松本圭佑vsオイコラ、堤聖也vs増田陸 Leminoライブ視聴の感想文

LeminoでBOXING PHOENIX BATTLE 103を見た感想文です。プレミアム会員なんですけど、井上尚弥トークイベントに落選したみたいなので、この興行終わったら解約したる!

 

解説は亀海喜寛、亀海解説だ。ナイス!

 

山口聖也vs 加藤蓮

元Jリーガーでモンスター井上尚弥と幼なじみだという山口のジャブがシャープだ。ボディージャブも使いこなし、最後は右のカウンターで加藤は前のめりにキャンパスにダイブ。即ストップで山口がデビュー戦を見事な勝利で飾った。いつからボクシング始めたのか分からぬがアスリートとしてのポテンシャルを感じる動きだった。次戦以降もチェックしよう。

 

デーブ・アポリナリオvsブライアン・モシニョス

フライ級の世界ランカー対決。サウスポーvsオーソドックス。24歳のフィリピン人プロスペクト、アポリナリオは動きにキレがある。左ストレートが伸びるし、右の返しも速い。2Rモシニョスが踏み込んできたところにショートの左でダウンを奪う。スリップ気味でダメージはないか。ダウン後の加撃を見逃さない亀海解説さすが!メキシカンのモシニョスも最後まで勇敢に攻めたが、アポリナリオを崩すまでには至らず。バックステップが良く距離キープが抜群でしたね。判定3-0でアポリナリオの勝ち。大橋プロモーション、面白い選手と契約したね。

 

 

穴口一輝vs梅津奨利

バンタム級モンスタートーナメント準決勝。ちょうど夕飯タイムに…しかも刺身だったのですが、醤油をこぼして床を拭き拭きするドジっぷりで、ぜんぜん試合に集中できませんでした。。穴口の左ストレートが真正ジムの先輩、久保隼人に少し似てるなと思いました。穴口が判定で勝った。気が向いたらあとで見返そうと思う。

 

 

モンスター井上尚弥&真吾パパにベルトの贈呈セレモニー。

続いて7月の月間賞で日本フライ級王者 飯村樹輝弥とOPBF東洋太平洋フライ級王者 桑原拓が同じリングに!「アジアに王者は2人要らない。統一戦じゃー!」って流れにならないかなと思いましたが、無いですよね〜。

 

 

井上浩樹vsアブドゥラスル・イスモリロフ

ウズベキスタンのイスモリロフが白髪アフロ(民族衣装なんだって)のカツラを被って入場。浩樹はオタク曲で。”畑耕す”畑山隆則が解説に加わる。

サウスポーvsオーソドックス。静かな立ち上がりだが両者実力者と分かる動きと反応の速さ。3Rイスモリロフがサウスポーにスイッチ。亀海解説によるとこちらがデフォルトと。確かに左ストレートが力強い。4Rオーソドックスに戻す。器用だな。5Rは再びオーソドックスで幻惑し、浩樹がパンチを貰うシーン目立つ。6Rはラウンド中にスイッチする。後半に入ってイスモリロフのボディーが有効で浩樹の動きが鈍ってきたか。8R終わりの打ち合いはエキサイティングだった。ダメージは浩樹の方がありそう。9Rイスモリロフも疲れてきた。気持ち勝負だ。10R浩樹が右ボディでダウン奪取。詰めて2度目、3度目のダウンを奪い、井上浩樹がTKO勝ちでWBOアジアパシフィック・スーパーライト級王座を獲得。いやー、ハイレベルな攻防の凄い試合でしたね。苦しい試合だったが、接戦を制した浩樹はまだまだ強くなる伸び代も感じれた。ヒーローインタビューも最高でした。

 

 

堤聖也vs増田陸

スイッチスタイルvsサウスポー。堤はサウスポーでスタート。1.2Rは増田の長く鋭く速いジャブが上回った。堤のリターンもスリリングでタイミング合ってて、目の離せない展開。4R王者堤が仕掛けてペースを強引に引き寄せる。圧かけながら、呼び込んでカウンター。強い王者だ。増田も負けてなく左アッパーで堤の右目上を切り裂いた。ヒッティングによるカットでドクターストップになったら新王者誕生というアドバンテージ。5R終了時の公開採点は三者48-47で堤×1、増田×2。6R不利を取り返そうと王者が圧強める。相打ち覚悟の超攻撃的モード。骨太ガチマッチメイクめ苦しい試合も経験してきた王者と、キャリア4戦目の挑戦者の差を少し感じた。7.8R一進一退ながら増田は効いた素振りがハッキリ見えて堤の方が見映えがいい。堤はドクターチェック入らないの不思議なぐらい出血してるが…。9R堤が更にペースアップ。スタミナえぐい。10R増田も最後の気力を振り絞って、どちらが倒れてもおかしくないぐらいの打ち合い。大満足の激闘死闘は判定に。96-94×1、97-93×2の3-0で王者・堤が日本バンタム級タイトルを防衛。

増田はまだまだ強くなるでしょう。上半身、頭だけでも常に動きがあれば良いかなと。下半身はガッチリ、首は柔らかくダメージを逃すイメージ。と、ド素人が申しております。笑

王者・堤はモンスタートーナメント優勝にも王手ですね。不利な場面をひっくり返せる戦術の幅も見せた。穴口が前半ポイント取れるかもだけど、後半に捕まるシーンがクッキリ見える…。

 

 

松本圭佑vsリドワン・オイコラ

オイコラの入場のときに替え玉事件の首謀者疑惑のあるボビー・オロゴンの姿が…。平仲明信会長が「ボビーは海外を飛び回って連絡つかない」と言ってたのも嘘だったのねと僕は思いました。細川バレンタインが「日本にいるナイジェリア人にロクなやついない」説が本当なんだなと思った。しょーもな。。

最初の何ラウンドか見て、ミラモンとオイコラが同じスタイルだと分かった。体格に勝るミラモンがデカくて速くパワーもある、オイコラの上位互換だ。ハイレベルな攻防なんだけど、最後まで淡々と盛り上がりが少ない展開でミラモンが3-0判定の完勝。WBOアジアパシフィック・フェザー級ベルト獲得&日本フェザー級の王座防衛。

今日の内容だと世界とは思えなかったので、アジア三冠の残り1つを持っている、アマチュア時代からの堤駿斗と世界前哨戦も絡めて激闘となったら、勝敗に関わらず、どちらにも筋金がバッキバキに入ると思う。実現してくれないかなー。

 

 

中身が濃すぎて終わったのは22時過ぎだったが、大満足の試合だった。ボクシング最高!

 

 

さよならー

コメントを残す