DAZNでメキシカン祭りを見た感想文です。
エドゥアルド・エルナンデス×ホルヘ・マタ
32勝(29KO)1敗の”ロッキー”エルナンデスは最初から全弾フルパワーで押していく。14勝(10KO)2分、無敗の21歳マタはロープ背負うシーン多いながらカウンターを狙って良いシーンを作ったが、ロッキーが力でねじ伏せ5R TKO勝ち。WBCインターナショナル・シルバー・スーパーフェザー級タイトルを防衛して、世界ランクもWBC6位WBA9位のロッキー24歳。そろそろ…いや被弾多めだからまだキツいかな。それでも頑丈で見るからにタフ、構わず迫力あるパンチを打ち込むスタイルは魅力ですねー。ヒーローインタビューで子ども抱っこしながら答えてるシーンを見て頑張って欲しいなとも思いました。インタビュアーは京口紘人をフキフキしてたマダムです。笑
マダムキラー京口紘人 pic.twitter.com/robL1ceUKC
— オスカーデラホーヤ(魚) (@oscar_delahoya) June 11, 2022
シベナティ・ノンティンガ×エクトル・フローレス
IBF世界ライトフライ級王座決定戦。ノンティンガは165cmとライトフライ級としては身体大きい。スピードもある。フローレスはボディーからコンビネーションで攻めて距離を縮める。メキシカンらしい勇敢さ。2Rノンティンガのダイナミックな右ストレートでフローレスがダウン。3R以降フローレスがラッシュ仕掛けて大激戦に。地元ファンも大盛り上がりでしたね。一進一退で難しいラウンドもあったが、私はフローレスがダウン挽回して接戦制したと思った。しかし116-111、112-115、114-113でノンティンガのSD勝ち。途中ヘロヘロになるシーンから終盤挽回したノンティンガはまだ23歳、敵地でいい経験して世界タイトルを獲りましたね。日本人王者の脅威になるかも。
https://oscar-delahoya.com/archives/10567
エキサイティングな試合だった!
ファン・フランシスコ・エストラーダ×アルジ・コルテス
1R「エストラーダが打ち終わりのバランス悪いような気がした」とデラホーヤ魚さんが言ってます。仕上がりイマイチ感。2Rナチョ・ベリスタイン門下生コルテスのパンチが伸びる。なかなか良い選手。3Rコルテスがあわやのシーンを。4Rエストラーダ大ピンチ。5Rもロープに押し込まれるシーンあったが、そこではエストラーダの細かいディフェンスとタイミング抜群のカウンターを披露。さすがのキャリアと唸りました。6R互角。7R猛烈な打ち合い。精度でエストラーダが勝って左ボディーでコルテスがダウン。このラウンドはなんとか凌いだ。8Rも完全エストラーダ。途中採点は3人とも77-74で2人エストラーダ、1人コルテス。9Rコルテスは少し元気出たがエストラーダの地力が上回る。10R互角。11Rはエストラーダ。12R最後まで打ち合って試合終了。私はエストラーダが競り勝ったと思いました。判定も116-112×2、114-113の3-0で”El Gallo”エストラーダの勝ち。エストラーダは被弾多いように見えたけどギリギリのところでディフェンスしてるんですよね。さすがだと思った。これでWBCフランチャイズ&リングマガジン・スーパーフライ級王座を防衛。この2つタイトルマッチで掛けて良いんだっけ?コルテスもナイスファイトだったぞ!勝ったエストラーダは年末に”Chocolatito”ローマン・ゴンサレスとのラバーマッチを目指すようだ。その時は本仕上げで来るでしょう。
メキシカンの熱い試合を見たらノド渇いた。ビール飲みます。本当はコロナかテカテ飲みたいけど無いので日本のやつで我慢だ。さよならー