“魔の左”大森将平が引退した。
大森をハッキリと認識したのは2015年4月13日の日本バンタム級タイトルマッチだ。見た目がいかにも苦労人で努力型の王者 益田健太郎を、自信みなぎり才能あふれる若き無敗のホープがものの見事に3Rで打ち破った試合だった。この時22歳、圧巻のパフォーマンスで日本ボクシング界にニュースター誕生!世界を獲る絵がクッキリ見えたものです。その年に一度防衛して15連勝の破竹の勢いだったが、、年末に運命を狂わせる相手と当たってしまった…。
WBO世界バンタム級挑戦者決定戦の相手 マーロン・タパレスだ。結果は初回から倒されまくってまさかの2RTKO負け。CSの生放送で見てて衝撃を受けたのを覚えている。
ここから大森に不運が付き纏った感あり。2016年の大晦日に世界初挑戦が決まるもIBF世界王者 リー・ハスキンスのケガでキャンセル。翌年すぐに因縁のタパレスと世界戦が決まったら、タパレスが900g体重超過…。おまけにアゴを折られて11RTKO負け。そこからの復帰戦で決まったコーチ義人との試合ではコーチが1.8kgオーバーで試合中止。2試合連続で相手が体重超過されるって相当な不運だよな。。最後の大勝負は2018年のOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級 勅使河原弘晶との対戦だったか。テッシーの勢いと強さが完全に上回っていたのを見届けた。
最後の試合はまだプロキャリア2戦の西田凌佑で、自身の体調不良で一度延期、その後の試合でも良いところなしで負けた。YouTube生配信で見てて見る影もないなと思った。西田はそのあと比嘉大吾にも勝ってるので相手が強かったのもあるだろうけど。
まだ28歳、環境を変えてジムを移籍すればと思ったが、すんなり認めてくれる会長ではなさそう…。いつも敗戦後に厳しいコメントをする会長という印象だったので。でも大森をよく上京させて出稽古に行かせてたし、一緒に食事をしてる写真も見た。2人の信頼関係が成立してるからキツい言い方だったのかもしれないからね。なにより世界戦を組んでくれたのだから、会長には感謝!感謝!でしょう。実際は超ドロドロの可能性の方が高いけども。。
2019年8月8日のテッシー戦
https://oscar-delahoya.com/archives/5000
超満員の後楽園ホール。間違いなく華のある選手だった。
大森将平 選手、お疲れ様でした!
でも、、またリングに上がりたくなったら、いつでも帰ってくるんだぞー!!
ゴッドレフトと11R、ツニャカオと7R戦ったエスキベルを4Rで片付けてるんですよね。日本人キラーのフェンテスもアッサリ倒している。
ポテンシャルは文句無し世界王者級。
ただ、「魔の左」というとネーミングが縁起悪く聴こえた。
せめて「閃光の左 ライトニングレフト」
「猛獣の左 ビーストレフト」とかの方が
響きが良さそう。
確か、高校の先輩で元世界王者の久保隼人選手を慕っていてリングコスチュームを真似するくらい「クボマニア」だったはず。
タパレス戦は陣営の急ぎすぎと、油断と色々重なったように見えて事故のような試合だったと思います。
関西ファンの方はエスキベル戦のインパクトが強いようですね。
「魔の左」は山中慎介「ゴッドレフト」との対比でテレビ局が付けたのでしょう…。ぜんぜん魔の要素は感じませんでしたよね。。
クボマニアだったのは知らなかったです!YouTubeかボクシング誌で対談を見たい。
タパレス1、あの勢いなら私が会長でも世界戦を組んじゃいたくなる…。タパレスがサウスポーで、とにかく相性悪すぎましたね。。
エネルギッシュで大変スター性のあるボクサーで、石川県からずっと応援してました。タパロス1でのダメージが最後まで深かったように思います。加えて復活を期してのハスキンス戦が流れたのが残念でなりません。代替えのロッキーフェンテス戦では完璧に仕上げて、強い時の大森選手を彷彿させられました。タパロス2でも、ボディをきかせて、あと一歩でした。大森選手には夢を見させて頂き、有難う御座いました。これらの経験が今後の人生に生きてくるものとおもいます。長い間、御苦労様でした。
スター性抜群で実力も兼ね揃えてましたね。
タパレス1は出端を挫かれ、2は惜しいシーンがあり見せ場を作りました。ただ相性が悪かったですね。。
波瀾万丈のボクシング人生、これからの人生に必ず活きてきますよね!
東京のジムから再出発しましょう。まだ世界いける。35歳迄できる。勅使河原との試合見たが打たれすぎ、デフェンスを教えてくれるジムがいいと思う、川島?一力?取ってくれるなら大橋、帝拳。無難なところで角海老、わたなべ?
本人がやる気なら獲得に動く都内のジムは多そうです。まだ28歳だし、世界目指せる力は残ってますよね。移籍金が発生するかもなので大手の方が良いでしょうか…。
昔、戸高秀樹という選手がいて、宮崎Wから名古屋の緑ジムへ移籍して、1年ちょっとで世界王者に。
相手も老練だけどパワーレスなロハス。
更に暫定ながらもバンタムで老練ガメスにリベンジして戴冠。時と運に恵まれているのを感じた。
Kー1に至っては、引退した選手を半ば強引に引っ張り出して?バンタム戴冠。
大森選手の武運があまりに酷いとは思うなー。
戸高秀樹チャンプって移籍してたんですね!初めて知りました。情報ありがとうございます♪