昨夜の
Lemino BOXING PHOENIX BATTLE 117
をライブ配信で見た感想文です。
北野武郎 vs ウッティチャイ・モントゥリ
日本のマイケル・バッファーこと冨樫リングアナが「キッタノー、タッケロー」とコールしてた。意外とやるタイ人をタケちゃんが4Rかけてじっくり倒した。
ここから大橋ジム黄金ルーキーカルテットの登場
大橋蓮 vs アタッチャイ・ブラソエトリ
大橋はキックボクサー土屋ジョーみたいな髪型だ。次からサングラスして薔薇を咥えて入場して欲しい。サウスポーで右のリードが長く、左も強い。最後は連打の中で相手のパンチを誘っておいてカウンターをズドンで豪快フィニッシュ。また日本フェザー級に大物アマチュアエリートが参戦ですな。
田中将吾 vs 高熊龍之介
相手がプロキャリア10戦(8勝2敗)で東日本新人王、しかもフライ級で身長172cm、難敵の気配が漂う。1R 田中がテンポよく仕掛けるが高熊は落ち着いている。ジャブの差し合いでバランスを崩して田中がダウンしたのは驚いた。ダメージは無く、ジャブをビシバシ出して建て直す。高熊は後手でカウンター狙いか。だが左フックはキレがあり、1発逆転の可能性大のスリルあるパンチ。5R高熊に振ってポイント互角の最終ラウンド勝負に。田中が手数も出しながらフットワークを駆使して猛追する高熊を振り切った。さっきのタイ人に比べてハードすぎる相手だったが、しっかりと勝ち切ったのはデカい。いい経験を積みましたね。今後も期待。
田中空 vs キム・ドンヨン
“ハマのタイソン”がスタートからインファイト仕掛ける。コンビネーション回転力あり。応戦したキムが左フックで2回倒されフィニッシュ。豪快なデビューできてよかったですね。
坂井優太 vs キム・ジヨン
サウスポー。バンタム級では大柄か。思い切りのよい左ストレートで先制攻撃、ジャブも長い。バランスが良く攻撃の幅も広そうだ。相手の右に合わせて右フックのカウンターでダウンを奪い。2Rに滅多打ちにしたところでキム陣営からタオル投入でTKO勝ち。19歳で粗削りなところもあるが才能を感じました。
WBOアジアパシフィック・スーパーミドル級タイトルマッチ
ユン・ドクノ vs 帝尊康輝
開始早々チャンピオンの飛び込むような右でタイソンがダウン。立ち上がったが足がふらつきダメージあり。コーナーに詰まって敗色濃厚と思ったところで、タイソンの左フックが痛烈にヒットしてユンが痛烈なダウン。足が痙攣していて即ストップだった。なかなかお目にかかれない大大逆転勝利でしたね。
最高の流れでメインイベントに。
日本フェザー級タイトルマッチ
松本圭佑 vs 藤田裕史
藤田が変則的なテンポで小まめにスイッチして撹乱する。松本はたまに危ないタイミングでパンチもらうシーンあるが、藤田のパンチに怖さはないか。松本がジャブとボディーでポイントは全て取ってジャッジ三者100-90のフルマーク完勝。普通の王者ならば無事に防衛できてよかったねだが、期待値の高いミライモンスターなので、見せ場のない物足りない内容でした。強い相手の方が燃えるタイプだと思うので、次戦は日本6位 中野幹士と組んでください。
見逃し配信も無料で見れますよ↓
さよならー
松本の危機意識向上、世界タイトルを目指す意識を高めるため見たいですよ。
一方で、多数いる帝拳ホープ勢でずっと日本人と戦わないのが不満な人の一人である中野はここらでタイトル挑戦で良いですよね。佐々木尽みたいにすごく若いわけでもない。たしかミキティも28くらいじゃ?
おっしゃる通り、中野ミキティは28歳で勝負を賭けるタイミングですよね!これまで日本人選手には対戦断られまくってたようですが、ランキングも上昇してきて、いよいよと期待しております。実現して欲しいですねー!!
ミラモンはそこまで内容悪くないような。少なくともミラモン父は現役時「写真判定」も多々あったはずだから、批判なぞ言えたもんじゃない。期待値込みで煽ってるだけだと思う。無難に勝つことも大事なキャリア。
減量キツイなら階級上げても良いと思う。それこそ「悪モンスター」堤を退治したら、世界切符を大橋会長が用意してくれるかも。
ミラモンvsワルモン
大会場でも客呼べるかな?
ミラモンvsワルモン、面白いですね!でもメインで大会場はまだ埋められないような。
ミラモン父の公開説教はパフォーマンスかなと私も思っています。