そんなに待ち時間なくメインイベントまできた。セミで興奮最高潮で迎えられたのもグッド、リングアナウンサーがジミー・レノンJr.に変わってベリーグッドだ！
世界スーパーバンタム級4団体王座統一戦
井上尚弥vsマーロン・タパレス
先にWBA & IBF王者タパレス入場。WBC & WBO王者の井上は「ディパーチャー」で入場。あまりの雰囲気の良さにちょっと会場行っておけばと少し後悔した。
1Rオーソドックスvsサウスポー。グローブはウイニング vsグラント。様子見の立ち上がり。ガード固めてパンチの軌道をインプット。井上はサウスポー苦手意識まったくナシ。
2Rもタパレス慎重。自分から仕掛ける気はないように見える。井上は少し見切ったのかガードを緩めて攻撃繰り出す。タパレスはディフェンスの反応いい。
3Rモンスターの圧力が増してきた。自分から攻めるし、タパレスの初動に反応してリターンの動作でタパレスがより消極的に。
4R井上のボディーブローでタパレスのパンチスピード鈍る。そこに井上の左フックからコンビネーションでタパレスがダウン。ゴングに救われた。
5Rタパレス堪える。そして攻める。しかし井上のガードは堅い。タパレス根性凄い。
6Rマーロン・タフレス…。スローで見ると左ボディーにも反応してヒジでブロックしてる。タパレスのディフェンス技術の高さの。ポイントは井上だけど。
7RタパレスもL字ガードにする余裕は出てきた。後ろ重心で守り重視なので攻撃は怖くない。サバイバルして、あわよくばカウンター当てられればという戦略？
8Rタパレスがディフェンス重視になってきた感増し増し。ジャブ出してて、井上が攻めあぐねてるようにも見える。倒すの難しいか。
9Rタパレスはディフェンシブ。ポイントはアグレッシブに攻めてる井上。
10R井上のワンツーがガードの隙間からヒットしてタパレスが2度目のダウン。ダメージの蓄積もあり立ち上がれずで試合終了！終わってみれば井上の完勝だったが、タパレスのディフェンス技術の高さは思ってた以上だった。倒し切ったの流石なんだけどスカッとした感じがイマイチだったのなんでだろう。
ヒーローインタビューでモンスターの右拳がプルプルッ震えてるのが気になったし、モンスターの表情も浮かないように見える。痛めたのかな。
2階級で4団体統一、しかも全てKOで！この大偉業でハイテンションにならない井上陣営の冷静さヤバい。私なら地上最強を高らかに宣言することでしょう。笑
Leminoライブ配信は一度も止まることなく完璧なライブ配信だった。無料はありがたいのだが、持続的にボクシングを配信してもらうためにも2024年は有料にしてもいいんじゃないかと。
午後有休でゆっくり酒飲んでボクシング見れて幸福でした。さよならー
タパレスのディフェンス重視「グニャグニャ感、モニョモニョ感」は実に嫌らしかった。要は「倒されなきゃOK」スタイル。芯まで効かせるのは中々難しい。４Ｒのダウンはかなり効いてたはずで、レフェリーがスティールかベイルスなら反応の悪さで即座に止めたと思う。最後は「心が折れた」ように見えた。岩佐戦はタパレスが「勝負」してきたから噛み合ったけど、やはり守りに徹するとフラストレーションが溜まりそう。
「デラホーヤさんのてっしー」がタパレスに勝ってたら 、ここにいたのかな？モンスターvsてっしー観てみたかったな……..
タパレスはテクニックと上体の柔らかさでダメージ逃してましたね。それでもガードの上からでもダメージを蓄積させ、フィニッシュまで持っていけるモンスターパワーには脱帽です。
テッシーがタパレスに勝って、アフマダリエフにも勝ってたら、、自信マシマシで面白い試合になったかもですねー！
モンスターの手の震えは気になりますね…グローブもWinningですし、試合前から少し拳に不安があったのか、試合中に悪化したのか…
あるいは拳というより腕の披露でしょうか？フルトン戦に続いてハタケが言及してましたが、振りが大きいと。
正真正銘の『パワーパンチ』を序盤からかなり連発して10Rまでいきましたから、少し疲労も感じられました。
タパレスと同じく、似通った体格のサウスポーであるネリ、アフマダリエフとの対戦は楽しみです。今回の試合をガッツリ研究してモンスター対策をしてくるでしょうね。
記者会見では震えがなかったので、KOKOさんのおっしゃる通りケガではなく、強振した疲れと衝撃で一時的にシビれたと思ってます。
ネリは研究しないで獰猛に攻めてくるから早いラウンドでKOと予想しておきます。
アフマダリエフはナチュラルなスーパーバンタム級でパワーありながら器用でもあるので、研究してきたら厄介な相手でしょうね。それでもモンスターがほとんどの要素で少しずつ上回ってるから大丈夫でしょうけど。