矢吹正道 x 寺地拳四朗が来年春に再戦で合意! JBCには隠蔽疑惑浮上?

WBC世界ライトフライ級王者・矢吹正道と前王者・寺地拳四朗のダイレクトリマッチが合意した。9/22に行われたタイトルマッチは熱戦で王座交代、年間最高試合の声もあった良い試合だったのに、試合後にバッティング騒動があって、相変わらずのJBCの対応の不味さもあり後味の悪い感じになっていた。

今日15日にプロモーターの真正ジム・山下正人会長、緑ジム・松尾敏郎会長、BMBジム・寺地永会長がそろって記者会見して対戦合意を明かした。

 

 

記者会見の動画

https://youtu.be/5LzTnD-K45w

真正プロモーション記者会見

 

1.5倍速でだけど全部見た。三者とも日本ボクシングコミッション(JBC)に対しての不満・不信感がある。動画を見てから色んな記事を読んで騒動の時系列をまとめた。赤文字が今回明らかになったJBCの隠蔽偽装疑惑部分です。

 

9月22日 世界タイトルマッチが行われ矢吹が10RTKO勝ち

 

10月5日 寺地陣営が9Rのカットがパンチではなく故意のバッティングによるものだとし、JBCに質問状を送付

 

10月18日 WBCからJBCに対し、2人の再戦を指示する文書が出されていた

 

10月26日 JBCが寺地陣営に文書で「現場における判断として不合理とは認められない」と回答

 

10月29日 緑ジムの松尾会長がJBCに問い合わせると、成富毅 本部事務局長から「再戦命令は来ていない」「選択試合をしてよい」と回答を得たので地元 名古屋でテレビ局や後援者に初防衛戦開催の打診を進めていた

 

11月8日 寺地陣営はJBCの回答を不服として再抗議。2日後の10日にJBCから「9日にWBCから再戦命令が来た」との通達を受けた

 

11月10日 山下会長がWBCのスライマン会長から「ビデオ検証の結果、寺地の負傷はバッティングによるので、寺地が4年間タイトルを守った貢献も認め、再戦するべき」という内容の再戦を指示する文書を受け取った

寺地会長にはJBC事務局長から電話で「(11月)9日にWBCから再戦命令があった」と連絡あり

山下・松尾・寺地の三者で話し合い再戦することに合意

 

11月15日 2022年 春ごろにダイレクトリマッチすることを発表

 

 

うーーーん、10/18にWBCからJBCに通達が本当にあったなら(たぶんあったと思われる)、、この隠蔽体質は相当ひどいぞ。JBCは正式文書じゃなかったのでとか言い訳するんだろうけど、せめて関係者に知らせるべきだろう。井岡一翔のドーピング騒動の時と同じで後手後手というか手を打とうとしないまま時間経過するパターン。グダグダになってから形だけ謝罪して、誰も責任取らないし。こんな信用されてない統括団体って存在する意味あるのかと思っちゃうよね。

 

 

次は拳四朗本人から何が語られるかに注目ですね。私はダイレクトリマッチではなく、矢吹がMatchroomと契約して統一戦やってビッグマネー稼いでからの再戦で……とか思っていたけど、まぁ抗議してなかったら再戦はなかったかもだし、、合意した以上は今度こそハッキリスッキリと決着をつけてもらいたい!

 

 

さよならー

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