タイ・ラヨーンで行われたWBC世界ミニマム級タイトルマッチ パンヤ・プラダブスリ×田中教仁をYouTubeライブ配信で見た感想文です。三迫ジム関係者がこぞって、20:00〜配信開始と拡散してましたが、何度もタイの世界戦を見ている私は長い長いセレモニーを見越して20:30から視聴開始した。それでもまだ来賓挨拶が2人ぐらいありましたよ…。小学生の時に運動会で貧血で倒れたトラウマが甦りましたわ……。
両国の国家が流れていよいよか!と思いきや広告が入り、気が遠のいてるうちに広告明けで試合が始まっていた。どういうことー。。
画面切り替わったと同時に田中がダウンしていた。左フックだったと思う。ダメージはそれほどないか。それにしても時間表示もないし。長いセレモニー明けで時間感覚が歪んでいる気持ちになるね。2R判定では勝ち目なしの鬼門タイを意識してか、田中は積極的だが攻撃に前のめり過ぎて、ガードが甘く、リターンをモロにもらうシーンが目立つ。特に左フック。3R今度はパンヤの右ストレートが入れ食い状態に。ダウンはしないもののフラフラに近いシーンあり。よく耐えたけど暗雲立ち込めた。4R田中も果敢に前に出るけど効果的なパンチは当てられない。パンヤは意外とジャブが上手なのだなと思った。カウンターも左も右もコンパクト。5R田中がさらに前に出て押し込み、パンヤの有効なヒットを抑えたが、それでも何発かもらって右目上をカット。6Rパンヤのラウンド。
田中のパンチが当たる予感なし。7R田中ジリ貧。秘策が残っていれば良いのだけど…。8Rクリーンヒットを何発か続けてもらったところで三迫ジム加藤健太トレーナーがタオルを振りながらリングインして試合終了。ちょうどいいストップだと思った。38歳、ラストチャンスに賭ける気持ちは感じたが実力差がありすぎた。お疲れ様でした。
パンヤがWBC世界ミニマム級タイトルを防衛。次戦は暫定王者の重岡優大と団体内統一戦かな。重岡は田中より数倍は圧があると思うが、タイで戦ったら五分五分かなと思った。この日のタイ・ラヨーンは試合時間で気温30度、湿度84%だった。そんな蒸し蒸しした過酷な環境下で、いくらオラオラ&勢いありまくりの重岡兄でもリングインしてから30〜40分セレモニーやったあとに、いきなり試合開始のゴングで実力発揮できるとは思えない。逆にタイ人ボクサーはどういう準備してるんだろうね??
あらためて江藤光喜の暫定タイトル奪取は公認して欲しいと思ったのと、生きているうちにタイで豪快に倒して世界奪取する日本人ボクサーが見たいなと思ったのと、田中教仁はK-1王者のレオナ・ペタスのトレーナーである半澤英俊さん、現役時代のニックネームは「戦え!ひでりん」に似てるなと思いました。
帰宅してビール飲んでシャワー浴びてビール飲んで歩いて髪切りに行って美容師さんと酒の話して帰り道にコンビニ寄ってビール飲みながら歩いてる。軽めのアル中かもしれん。 pic.twitter.com/RRwsLWws5s
— オスカーデラホーヤ(魚) (@oscar_delahoya) June 28, 2023
酔いどれボクシング観戦の感想文終わり。さよならー