パリオリンピックの柔道団体戦を見て夜更かしし（最後のルーレットはインチキだよね）、ボクシング57kgは起きてられず、寝起きでTVerのハイライト視聴（タイトルに負けたことが分かる文言入れるなボケ！）して、9時ぐらいからDAZNのPPVでリヤドシーズンのアメリカ初進出興行を見た感想文です。

 

 

WBOインターナショナル & NABFヘビー級タイトルマッチ

ジャレッド・アンダーソン vs マーティン・バコール

1R アンダーソンの動きイマイチなところにバコーレの圧が強くて苦しい立ち上がり。アッパーで体勢崩されたところにストレートからワンツーでアンダーソンがダウン。ゴングに救われた。2Rアンダーソンがボティでスタミナ削っていこうとするが、バコーレは構わずまえに。3Rバコールがロープに詰めてフックアッパーでアンダーソン苦しむ。なんとか速いコンビネーションで応戦するがキツい。4Rバコールの右ストレートが伸びる。ガードの上からでもダメージ与えていく。5Rアンダーソンがサウスポーにスイッチして反撃を試みるが、バコーレのアッパー連打でアンダーソン2度目のダウン。ふたたびアッパーから右ストレートで3度目のダウン。立ち上がったがフラフラで2.3発被弾したところでレフリーストップ。倒れ方の衝撃がヘビー級でしたな。前評判的には番狂わせだったが、バコーレは強かった。

 

 

アンディ・ルイス vs ジャレル・ミラー

ミラーの方が14kgぐらい重い。見た目もデカい。アンディは顔はほっそり、お腹はポッチャリ。久しぶりの試合でキレがない。4Rから疲れの見えるアンディをミラーが押し込む。5Rミラーは相当パンチをねじ込んだ。中盤以降アンディも盛り返すシーンあるものの、ミラーのペースで試合は進み判定勝ちかと思ったら、

116-112ミラー、114-114×2

でドローに。アンディは5Rで拳を痛めたみたいだが、再戦はしないでいいです。お互い違う相手とやってヘビー級を盛り上げて欲しい。

 

 

WBA世界スーパーライト級タイトルマッチ

イサック・クルス vs ホセ・バレンスエラ

オーソドックス vs サウスポー。クルスがリアル幕之内一歩スタイルでガード固めて前進あるのみインファイトから強打を振るう。バレンスエラはロープにつまらないようにフットワーク&ジャブ、押し返すパワーもある。12R完徹できる気はしなかったが、最後までクルスを空転させてバレンスエラの方がやりたいボクシングをして判定へ。

116-112バレンスエラ、115-113クルス、116-112バレンスエラ

チャンピオンが入れ替わった。これで9.3に平岡アンディがイスマエル・バロッソに勝って挑戦権を獲得したらバレンスエラと、クルスより断然やりやすいファイトスタイルで楽しみ増し増し。

 

 

メイン前にエミネムのライブ。3150FIGHTの誰？ってライブよりは楽しめた。

 

 

WBA世界スーパーウェルター級タイトルマッチ & WBO同級暫定王座決定戦

イスマエル・マドリモフ vs テレンス・クロフォード

マドリモフが会場入りする時、目がガンギマったムロジョン・アフマダリエフがお供してた。

オーソドックスvsサウスポー。1R静かな立ちあがり。2Rほぼ互角だがクロフォードのボディーへのワンツーを取ろう。3R クロフォードが上手い、マドリモフもスピード負けしてない。4R両者クリーンヒットなし。どちらも反応がいい。5Rマドリモフの右が2発ヒットした。6Rクロフォードのコンビネーションに。7R 眠気が…。8R クロフォードの有効打が上回る。9R マドリモフの右ストレート。10R 難しい。11Rクロフォードでしょう。マドリモフ少しバテたように見える。12R クロフォード、パンチのアングルの多彩さで上回る。全体的にクロフォードが少し上回ったかなという印象で判定に。

116-112、115-113、115-113

の3-0でクロフォードが4階級制覇達成。マドリモフはもうちょっと出来た気がするけど、出させなかったクロフォードのパワー&テクニックを褒めましょう。しかし、2階級上のカネロ・アルバレスとのドリームマッチは夢のままにしといた方がいいとも思った。

 

 

リングサイドに新旧世界王者がズラリで豪華でした。順不同。

ロベルト・ドゥラン（デュラン）、フリオ・セサール・チャベス、マイク・タイソン、オスカー・デラホーヤ、ワシル・ロマチェンコ、デビン・ヘイニー、ジェシー・ロドリゲス、ジャロン・エニス、ショーン・ポーター、アンドレ・ウォード、シャクール・スティーブンソンなどなど。

 

途中の9時からで見終わったの15時、、最初から見た人は約10時間になる。さすがに長すぎだろう。。

 

 

さよならー