有明アリーナで「PRIME VIDEO BOXING 10」を現地観戦した感想文です。苦手な有明アリーナでテレビ観戦の予定だったのですが招待されたので。
WBO世界ライトフライ級王座決定戦
岩田翔吉 vs ハイロ・ノリエガ
ノリエガがパッキャオと同じ入場曲でリングイン。SHORKYは山本KIDゆずりのリズムで。少し緊張してるかな。
ノリエガ上半身をハイテンポで動かして左右のフック強振。SHORKYは丁寧にジャブ突く。ボディーも打って後半倒す布石うつ。3RにSHORKYが右アッパーでダウン奪って、立ち上がってきたところを左フックでフィニッシュ!帝拳ジムに久しぶりの世界チャンピオン誕生。いいオープニングマッチだった。ヒーローインタビューでは「矢吹正道と戦いたい」とアピールしたが、矢吹は「フライ級にあげる」と言ってたのでどうなるか。見たいけどなー。
WBA世界フライ級タイトルマッチ
ユーリ阿久井政悟 vs タナンチャイ・チャルンパック
タナンチャイがタイポップ?で入場。ユーリは今回「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の音楽&コスチューム。かなり滑ってたよね。東京ドームのグレムリンの方が好きです。
静かな立ち上がりだったが、ユーリのジャブでタナンチャイは下がらせられる。反撃してもブロックでビクともしない。3Rから右ストレートもアジャストして6Rにギアアップ。ユーリはコーナーに詰めるのうまい。ただ決めきれないし、タナンチャイがアウトボクシングでポイント取ってるようにも見える。エキサイティング足りない感じで進んで10Rにはユーリがボディー効かされたような。最後はユーリが攻めて判定へ。ギリ勝ったかなと思いました。判定は
115-113ユーリ、115-113タナンチャイ、117-111ユーリ
入場でスベったのが影響しましたかねぇ。
ハイボール買いに行ったら売店の前で1試合目でSHORKYに負けたノリエガがポテトフライ食べながらビールがぶ飲みしてた。笑
WBC世界フライ級王座決定戦
寺地拳四朗 vs クリストファー・ロサレス
ロサレスの横にはカネロ!ケーーンの入場はやはり盛り上がる。
ケーーンはフェンシングのようなボクシング。細かいステップ(特に後ろ脚)から突き刺すジャブ。防衛重ねてたときよりも攻撃的なスタイル。3Rには右ストレートを打ち下ろしてロサレス後退。カネロが立ち上がり檄を送るのが見えた。4Rもケーーンが支配と思いきや終盤にサウスポーにスイッチしたロサレスの左を被弾してあわやのシーンあり。5Rロサレスがオーソドックスに戻すとケーーンの右が当たりやすくなる。ケーーンは常に相手をロープに詰めて逃がさないフットワークが出来ますね。その後もほとんどケーーンが圧倒して11Rにロサレスが鼻の負傷でドクターストップ。圧勝で2階級制覇達成!フライ級で4団体統一いけると思うぐらい強かった。
WBA世界バンタム級タイトルマッチ
井上拓真 vs 堤聖也
堤がステッペンウルフ「Born To Be Wild」で入場。すごい似合ってて鳥肌立った。すでに目がキマッテル。拓真はいつもの幻想的な感じで落ち着いており対照的。接戦になる予感がしたのでラウンドマストで採点する。
1R拓真。堤はオーソドックスでスタート。初の世界戦に慣れるかのように大きく色んな動きするが、拓真は冷静にジャブで距離測って、近距離はアッパーで対処。
2R堤。堤が少しほぐれて左を当てた。
3R拓真。堤がロープに詰めてラッシュ仕掛けるが、かわして右アッパーを突き上げる。右ストレートもタイミング合ってきた。
4R堤。右ストレートがカウンター気味にヒット。ちょっと拓真をムキにさせた。
5R堤。右を2.3発ヒットさせた。それほど効いてはないが拓真がバランス崩したので。
6R拓真。堤が前に出てコンビネーションをガードの上から当てて応援団を沸かすが、拓真は的確にリターン返してた。
7R拓真。堤の空振りが目立つようになってきた。拓真の有効なヒッティングで堤がカット。
8R堤。勝負かける。手数の差で圧倒してポイントGET。
9R拓真。堤の追い足が少し鈍った。
10R堤10-8。堤の左フックで拓真がダウン宣告された。ロープダウン?スローで見たらダウンじゃない気がしたが。ここにきてマイナス2ポンイトはデカい。
11R堤。気を良くした堤が思い切りよく、少しだけ打ち勝った気がする。
12R堤。最後まで攻め立て判定へ。
公式ジャッジは、、
114-113、115-112、117-110
堤が3-0判定勝ちで新チャンピオンに!気迫でポイント重ねた。拓真は横綱相撲やろうとして受けすぎた。手数が足りなく、ポテンシャルと余力を持て余した気がする。堤が出させなかったとも言えるけど。
キャラの立った無敗のチャンピオン誕生でバンタム級さらに熱くなるね。ファッション雑誌にも登場して新規ファン獲得お願いします。
会場出たら、新豊洲駅までの導線を規制されており、めっちゃ遠回りさせられ、さらに有明アリーナのイメージが悪くなりました。。やっぱり嫌いっすわー。明日も行くけど。笑
さよならー
武居比嘉の判定があったから、判定が逆になる心配はしていた。正しい判定が出たのは驚きもあった。皮肉なことに拓真陥落で大橋興行のイメージは守られたと思う。
さあ、堤よ!ヒガゴンと決着をつけるのだ!前回引き分けだったじゃないか!?引退撤回させて、白黒つけよう!!そしてヒガゴン、戻ってきてくれ!決着つけねばならぬ相手がいるぞ!!
因縁の堤vs比嘉実現ならデラホーヤさんの無酸素イッキ飲みラッシュか!!?
堤聖也vs比嘉大吾2もいいですね!ただ先に大橋ジムからの刺客として武居由樹を希望します!
無酸素イッキ飲みはいたしません!笑