U-NEXTで「WHO’S NEXT DYNAMIC GLOVE BOXING vol.4」を見た感想文です。

 

 

田中佳斗×藤田圭

解説は伊藤雅雪。田中はアマキャリア豊富でプロキャリア豊富な藤田を上回る動き。1R右のカウンターで藤田をぐらつかせる。2R藤田は圧かけて接近戦からボディーを仕掛ける。田中はフットワークで捌くが後半に効いてくるかも。3R田中は接近戦に付き合う。互角か。どっちも右のタイミング合ってる。4Rも接近戦、田中の右クリーンヒットにポイント。5Rも田中が明確に接近戦で上を行ったと思う。6Rノンストップの接近戦。藤田も最後までパンチ生きてたが的確さで田中にポイントが行くラウンド多いと思う。58-56、59-55×2の3-0判定で田中がプロ初勝利。

 

 

鯉渕健×遠藤勝則

1Rは日本ライト級1位の鯉渕がブランク1年9ヶ月ある遠藤をアウトボックス。2Rも鯉渕がポイントを取ったが、遠藤はガード固めて接近して強打を振るスタイルを8Rずっとやりそうな不気味さあり。3R遠藤かも。4R遠藤が鯉渕を捕まえるシーン増えて連打が当たりだした。5R鯉渕が足を止めて押し込んで右を数発ヒット、遠藤もアッパーを突き上げ真っ向勝負。エキサイティングなラウンドだった。6R鯉渕が怒涛のラッシュでレフリーストップを呼び込みTKO勝ち！いやー両者の気迫を感じる良い勝負だった。鯉渕は1階級下げてスーパーフェザー級で日本タイトルを目指す。ライト級でも通用する強打と、厳しい試合を勝ち取ったメンタルは大きな武器になるね。

 

 

赤井英五郎×鈴木輝

開始直後から赤井が体圧でロープに押し込んで全弾全力パンチをぶち込む。少し失速してきたかと思った1分ちょっとすぎにレフリーストップを呼び込み勝利。まー、鈴木はロープ際で固まってたから止められても仕方ない。ダメージもあった。次戦、東日本新人王ミドル級準決勝の相手は俳優 伊吹吾郎の孫・遼平と。赤井英和と一緒にチケット売りまくって盛り上げて欲しいですね。

 

 

豊嶋亮太×ジェ・ファングク

解説がセレス小林&山中慎介に。しかし、夕食タイムで流し見。慎重に立ち上がって5Rしっかり倒した。再起おめでとう。雑な感想。笑

 

 

食後休憩タイムに「日本人初の世界ウェルター級チャンピオンになる男、佐々木尽です」がリングインして、来週土曜日の地元凱旋試合をアピール。

 

 

永田丈晶×飯村樹輝弥

先に飯村が300人の応援団の中をソンブレロを被りメキシカンスタイルで入場。永田は自然体。1Rサウスポー×オーソドックス。予想どおり永田はハイテンポなスタート、飯村は戸惑うことなく対応。2R永田さらにテンポアップ。少し上回る。3R飯村が回り込みながら下からアッパー突き上げたが、永田の方がヒット数多かったかな。4R飯村もギア上がった。右ストレートから返しの左フック&アッパーが有効。5R飯村の左ボディーがいい。途中採点48-47で2人飯村、1人永田。6R永田がさらにテンポアップ。右に回り込みなく左ボディ、上に左ストレート。7R永田の手数だ。飯村も当たるけど永田の前進が止まらない。8R飯村が距離を作って強打を当てた。それにしても両者ノンストップだぜー。9R割れそうなラウンド。私はクリーンヒットの当たり具合の印象が良かった飯村だが、逆も全然ありえる。10R最後は永田かな。判定へ。95-95、96-94×2で、2-0、、飯村樹輝弥が日本フライ級新チャンピオンに！ハイレベル&ハイテンポであっという間の10Rだった。両者ナイスファイトをありがとう。

 

 

中川健太×白石聖

ジョーは雑なタトゥーの隠し方。37歳サウスポー×26歳オーソドックス。1R中川が遠い距離で左回りから一気に踏み込んで左を数発見せる。2Rまだ様子見。フェイントの掛け合いは中川が上。3R中川のサンダーレフト2発ヒット。4R中川のラウンド。打ち合いでも打ち勝ち、ボディーワークでジョーに追撃を許さない。5Rジョーが強引に出たところに中川がパンチ合わせる。6R駆け引きで中川。7Rも中川。変化なし。8Rジョーが圧強めるが…。9R中川のペース。10Rジョーの良いシーン一瞬あるが中川が翻弄。11Rちょっと飽きた。12Rジョーが前に出る。結果論だが最初から最後までその攻撃姿勢で行って欲しかった。倒されてだかもだけど。同じ展開が続いて少し飽きました。自分は中川がほぼフルマークかなと思ったが、115-113、116-112、117-111だった。2ポイント差は意外だね。中川はWBOアジアパシフィック・スーパーフライ級王座を初防衛。ただ今日の試合ぶりでは「世界」は感じませんでした。。穴王者が居ない階級だからね。

 

 

18時スタートの全6試合、終わったのが22時前。家で見てて良かったなと僕は思いました。おやすみなさい〜