ボクシングレイズ

で2試合、DAZNでも2試合見た感想文を書きます。3試合目までは生で見れなかったが、最後のムンギア×ロサドは生で。やはり興奮度が違うもんです。

 

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小浦翼×重岡優大

WBOアジアパシフィック・ミニマム級王座決定戦。世界ランカー同士で経験×勢いの見応えある試合だった。前半は重岡、後半は小浦で一進一退ほぼ互角だった。私は途中から解説の谷口将隆の雄大びいきに反発してデラホーヤの小浦びいきになったので若干ですが小浦寄りのドローかなと思った。ただ谷口の言うとおり、重岡のパンチは見栄えが良かったし、強敵・小浦にプロ4戦目でフルラウンド戦って勝ったのは今後さらに成長すると思った。

 

 

亀田京之介×英洸貴

日本ユース・フェザー級タイトルマッチ。英がプレスかけてジャブを上下に打ち分けていた。右も被せ気味でタイミング良い。亀田はアッパーが良い。パンチの派手さは亀田だったけど空振り多い。英がフットワークとボディワークでかわしていた。亀田も良いシーンあったけど、試合中にヤジに言い返したり、プッシングで減点ありと接戦だっただけにジャッジが際どいラウンドは英に振ったんじゃないかな。終わったあともレフリーに暴言吐いて、自分のジムの会長に一喝されて言い返しながらリングを降りた。一括りにするのは良くないけど「亀田らしい」のを久しぶりに見て嫌な気分になった。勿体ない。

 

 

キッド・ガラハッド×キコ・マルチネス

IBF世界フェザー級タイトルマッチ。一回り大きいキッドが軽快に手数を出しながらキコマルをロープに追い込む。キコマルはガード固め低い姿勢から左右フックを振る。5R終了間際までキッドが難なく捌いてるように見えたが、、キコマルの右スイングがモロに入ってキッドダウン。ゴングに救われる。6R最初の1発、ふたたびスイング気味に放たれたキコマルの右でキッドがバッタリと大の字に。倒れた瞬間にレフリーストップで大番狂わせだ！！アップセット・オブ・ザ・イヤー候補だな！35歳”La Sensacion”キコマルが9年ぶりの王座戴冠で2階級制覇！！アウェイだったから会場がザワザワしてる中、喜びを爆発させるキコマル。お見事でした。

 

パンチ力は健在だった。

KIKO MARTINEZ KNOCKS OUT KID GALAHAD WITH THE FIRST PUNCH OF THE SIXTH ROUND!#GalahadMartinez pic.twitter.com/ztiAREQKyo

— DAZN Boxing (@DAZNBoxing) November 13, 2021

おめでとうキコマル。プロモーターのセルヒオ・マルチネスと一緒に来日して日本ボクサーの挑戦を受けてくれー！

 

 

ハイメ・ムンギア×ガブリエル・ロサド

WBOインターコンチネンタル・ミドル級タイトルマッチ。ボクシングライバル国のメキシコ×プエルトリコの対決は熱くなることが多いが、その通りになった。全体を通してムンギアのコンビネーションで押しまくりポイントゲット、5連発がデフォルトで時には10連発ぐらいする。ロサドはそれをガードしながら一発狙い。際どいタイミングあり観客を沸かす。何発かは貰うがタフだった。ラフファイトに持ち込むしたたかさもあった。最後まで似たような展開が続いたがエキサイティングだから面白かったな。ムンギアはミドル級にフィットしてきたので世界戦やってよし！

 

 

DAZNの方は2試合とも大観衆&大声援で別世界のようだった。早くも日本もこの雰囲気でボクシングできるようになって欲しいね。

 

さよならー