毎年恒例、全米ボクシング記者協会が選ぶ年間最優秀選手賞、いわゆるシュガーレイ・ロビンソン賞のノミネート選手が発表された。
https://www.bwaa.org/single-post/the-bwaa-announces-its-2022-annual-award-nominees
サッカーでいうとバロンドールみたいなやつね。1938年から発表されていて、日本人が受賞すれば史上初の快挙となる同賞に日本人選手が2人も候補に選ばれている!
“The Monster”
Naoya Inoue
“The Amazing Boy”
Kenshiro Teraji
モンスター井上尚弥はもはや議論余地ナシなので候補には入ると思ったが、ケーーン寺地拳四朗は予想外だったぞ。ローマ字表記にすると拳四朗→寺地拳四朗に改名して良かったと思うよね。拳四朗の時は「Ken Shiro」だったから。
ノミネート選手は全部で6人。重い階級順に並べて今年2022年に誰と戦って、何を成し遂げたか振り返り、MVPは誰か予想する。
WBA世界ライトヘビー級スーパー王者
ドミトリー・ビボル🇷🇺
32歳。21戦全勝11KO。なんといっても5月に無敵を誇っていたPFPキングのサウル”カネロ”アルバレスに約9年ぶりに敗北を味わわせたのがデカいな。11月にも全勝の元世界王者”スルド”ヒルベルト・ラミレスに完勝している。カネロは前年のMVP選手なのでインパクトのある勝利だねー。
WBA世界スーパーフェザー級王者
エクトル・ルイス・ガルシア🇩🇴
31歳。16戦全勝10KO。2月に代役出場でクリス・コルバートを下して挑戦権獲得→8月にロジャー・グティエレスを撃破して王座戴冠と。敗者復活からM1王者になったみたいな感じかな。私的にはあまり印象に残ってない。
4団体世界ライト級統一王者
デビン・ヘイニー🇺🇸
24歳。29戦全勝15KO。6月と10月にジョージ・カンボソスJr.に連勝して”ザ・ドリーム”を叶えた。まだまだ伸びしろある恐ろしい若者だ。これまでも強敵を撃破してるが、来年のロマチェンコ戦で真価が問われそう。
4団体世界バンタム級統一王者
井上尚弥🇯🇵
29歳。24戦全勝21KO。6月にノニト・ドネアとの「ドラマ・イン・サイタマ2」で快勝してRING誌のPFPキングに。12月にポール・バトラーをねじ伏せ、アジア人史上初、バンタム級史上初、しかも4つのベルトを全てKOで獲得するという大偉業を成し遂げた。
前WBC世界スーパーフライ級王者
ジェシー・ロドリゲス🇺🇸
22歳。17戦全勝11KO。2月に代役で2階級上の試合でカルロス・クアドラスに勝利して王座獲得。そのまま勢いで6月にシーサケット・ルンビサイも8回TKO勝ちで初防衛9月には難敵イスラエル・ゴンザレスにもしっかり勝利してスーパーフライ級の勢力図を一気に塗り替えた。今年のNo. 1ホープ!
WBA & WBC世界ライトフライ級統一王者
寺地拳四朗🇯🇵
30歳。20勝(12KO)1敗。3月に矢吹正道を3R KOに葬ってリベンジ成功&タイトル奪い返し、11月に王座統一戦で京口紘人に7R TKOで完全勝利。2試合とも勝ちっぷりが良かったよね。さすが全米記者たち、よく見てるわと感心しました。
ズバリ!PFPランキングボクサーのビボルかモンスター井上の2択だと思う。2択でズバリっておかしいねw ほか4選手は来年以降が妥当かと。ビボルかモンスターか、、
今度こそズバリ!
2022年MVPボクサーは、、
ドミトリー・ビボル
でしょう!
https://oscar-delahoya.com/archives/9953
やはりカネロに勝って世界に与えた衝撃の大きさよ。一気に表舞台に出てきたよね。モンスター井上はスーパーバンタム級でも4団体統一したときに獲得で良いでしょう。楽しみは先に取っておこう。
正式な発表は来年1月10日に発表予定。予想を裏切ってモンスター受賞でも全然構わんよ。答え合わせを心待ちにしておりまする〜。
ちなみに愛するオスカー・デラホーヤも1995年に獲得してる賞ですよ。では、また!
“井上尚弥と寺地拳四朗はシュガーレイ・ロビンソン賞を獲れるのか?!” への2件のフィードバック