
ボクシングナビ プレミアムラウンジ vol.12 配信中!

元WBO世界ミニマム級王者福原辰弥が衝撃を受けた試合ベスト3をチョイスする記事を見つけたのでYouTubeで試合動画を見た感想文です。
東スポ
元世界王者・福原辰弥氏が選んだ衝撃ボクシング試合トップ3 1位は大曲輝斎が1R3発でKO勝利
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/345329
元世界王者の「福原辰弥」よりも「大曲輝斎」の方がパワーワードな記事タイトルだ。YouTubeにすべてフル動画があり、試合部分だけならば、すべて見ても10分ぐらいで見れるのでオススメですよ。
1位 2005年9月23日 パシフィコ横浜
日本ウェルター級タイトルマッチ
大曲輝斎 vs 湯場忠志
挑戦者の大曲がゴングと同時に猪突猛進で襲い掛かり体ごと右ストレート?フック?頭突き??みたいなパンチで1度目のダウン奪い、立ってきたところ左フックで2度目、湯場はフラフラだが、超はやいストップをすることで知られるビニーテマーチンは続行、再開後すぐの左フックで3度目のダウンと同時に試合終了。1ラウンド40秒、パンチ3発で日本タイトル奪取って……ギネスブックに申請したら承認されそう。ギネスブックってまだあるか知りませんが。
引退したあとの大曲はアル中になって、傷害容疑で逮捕もされてましたねぇ。。元気だといいのですが。
2位 2011年4月9日 ラスベガス・MGMグランド
ミドル級8回戦
石田順裕 vs ジェームズ・カークランド
この試合はWOWOWエキサイトマッチで見て驚いた。カークランドは27戦全勝24KOの世界ランカーだったので石田は圧倒的不利予想でしたが、始まったら石田の逆ワンツーが冴え渡る。サウスポーに右から入るのって有効なのか。単発じゃなくコンビネーションで、かつコンパクトなのもいいですね。1ラウンド1分52秒でリング誌の「アップセット・オブ・ザ・イヤー」を獲得。トレーナーのルディ・エルナンデスと岡部大介さんが超喜んでますね。リングサイドにはキャメラにハマってた頃のドネアも。
勝った石田は一気に名前が売れてポール・ウィリアムス→ディミトリー・ピログ→ゲンナジー”GGG”ゴロフキンの3連戦をゲット。負けたカークランドは復帰後に連勝するがモロさが見え隠れするようになり、サウル”カネロ”アルバレスに完全粉砕されるんですねぇ。
3位 2011年2月19日 ラスベガス・マンダレイベイ
WBC & WBO世界バンタム級統一タイトルマッチ
ノニト・ドネア vs フェルナンド・モンティエル
これもWOWOWエキサイトマッチで見た。モンティエルが2団体統一王者、WBCのベルトは長谷川穂積から奪ったもの。ドネアは前戦でウラジミール・シドレンコを圧巻のパフォーマンスで血祭りにあげていた。両者全盛期で迎えたバンタム級頂上決戦。試合決まったときからワクワクしたもんです。
1Rドネアのパンチが閃光です。とくに代名詞の左フックはキレキレ。左手はガード下ろしバックステップでかわしてからのステップインも速い。モンティエルの構えもいかにも強そうでカッコイイ。しかしスピード差がありましたね。後出しの左フックでコメカミの骨が陥没する衝撃…。モンティエルよく立ったし、続行させたレフリー怖っ。2発余計でしたね。まともにヒットしないで(わざとジャストミートさせなかったのかな)よかったですよ。シビれる試合でした。あ、リングアナウンサーのルぺ・コントレラスは「ドナイレ」派なのね。
水道橋にあった伝説のボクシングバー『GLOVE』に飾ってあった写真。
世界一のボクシングキャメラマン福田直樹さん撮影だったと思う。
いやー、3試合とも懐かしかった。いい試合を見返すきっかけを作ってくれてありがとう。御礼に福原さんが会長を務めるジムの宣伝をしよう。
AZUL BOX&FIT GYM
住所 熊本市北区四方寄町1460-4 リブズビル3階
電話 070-1940-4737
【日本一!?敷居の低いボクシングジム】 ボクシングの技術を学びたい方はもちろん初心者や女性、キッズも通いやすいボクシングジムで元世界チャンピオンが丁寧に指導します
お近くの方は体験から是非!
さよならー