クロフォードと井上尚弥 15項目のパフォーマンス比較 by CompuBox

ボクシングシーンで面白い記事を見つけたので紹介する。先週火曜日のスティーブン・フルトンx井上尚弥と、日曜日のテレンス・クロフォードxエロール・スペンスの試合をデータで比較したものだ。数値を比較すると、 15 項目のうち 11 項目でクロフォード優位だったのが分かる。相手が違うので単純に井上よりもクロフォードのパフォーマンスが上だったとはならないけど興味深い結果ですよ。

 

https://www.boxingscene.com/crawford-vs-inoue-compubox-comparison-performances-using-15-unique-metrics–176611

 

Performance Review: Terence Crawford & Naoya Inoue
CompuBox Statistics from Terence Crawford vs Errol Spence & Naoya Inoue vs Stephen Fulton

Differential

翻訳すると「差」となった。有効な総パンチ数・ジャブ・パワーパンチを3分1ラウンドあたりで相手より多く当てた数っぽい。両試合のスタッツを見て計算したら、だいたい上の表の数値になったので。違ってたらごめんなさい。フルトンもジャブは結構当ててたのね。7Rでしょうかね。

 

Output

1ラウンド当たりの手数。井上は8R TKO、クロフォードは9R TKOで1R多いし、フルトンに比べるとスペンスはタフだったのでパンチ数増に繋がったかと。

 

Efficiency

有効打率。ディフェンス技術の高いフルトンに3割ヒットさせる井上も凄い数値だと思うが、PFPランカーのスペンスを相手にクロフォードの驚異の的中率よ…。圧倒的パフォーマンスだ。

 

Defense

防御率。相手のパンチを躱した確率だと思う。これは他の試合のデータを何試合かチラ見したがそれほど突出している数値じゃなかった。ただ2人とも無傷の勝利でしたよね。

 

Percentage

的中率。クロフォードはジャブで差し合いで上回って試合を組み立て、モンスター井上はボディージャブからパワーパンチへの攻撃。どっちも試合の印象どおりの数値が出ている。

 

 

以上。面白い比較だった。ちょっとパンチ打ちたくなったので、これからジム行ってくる。マススパーはサウスポースタイルから右ジャブ→左ストレート→スーパーマン右フックを狙いまくろうと思う。的中率悪そう…。笑

 

 

では、また!

 

クロフォードと井上尚弥 15項目のパフォーマンス比較 by CompuBox” への8件のフィードバック

  1. クロフォードはポーター戦のように激闘はしても、苦戦をしたことはないんですよね。ブルックもジャブでは差し負けなかったけど、距離つかんだらアッサリやられた。
    対して井上はドネア初戦での苦戦アリ。
    メイウェザーだってカスティーヨ、デラ、モズリーマイダナと苦戦はそこそこある。
    クロフォードは面白味ないくらい底が見えない。
    クロフォードに「苦闘」は無いのかな?

    誰かPFPランカー相手が苦闘激闘したら、
    それこそ「力石徹ニュース」「力石徹賞」なぞ進呈してはいかがでしょうか?「ガッディニュース」でも良いかもしれませんが。クロフォードはそのニュースには載らないかな?

    1. たしかにクロフォードは苦戦の記憶がないですね。統一戦などのビッグマッチほど快勝しますしね。
      苦闘激闘で「力石徹賞」は面白いですね。ちょっと考えてみます。
      クロフォードが苦戦するのはミドル級に進出した時ぐらいですかね・・・。

  2. もうあのお方に登場願おう!
    カネロにも実質勝利!?(判定負け)してて
    パニッシャーを12R完封した(これまた歴史に残る不可解判定負け)
    「流浪の触らぬ神に祟りなし」E・ララに!!
    チャーロ倒したら、相手いないからお相手願おう!
    お互いにらめっこして、モンの凄い血圧爆上がりの塩試合になると思うが、スペンス、チャーロよりも「勝負」にはなると思う。
    肝心のウェイトも大金欲しいララがミドル級からの大幅譲歩で70㎏超でタイトル戦契約できるはず(腐ってるWBAなら喜んで承認するだろう。元々ララもW~SWです体格骨格に差はない)。
    5階級制覇もかかるので、「勝負論」は発生する。
    今のクロフォードならララさえもぶち倒してしまいかねない狂気を感じますが?流石にデラホーヤさんもこの試合は食指動かないか?

    1. 私がクロフォードならララ戦は断ります。ハイリスク・ローリターンなので。笑
      勝ち負けのリスクはハイではないかもですが、興行的なリスクは完全にハイですよね…。
      ミドル級で5階級制覇かかった試合はチャーロ兄が良いかなと思います。4階級制覇のときにチャーロ弟が負けると考えてるので弟の敵討ちというストーリーです。

  3. チャーロ兄ww!!
    これは実現してしまったら弟戦より
    「混ぜるな危険!!」対決ですよ!!
    兄がやらかしたこと事態、タンクと遜色無いかそれ以上ですからね!!
    凶悪極まりない対決!!
    しかも弟も絡んでくるでしょうから、フェイスオフは警察、セキュリティー多数に囲まれて厳戒態勢でやらなければww
    しかも過去にクロフォードはベナビデス素手殴打未遂までやらかしてるから、チャーロ兄相手には何やらかすか(演技でやってなさそうで…….)?
    キャッチフレーズは
    「最狂vs最凶」
    で良いのではないでしょうか?
    来年にも実現したりして?

    弟戦決まったらクロフォードが絶対余計なこと言って、兄もまとめて挑発してきそう。本性は恐ろしく荒れてるけど試合ではクール!これってある意味完全無欠かも?殿堂入りした人達より危険な性格してそうですが…….
    フェイスオフ会見現場にデラホーヤさんはさすがにいたくはないか?

    1. クロフォードと、スペンスのマブダチであるチャーロ兄弟との抗争は熱いですよね。厳戒態勢まちがいなしです!
      キャッチフレーズ、異論なし!!
      デラホーヤは絡めなそうですねー。居合わせたかったでしょうけど。笑

      1. デラホーヤさん(ブログ主)は
        クロフォードチャーロ兄弟のフェイスオフ観覧希望されますかですかw?
        身の安全保証されるかは分かりませんけどwww

        1. いつもは間近で見たい派ですが、この組み合わせは少し離れた位置からで良いです…。笑

コメントを残す