピードある良い選手だ。長身アウトボクサー。バムのポイント。2Rバムの攻防一体の攻撃。ジャブもシャープ、左ストレート3発ヒット。明確に取った。3Rクリゴンも時折当てるけど、バムの攻撃の方が有効的。寺地拳四朗ばりのハイテンポ攻撃的ボクシングだ。4Rもバム。5Rバムは好戦的すぎて距離が少し近く被弾が多い。ポイントは取ってそう。6Rも同じ。7Rも同じ展開。クリゴンもたまにカウンター当てる。8Rクリゴンのスピード衰えず。しかし後手だからポイントはバムに振られそう。9Rポイントはバム。細かいフェイントと足捌きが渋い。10Rハイレベル。クリゴンはフットワーク衰えませんね。11Rもバム。ただクリゴンのジャブで手をついたのはダウン取られてもおかしくなかった。12Rもバム。最後までバムがクリゴンを追う展開だった。判定は118-110、117-111、116-112の3-0判定で”BAM”ロドリゲスがWBO世界フライ級新チャンピオンに！